エンバイオ・ホールディングス(6092)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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エンバイオ・ホールディングス(6092)の株価チャート エンバイオ・ホールディングス(6092)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】 エンバイオ・ホールディングスグループは、持株会社であるエンバイオ・ホールディングス、連結子会社16社、関連会社3社及びその他の関係会社1社により構成されており、国内を中心に3つの事業を展開しております。  第一の事業は、土壌汚染問題を解消し、安心・安全な国土利用に貢献する土壌汚染対策事業です。有害物質で汚染された土地の調査と浄化を行って、その土地を安心かつ安全に利用できる状態に改善する事業です。第二の事業は、土壌汚染対策事業のノウハウと価格競争力を生かして、土壌汚染の存在する土地や強く疑われる土地の売買や有効活用を促進するブラウンフィールド活用事業です。これは合理的な土壌汚染対策を裏付けに持続可能な土地利用を推進し、循環型社会の実現に貢献する事業です。ブラウンフィールドとは、土壌汚染が原因で本来の価値が著しく毀損され、売買や有効活用が困難となった土地のことです。第三の事業は、自然エネルギーへの転換を推進し、脱炭素社会の実現に貢献する自然エネルギー事業です。土壌汚染がある土地の有効活用策として太陽光発電所を検討したことがきっかけで始まり、第三の収益源に成長した事業です。 なお、エンバイオ・ホールディングスは、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 [エンバイオ・ホールディングスグループの特徴について] エンバイオ・ホールディングスグループの特徴は、主力事業である土壌汚染の調査・対策工事に加えて、土壌汚染地の有効活用に資する解決策をワンストップで提供している企業グループであります。 主力事業の土壌汚染対策事業は、不動産売買及び不動産開発における重大なリスクとして広く認識されるようになった土壌汚染の対策が必要な企業等に対し、土壌汚染問題を解決するためのサービス・商品を提供しております。 ブラウンフィールド活用事業では、現状有姿でブラウンフィールドを直接取得することにより、土壌汚染リスクを土地所有者からエンバイオ・ホールディングスグループに移転し、浄化した後に売却し資金を回収しております。 自然エネルギー事業については、特定目的会社を設立し、太陽光発電所を地域ごとに管理・運営しております。国内に加えて中東に現地法人を設立して、海外での事業展開を積極的に行っております。  エンバイオ・ホールディングスグループの事業における位置付け及びセグメントは、次のとおりであります。セグメントの名称主な事業内容会社名土壌汚染対策事業・土壌汚染の調査、対策工事の設計・施工、施主へのリスクコンサルティングを行う事業・M&Aの際に求められる環境デューデリジェンスを行う事業株式会社エンバイオ・エンジニアリング恩拜欧(南京)環保科技有限公司・原位置調査・原位置浄化に使用する機器・資材・浄化用薬剤の輸入販売を行う事業・水処理設備等の設計・施工・維持管理及び建築工事を行う事業株式会社エンバイオ・エンジニアリングブラウンフィールド活用事業・土壌汚染地の買取再販・賃貸並びにコンサルティングを行う事業・権利調整案件の買取再販・賃貸を行う事業株式会社エンバイオ・リアルエステート株式会社土地再生投資自然エネルギー事業・再生可能エネルギーを利用した売電事業・再生可能エネルギープロジェクトへの投資事業・再生可能エネルギープロジェクトの開発、EPC及びO&Mエンバイオ・ホールディングスヴェガ・ソーラー合同会社アルタイル・ソーラー合同会社ソーラー年金株式会社太陽光パーク2合同会社株式会社エンバイオC・エナジーMaF合同会社エンバイオC・ウェスト合同会社株式会社エンバイオ・ネクテスEnbio Middle East FZE LLCEnbio Lel Taqa FZC LLCDEFNE ENERGY INVESTMENT INDUSTRY TRADE LIMITED-グループの統括管理エンバイオ・ホールディングス各事業の詳細は、次のとおりであります。 (1) 土壌汚染対策事業 土壌汚染対策事業は、株式会社エンバイオ・エンジニアリングが行っております。土壌汚染対策とは、顧客企業が所有する事業場を閉鎖後、事業場跡地の売却及び再開発を行う際にその土地が特定有害物質で汚染されていないかを確認するための調査、汚染が確認された土地について指定基準に適合させるための浄化工事あるいは健康被害を防止するための汚染拡散防止措置の設計・施工、並びに土地の買手、行政、近隣住民等利害関係者とのリスクコミュニケーションを通して問題解決を図るプロセスを指しております。 本事業においては、主に以下の7つのサービスを提供しております。 ① 土壌汚染調査 土壌汚染調査では、事業場を閉鎖後、その跡地の売却又は再開発を計画している顧客企業、あるいは何らかの原因による特定有害物質の漏えいを確認した顧客企業からの依頼を受け、土壌汚染対策法に準拠した地歴調査(土地の使用履歴情報を基に土壌汚染の可能性を評価する調査)、土壌汚染状況調査(対象地から採取した試料を分析して土壌汚染の有無を確認する調査)、土壌汚染詳細調査(土壌汚染の存在が確認された土地の平面方向と深度方向での汚染範囲を確定する調査)の計画を策定し、現地調査を実施し、その結果を報告書にまとめて顧客企業に報告するものです。土壌汚染の状況に応じて行政及び土地の買主等の利害関係者への報告を行うとともに、汚染拡散防止計画及び浄化工事計画の策定を行って対応策について提案しております。 本サービスでは、独自技術としてダイレクトセンシング(注)を駆使して立体的に汚染状況を可視化する原位置三次元調査による土壌汚染の範囲の絞り込みを行い、費用対効果の高い対策工事の対応策を提供しております。 また、不動産開発業者向けには、不動産開発において高額かつ費用が上振れる可能性のある土壌汚染対策工事の工事費用を事業計画段階で確約・保証するための調査(プレアセスメント調査)を計画・提案しております。プレアセスメント調査を受託した場合は、調査結果に基づき、土壌汚染対策工事の工事金額を確約・保証した提案書を提出いたします。なお、万一、対策工事のコストが上振れた場合のリスクヘッジとして、エンバイオ・ホールディングスは上振れ分の補填を受けるための保険に加入しております。 ② 土壌汚染対策工事 土壌汚染調査の結果を精査し、土地の利用用途、行政の指導、利害関係者の要求水準等を勘案して土壌汚染の対策計画を立案し、浄化工事或いは汚染拡散防止措置の設計、施工、施工後の効果確認を行い、一連のプロセスと対策結果を報告書にまとめて顧客企業に報告するものであります。顧客企業の要請に応じて行政及び利害関係者等との協議・折衝・報告も行っております。 本サービスでは、汚染土壌を掘削せずに地中の汚染物質を分解する「原位置浄化」と呼ぶ工法並びに汚染土壌を掘削して場内で汚染物質を分解・除去した後に埋め戻す「オンサイト浄化」と呼ぶ工法と従来型の汚染土壌の「掘削除去」工法を組み合わせた提案を行うことにより、顧客企業にとって、低コスト、短工期、低環境負荷での土壌汚染対策を提供しております。 ③ 定期モニタリング 土壌汚染調査の結果、土壌汚染の存在が確認された場合に自主的あるいは法令の定めにより、地下水の定期的な水質調査を行い、その結果を報告書にまとめて顧客企業と必要に応じて行政に報告するものであります。 本サービスでは、顧客企業にとって汚染の拡散防止が図れるとともに汚染が深刻に拡散する前に汚染拡散防止計画を策定して、対策工事に移行することができるため、経済性の高い土壌汚染対策を提案しております。 ④ 土壌汚染関連機器・資材販売 土壌汚染関連機器・資材販売では、土壌汚染対策の現場で有効性の確認されている土壌汚染調査及び浄化工事用の専門機器・資材及び浄化用薬剤を、土壌汚染調査並びに土壌汚染対策工事を行う業者向けに販売しております。 ⑤ 水処理設備等の設計・施工 土壌汚染対策工事の一環として実施してきた地下水汚染対策で蓄積した揚水処理設備やジェットポンプ、凝集沈殿・濁水処理設備等の設計・施工技術を活用して、工場の廃水処理や建設現場の濁水処理のニーズに対応したエンジニアリングサービスを展開しております。 ⑥ 建築工事 土壌汚染調査、土壌汚染対策工事の延長として、跡地における建築工事を提供することでワンストップサービスを展開しております。中規模の商業店舗向け建物の建築工事を主に手掛けております。 ⑦ 環境デューデリジェンス 土壌汚染調査及び土壌汚染対策工事のノウハウを生かした環境リスクの経済的な評価を、企業がM&Aを行う際に実施する環境デューデリジェンスとして提供しております。 (2) ブラウンフィールド活用事業 ブラウンフィールド活用事業は、株式会社エンバイオ・リアルエステート及び株式会社土地再生投資が行っております。国内の土壌汚染対策市場では、大手企業が保有する工場跡地等の土壌汚染対策が進んでいる反面、中小企業が保有する土地の土壌汚染対策は、土壌汚染調査及び土壌汚染対策工事に要する資金の不足が原因でなかなか進んでおりません。本事業では、中小企業が保有している土壌汚染地又は土壌汚染の可能性が高く、そのままでは売買が成立しにくい土地について土壌汚染リスクを見込んだ価格の現況有姿で購入し、土地所有者として土壌汚染浄化工事及び汚染拡散防止措置を施した後に、必要に応じて行政への届出を行って再販あるいは賃貸しております。 土壌汚染リスクについては、エンバイオ・ホールディングスグループの土壌汚染対策事業で蓄積した実績とノウハウを基に算定し、購入した土地の土壌汚染浄化工事及び汚染拡散防止措置は、株式会社エンバイオ・エンジニアリングが行っております。顧客にとっては、土壌汚染対策のための費用を確定させ、また煩雑な法的な手続きを自らが行うことなく、短期間に土壌汚染のリスクを切り離すことができると同時に土地の売却収入が得られるというメリットがあります。 (3) 自然エネルギー事業 自然エネルギー事業は、土壌汚染地の有効活用策の一つとして太陽光発電による売電事業を検討したことがきっかけで始まりました。既に国内外の太陽光発電所(インドネシアにおける関与発電所含む)は、総発電量100MWを達成し、順調に事業を拡大しております。太陽光発電所の運営については、特定目的会社を設立して地域毎に管理しております。稼働中の太陽光発電所からは安定的な売電収入が得られ、エンバイオ・ホールディングスグループの成長戦略を財務的に支える事業にまで成長いたしました。 国内では、固定価格買取制度の買取価格の低下に伴い収益性が低下しており、新規案件の開発が難しくなってまいりました。そのため、固定価格買取制度に依存しない売電事業の開発に加えて、海外での有望な事業機会を探って投資を実行した結果、オンサイト/オフサイトPPA(相対での電力需給契約)事業を拡大し、固定価格買取制度に依存しない売電事業を確立しました。またヨルダン、UAEでの売電事業に加え、新たにスリランカでの事業機会の検討を開始しております。 株式会社エンバイオC・エナジーは、株式会社シーアールイーが開発する物流施設「ロジスクエア」の屋根を活用して太陽光発電所を設置し、グリーン電力を倉庫のテナントに供給することを主な事業としております。今後、「ロジスクエア」シリーズにおいて、相互に再生可能エネルギーを融通しあうスキームの構築や第三者施設への再生可能エネルギーの供給も順次実現しております。MaF合同会社は、商業施設、工場、事業場等の屋根や駐車場を賃借して太陽光発電所を建設、所有し、発電したグリーン電力を直接施設の電力需要者に長期契約で販売する事業を展開しております。また、脱炭素社会の実現に向け、CO₂削減に取り組む企業に対して非化石証書の販売や再エネ電力を供給するサービスも展開しております。 株式会社エンバイオ・ネクテスは、太陽光発電所や系統用蓄電所の開発、EPC及びO&Mを行うことを主な事業としております。太陽光発電所は主に「ロジスクエア」をはじめとする屋根上案件に注力しております。系統用蓄電所用地の開発ではパイプラインが130を超えており、事業性の確認を順次進めております。 海外では、UAEに設立した事業開発拠点となる子会社(Enbio Lel Taqa FZC LLC)を通して、案件発掘とプロジェクト管理を行っております。ヨルダンにおいて、地下水を水源とする水供給事業に必要な電力を発電し、長期契約を通じて水供給事業者へ安定的に供給しており、5案件が稼働しております。また、ドバイにおいて、顧客企業に電気を供給しており、1案件が稼働しております。 用語解説(注) ダイレクトセンシング プローブと呼ばれる地中に打ち込むことのできるセンサーを用いて、打ち込んだ深さにおける電気伝導度及び有害物質濃度等の情報を連続的に収集することができる検出方法。米国では、土壌汚染調査で汚染範囲を絞り込むために標準的な方法として普及しています。 [事業系統図]

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 エンバイオ・ホールディングスグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてエンバイオ・ホールディングスグループが判断したものであります。 (1) 経営方針 エンバイオ・ホールディングスは、「環境問題に技術と知恵で立ち向かう」というパーパスに基づき、「環境問題の解決と健やかな環境づくりを推進し、持続可能な社会の構築に貢献する」というビジョンを掲げて、「環境保全に役立つサービスや製品の提供」をミッションとしております。「地盤環境・エネルギーに関わる問題解決を担う企業集団」として社会的課題を解決し、持続可能な社会の構築に貢献するために、以下の3つの事業を展開しております。① 土壌汚染対策事業② ブラウンフィールド活用事業③ 自然エネルギー事業 エンバイオ・ホールディングスグループでは、上記事業を通して取り組む重要課題として以下に示す4つを定めております。① 安心・安全な国土利用への貢献(土壌汚染対策事業)② 循環型社会の実現への貢献(ブラウンフィールド活用事業、自然エネルギー事業)③ 脱炭素社会の実現への貢献(自然エネルギー事業)④ 環境問題解決で国際社会への貢献(土壌汚染対策事業、自然エネルギー事業) また、以下に示す6つの経営方針のもとで事業を実施し差別化を図り、企業価値の最大化を目指してまいります。① 顧客満足を第一に考え、成果、品質、価格、アフターサービスにおいて、期待以上に満足してもらえるように継続的な改善に努める② 競争力のあるサービスと製品を提供し続けるために、バイタリティーとスピードをもって技術革新に挑戦し、新たなイノベーションの創出を目指す③ 展開する事業領域内において№1を目指す④ 国内で事業基盤を固めグローバルに展開することを目指す⑤ グループの相乗効果と総合力を生かして、継続的で質の高い成長を目指す⑥ 社員が安心して業務を遂行できるように、社内環境・待遇の継続的な改善に努める (2) 経営戦略等 エンバイオ・ホールディングスグループは2026年5月15日に2031年3月期を最終年度とする「中期経営計画2030」を公表いたしました。同計画においては、「100年成長する会社の基礎を創る~ステークホルダーすべてが誇れる会社へ~」を基本方針に掲げ、持続可能な「環境」と「企業」の両立を図りつつ、中長期的な企業価値の向上を目指しております。具体的には、以下の成長戦略を推進するとともに、キャッシュアロケーション方針の明確化のもと、株主還元及び成長投資のバランスを図り、適切な財務レバレッジを活用した資本コントロールを実施してまいります。 ① 土壌汚染対策事業(新:環境ソリューション事業)・リスク評価から原位置浄化までの一貫したソリューション提供による受注拡大・リスク評価との連携及びDX活用による施工モデルの高度化・PFAS地下水対策工法の展開と水処理分野の内製化の推進・部門横断的な連携強化による営業力の向上・特定分野における建築案件の受注拡大・M&Aを契機とした環境リスク対応の高度化とグローバル展開の推進② ブラウンフィールド活用事業(新:不動産再生事業)・開発・改修を含む企画開発力の強化による付加価値向上・金融機関及び専門家との連携強化・環境ソリューション事業との連携による差別化の推進・保有資産の適切な入れ替えによる資本効率の向上・アセットタイプの拡充による収益機会の多様化・インサイドセールスの活用による営業効率の向上・自然エネルギー事業との連携による土地活用の高度化・関東圏以外へのエリア展開の推進 ③ 自然エネルギー事業・FIP制度の活用やCO₂削減ニーズへの対応による事業機会の拡大・CO₂削減、気候変動への対応・オンサイト/オフサイトPPAモデルの展開強化・キャピタルリサイクルの推進による成長の加速・成長性の高い国・地域及び事業分野への海外展開の推進・エネルギー需要の拡大及び価格上昇への対応並びに電力需給の安定化及び調整力ニーズの拡大への対応 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等「中期経営計画2030」において、連結売上高、営業利益、ROE等の経営指標を設定し、その達成に向けて取り組んでまいります。 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上・財務上の課題 エンバイオ・ホールディングスグループの属する土壌汚染関連業界の国内市場は、2019年4月の土壌汚染対策法の一部改正により土壌汚染調査の契機が拡大し、年間の調査件数は増加傾向が続いておりますが、完全浄化から土地利用目的に応じた健康被害防止に目的を絞った合理的な対策手法へのシフトが進み、調査・対策の受注高は年間700~900億円程度でほぼ増減なく推移しております。収益拡大のためには、土壌汚染対策事業における土壌汚染調査と土壌汚染浄化工事だけでなく、ブラウンフィールド活用事業におけるそれらと連動する土壌汚染地の買取や利活用サービスを包括的に市場に投入して、顧客の幅広いニーズに応えることが不可欠だと認識しております。 自然エネルギー事業については、固定価格買取制度(FIT制度)に依存しない事業スキームの構築を進めており、多様な需要に対応してまいります。一方、太陽光発電所の経年劣化に伴う発電量低下への対応が必要であり、発電量の向上に向けた施策に加え、蓄電池の活用を含む適切な維持管理の徹底が重要な課題であると認識しております。 これらを踏まえて、以下のような課題に取り組み、競合他社とのより一層の差別化を図ることにより、業容の拡大に努めてまいります。 ① 土壌汚染対策事業とブラウンフィールド活用事業との相乗効果の最大化 エンバイオ・ホールディングスグループは、株式会社エンバイオ・リアルエステートを通してクリーニング工場やガソリンスタンド等の小規模な土壌汚染地の買取・浄化・再販事業(ブラウンフィールド活用事業)で数多くの実績を蓄積してまいりました。株式会社土地再生投資のノウハウ活用による規模の効果と土壌汚染地の出口戦略の多様化に寄与することによって、土壌汚染対策事業とブラウンフィールド活用事業との相乗効果の最大化を目指しておりますが、現時点では、産業用地の土地取引における潜在的な売手となる土地所有者の情報入手とアプローチが課題であると認識しております。グループ横断的なコンサルティング営業を徹底し、土壌汚染対策から土壌汚染地活用までのワンストップソリューションによる事業拡大に努めてまいります。 ② 土壌汚染対策事業における品質管理及びリスク管理の強化 土壌汚染対策事業においては、顧客開拓が奏功し大型の土壌汚染対策工事が増えてまいりました。大型案件については、品質管理や原価管理の巧拙により利益が変動する事業リスクが大きいと認識しております。営業担当、技術担当、工事担当が複眼的に案件を俯瞰する品質管理体制を徹底して品質の向上と原価の低減を図るとともに、安全管理担当・品質管理担当を中心に安全対策のより一層の徹底を図ることでリスク管理に努めてまいります。 また、受注金額が一定金額を超える土壌汚染対策工事については、工事進行基準を適用し、月次でのタイムリーな原価管理による精度向上に努めてまいります。 ③ 土壌汚染対策事業における多様な技術及びノウハウによる競争力の強化 現在までに多数の企業の参入と様々な土壌浄化技術が実用化された結果、国内では土壌汚染リスクに対する顧客の理解が進み、競合企業間での競争が激しく、工事単価の低価格化が進んでおります。同時に新たな汚染物質として、欧米では問題化してきたPFAS(PFOA、PFOS)に関する関心が高まってまいりました。こうした市場環境においては、掘削除去に偏重していた顧客ニーズにも変化が見られ、多様な技術やノウハウによる高付加価値サービスで他社との差別化を図ることが、競争力強化の鍵と認識しております。顧客ニーズに迅速に対応できるよう、技術戦略部を中心に新技術、新工法の開発・導入・提案体制を強化し、大学との共同研究による汚染物質分解微生物を用いた開発、米国から新たな原位置透過壁工法(プルームストップ工法)の導入、新規対象物質PFAS(PFOA、PFOS)に対応した対策技術の開発、PFAS(PFOA、PFOS)フリー製品の販売等を行ってまいります。 施工実績数と低事故率により審査を通過し、国内企業では初めて付保できた責任施工保証保険及びこれまで蓄積してきた土壌浄化工事の設計・責任施工ノウハウを裏付けとして、土壌汚染対策工事の費用総額を保証するサービス(プレアセスメント調査)を商品化いたしました。土壌汚染リスクを早期に確定させたい土地所有者やデベロッパー向けのリスク移転商品として拡販を行ってまいります。 ④ ブラウンフィールド活用事業におけるコンサルティング営業の強化 取り扱う物件の規模を中規模から大規模にスケールアップすることによる収益の拡大を目指しておりますが、不動産市況が活況で大手不動産各社の仕入が旺盛であり、かつ、多少の土壌汚染リスクは許容した上で購入しているため、大型物件の仕入競争が激しくなっております。土地所有者から土壌汚染問題の相談を受け、リスク評価と解決策を提案する際に、一案として買取を提案するといったコンサルティング営業を強化することに加え、信託銀行や大手不動産仲介から土壌汚染の可能性のある産業用地売却に関する情報量を増やし、大手不動産各社との差別化を図ってまいります。 ⑤ ブラウンフィールド活用事業における資本効率の改善 ブラウンフィールド活用事業では、販売用不動産及び収益物件を購入しており、案件ごとの販売計画、収益計画の管理強化による資本効率の改善が課題と認識しております。収益物件の入れ替えを進めることで、販売用不動産と収益物件の構成の見直し、また、販売用不動産の販売サイクルの短縮に努めることで、資本効率の改善を図ってまいります。 ⑥ 自然エネルギー事業の強化 自然エネルギー事業においては、オンサイト/オフサイトPPA事業の拡大に加え、太陽光発電に代わる電源の開発及び海外での発電事業等、FIT制度に依存しない事業の拡大が課題であると認識しております。このため、新たな国、地域における太陽光発電事業や系統用蓄電池事業等、多岐にわたる取組を推進してまいります。 具体的には、再生可能エネルギー需要の拡大を踏まえ、屋根の有効活用の推進に取り組むとともに、既設太陽光発電所のポテンシャルを最大限に引き出すため、リパワリングや蓄電池併設等の施策を検討してまいります。 ⑦ 海外事業におけるリスクコントロールの強化 海外事業においては、国・地域ごとの制度変更や許認可取得の不確実性、物価・人件費上昇、為替変動等により事業環境の変化が激しいと認識しております。投資効率と事業の健全性を確保するため、投資判断プロセス、現地法規制・許認可対応のモニタリング、契約・ガバナンス、コスト・資金管理、出口戦略の明確化を通じ、リスクコントロールを一層強化してまいります。 ⑧ 人材の確保、育成 事業の継続的な発展を実現するためには、優秀な人材を十分に確保することとその育成が不可欠ですが、エンバイオ・ホールディングスグループが小規模会社であることや知名度が低いことなどから、人材の採用が課題であると認識しております。新卒の採用活動に力を注ぐとともに将来を担う若手社員の積極採用、性別・国籍・年齢を問わない採用方針、カムバック採用を含む幅広い採用活動を実施してまいります。また、管理職研修によるマネジメント能力の強化、大学等外部専門機関の専門研修による高度技能者の育成、エンバイオ・ホールディングスグループ独自のDLD制度(分散型学習及び開発制度)の予算化により、自主的な開発意欲の支援等の施策を展開して人材育成の強化に取り組んでまいります。 さらに給与ベースアップの実施、資格手当制度による資格保有者の優遇、希望すれば遠隔地での勤務や完全リモートワークを可能とするIT環境の整備、働きやすい環境を意識したオフィスの増床など給与体系の充実化や働き方改革、職場環境の改善等に取り組んでまいります。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】 エンバイオ・ホールディングスグループの経営成績、財政状況及び投資判断等に影響を及ぼす可能性のあるリスクを記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上あるいはエンバイオ・ホールディングスグループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてエンバイオ・ホールディングスグループが判断したものであります。また、記載事項はリスクを全て網羅するものではありませんのでご留意下さい。 (1) 事業環境に由来するリスク① 事業環境の変化(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:長期的)a. 土壌汚染対策事業 土壌汚染対策事業の需要は、「土壌汚染対策法」及び各地方自治体により施行される条例等の影響を受けます。今後の法令や条例等の新設、改正による規制の強化もしくは緩和によって、需要が大きく変動する可能性があります。一方、土壌汚染対策の需要の大半は、不動産取引を契機とした企業の法令対応、M&Aを契機とした環境リスク対策、工場等敷地の環境保全を目的とした環境投資によって占められております。そのため、土壌汚染対策事業の需要は、景気動向による不動産取引の増減や企業の環境投資の増減の影響を受けます。 b. ブラウンフィールド活用事業 ブラウンフィールド活用事業の収益は、不動産市況の動向と連動いたします。土地の仕入時期及び販売時期の不動産市況の状況により、収益が大きく変動する可能性があり、また、これらの要因を背景として、販売用不動産の引き渡し時期が当初の計画から大きく前後し、エンバイオ・ホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 c. 自然エネルギー事業 自然エネルギー事業については、固定価格買取制度による電力会社への売電収入を主たる収入源としておりますが、近年、太陽光発電設備の導入拡大に伴い発電総量が増大していることから、電力の需給バランス維持を目的として電力会社から出力抑制を求められるケースが増加する傾向にあります。このような出力抑制が拡大した場合、売電量の減少により、エンバイオ・ホールディングスグループの業績に影響が出る可能性があります。また、新規発電所の開発においては、資材価格の高騰や調達の遅延等が発生する可能性があり、これにより開発コストの増加や工期の遅延が生じ、当初の事業計画の見直しを余儀なくされる場合があります。その結果、エンバイオ・ホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合の状況(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:長期的)a. 土壌汚染対策事業 土壌汚染関連業界の国内市場は、土壌汚染対策法の一部改正により土壌汚染調査の契機が拡大し、年間の調査件数は増加傾向が続いておりますが、浄化工事を伴わない措置の増加や競合企業間の競争が激化しております。競合他社との受注競争が激しくなる中で、厳しい条件で受注する傾向が進んだ場合等には、エンバイオ・ホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b. ブラウンフィールド活用事業 ブラウンフィールド活用事業は、土地の需要家に代わってエンバイオ・ホールディングスグループが土壌汚染リスクを取って解決することで成立するビジネスモデルであり、不動産市場が活況となり、価格が高騰した場合、土壌汚染対策費用のインパクトが相対的に低くなるため、土地の需要家が自ら土壌汚染リスクを取る可能性が高まります。その結果、大手不動産開発業者等との競合による販売用不動産の仕入価格上昇や仕入減少により、エンバイオ・ホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 c. 自然エネルギー事業 電力の需要家と直接売電契約を締結するPPA市場においては、発電事業者の新規参入が増加傾向しており、売電の価格競争が激化傾向にあります。このような市場環境の変化により売電価格が低下した場合、エンバイオ・ホールディングスグループの収益性が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、同一地域において多数の発電所の建設計画が進行した場合には、系統接続に必要な工事負担金の上昇や、系統連系までの期間の長期化が生じる可能性があります。これらの要因により、エンバイオ・ホールディングスグループにおいては、発電所の開発計画の見直し、留保、又は場合によっては断念を行う可能性があり、その結果として業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に由来するリスク① 売上計上時期が計画から遅れるリスク及び一時期に集中するリスク(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:短期的)a. 土壌汚染対策事業 土壌汚染対策の対象施設に、施設閉鎖時期の遅れや解体工事の着工遅れ等、エンバイオ・ホールディングスグループに起因しない事情による事業遅延、追加調査の発生などにより、結果として売上計上時期が計画から遅れる可能性があり、エンバイオ・ホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、エンバイオ・ホールディングスグループが大型の土壌汚染対策に関する案件を受注した場合、もしくは多数の受注工事が一時期に集中した場合、該当する四半期決算の売上高は大幅に増加する可能性がありますが、当該四半期決算の経営成績だけをもって、通期の経営成績を見通すことは困難である点には留意する必要があります。 b. ブラウンフィールド活用事業 土壌汚染対策を完了した後に売却する販売用不動産については、土壌汚染対策の工程や法で定められた地下水のモニタリング等の状況により販売時期が計画から遅れる可能性があり、エンバイオ・ホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、売上規模の大きな販売用不動産の売却を実行した場合には、該当する四半期決算の売上高は大幅に増加する可能性がありますが、当該四半期決算の経営成績だけをもって、通期の経営成績を見通すことは困難である点には留意する必要があります。 ② 原価が変動するリスク(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:短期的)a. 土壌汚染対策事業 土壌汚染浄化工事において、事前の土壌汚染調査の結果と実際の汚染状況が著しく異なる場合は、工事費用が変動する可能性があります。また、状況により利益率の低い工法を選択せざるを得ない場合は、当初予定の利益を確保できない可能性があります。詳細調査前の段階で契約金額を確定する責任施工(コストキャップ保証)として土壌浄化工事を請け負った場合、免責部分については負担する必要があるため、当初予定の利益を確保できない可能性があります。 エンバイオ・ホールディングスグループは、長期案件における原価上昇時には工事価格の増額に理解を求め、また、工事費用が変動した場合の上振れ分を補填する保険(業務過誤保険)に加入するなどして、当該リスクの軽減を図っております。 b. ブラウンフィールド活用事業 土壌汚染地を販売用不動産として現状有姿で仕入れる場合、土壌汚染状況が100%明らかになっていないこともあり、土壌汚染対策を実施する際に汚染状況が想定と異なる場合には原価が変動し、当初予定の利益に影響を及ぼす可能性もあります。 不動産の仕入時には、土壌汚染対策事業のノウハウを活用しながら調査を綿密に行って、当該リスクの軽減を図っております。 ③ 為替変動に関するリスク(発生可能性:高、影響度:中、発生時期:短期的) 土壌汚染対策事業では、主に北米メーカー製品の土壌汚染関連機器・資材・浄化用薬剤を輸入しております。また、自然エネルギー事業では中東において売電事業を展開しております。いずれも主に米ドル建てで取引しているため、為替変動によりエンバイオ・ホールディングスグループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 仕入先との取引条件について(発生可能性:低、影響度:小、発生時期:時期特定なし) 土壌汚染対策事業において、主に北米メーカー製品の土壌汚染関連機器・資材・浄化用薬剤を輸入しており、一部のメーカーとの間で日本国内における独占販売契約を締結しております。今後不測の要因により主要な仕入先との取引契約が解消された場合、エンバイオ・ホールディングスグループの事業展開及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これら仕入先との取引契約が解消されることは、現状では想定し難いものと認識しておりますが、継続的に良好な関係を継続して、当該リスクの軽減を図っております。 ⑤ サービス及び商品の欠陥について(発生可能性:低、影響度:大、発生時期:時期特定なし) エンバイオ・ホールディングスグループが提供するサービス及び商品に欠陥が生じた場合、顧客に生じた損失に対する責任を追及される可能性があります。さらに、社会的評価の低下等によって、エンバイオ・ホールディングスグループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 エンバイオ・ホールディングスグループは、安全管理担当・品質管理担当が主体となって品質管理体制を構築して、当該リスクの軽減を図っております。 ⑥ 海外展開について(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:中期的) エンバイオ・ホールディングスグループは、自然エネルギー事業において中東諸国及び東南アジア諸国を中心とした海外市場において、積極的な事業展開を推進しております。海外展開においては、事業投資に伴う為替リスク、カントリーリスク、市場環境の変化により損失が発生するリスク等があります。また、当該国の経済活動の停滞によって計画どおりに事業展開ができない場合には、エンバイオ・ホールディングスグループの事業戦略及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 海外事業においては、現地の市場動向、政策動向、競争環境等を調査、把握したうえで進出し、当該リスクの軽減を図っております。 (3) その他のリスク① 法的規制リスク(発生可能性:低、影響度:大、発生時期:特定時期なし) エンバイオ・ホールディングスグループは、法令遵守の徹底が事業活動の大前提であり経営の最重要課題の一つと位置付け、国内外の法令遵守はもちろん社会規範に則して事業活動を遂行すべく、体制整備や役員と従業員への教育、啓発などを推進し、コンプライアンスリスクの回避又は最小化に努めております。 エンバイオ・ホールディングスグループは、各事業の遂行にあたり、様々な法的規制を受けております。 各事業に関連する法令が大きく改正され、エンバイオ・ホールディングスグループが対応できなくなる事象が発生する場合や、エンバイオ・ホールディングスグループが取得している主要な許認可等が取り消しされた場合には、エンバイオ・ホールディングスグループの事業活動が制限され、社会的信用、財政状態及び経営成績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 エンバイオ・ホールディングスグループが取得している主要な許認可等の状況は以下のとおりであります。有価証券報告書提出日現在において、許認可等の継続に支障を来す要因が発生している事実はありません。 a. 土壌汚染対策事業取得・登録者名㈱エンバイオ・エンジニアリング㈱エンバイオ・エンジニアリング取得年月2003年8月8日2015年2月3日許認可等の名称指定調査機関建設業許可(特定建設業)所管官庁等環境省国土交通省許認可等の内容、許可番号土壌汚染対策法第3条第1項、第4条第2項又は、第5条第1項に基づいて土壌汚染状況調査を実施する義務が生じた土地の所有者等からの委託等による調査の実施及び法第16条第1項に基づく土壌の調査を実施する機関環2003-3-3016次の工事業(特定)に関する免許土木、建築、大工、左官、とび・土工、石、屋根、電気、管、タイル・れんが・ブロック、鋼構造物、鉄筋、舗装、しゅんせつ、板金、ガラス、塗装、防水、内装仕上、熱絶縁、造園、建具、水道施設、解体国土交通大臣許可(特-6)第25676号有効期限2030年3月31日(以降5年毎に更新)2030年2月2日(以降5年毎に更新)法令違反の要件及び主な許認可取消事由指定取消の要件(土壌汚染対策法第42条)①法第30条第1号又は第3号(欠格条項)に該当するに至ったとき②法第33条(技術管理者の選任)、第35条(変更の届出)、第 37条第1項(業務規程の届出・規程変更の届出)又は第 38 条(帳簿の備付け等)の規定に違反したとき③法第36条第3項の規定による命令(改善命令)又は法第39条の規定による命令(適合命令)に違反したとき④不正の手段により法第3条第1項の指定を受けたとき不正な手段による許可の取得や役員等の欠格条項違反に該当した場合は許可の取消(建設業法第29条)不正入札等不誠実な行為があった場合は業務停止等の処分(同法第28条) b. ブラウンフィールド活用事業取得・登録者名㈱エンバイオ・リアルエステート㈱土地再生投資取得年月2012年2月10日2018年5月18日許認可等の名称宅地建物取引業(免許)宅地建物取引業(免許)所管官庁等東京都東京都許認可等の内容、許可番号宅地・建物の売買東京都知事(3)第93862号宅地・建物の売買東京都知事(2)第102018号有効期限2027年2月10日(以降5年毎に更新)2028年5月18日(以降5年毎に更新)法令違反の要件及び主な許認可取消事由指示処分・業務停止処分(宅地建物取引業法第65条)業務に関し関係者に損害を与えた(又は与えるおそれがある)とき、取引の公正を害した(又は害するおそれがある)とき、他の法令に違反したとき免許取消の要件(同法第66条)1.代表者や法人役員等が欠格事由に該当する場合①成年被後見人、被保佐人又は破産者宣告を受けた場合②禁固以上の刑に処せられた場合③暴力団による不当な行為の防止に違反した場合2.業務違反①不正な手段により宅建業免許を取得した事が発覚した場合②免許を受けてから1年以上事業を休止した場合3.許可要件の喪失①許可取得要件を満たせなくなった場合②免許の更新をしなかった場合指示処分・業務停止処分(宅地建物取引業法第65条)業務に関し関係者に損害を与えた(又は与えるおそれがある)とき、取引の公正を害した(又は害するおそれがある)とき、他の法令に違反したとき免許取消の要件(同第66条)1.代表者や法人役員等が欠格事由に該当する場合①成年被後見人、被保佐人又は破産者宣告を受けた場合②禁固以上の刑に処せられた場合③暴力団による不当な行為の防止に違反した場合2.業務違反①不正な手段により宅建業免許を取得した事が発覚した場合②免許を受けてから1年以上事業を休止した場合3.許可要件の喪失①許可取得要件を満たせなくなった場合②免許の更新をしなかった場合 c. 自然エネルギー事業取得・登録者名㈱エンバイオ・ネクテス取得年月2025年10月30日許認可等の名称建設業許可(特定建設業)所管官庁等東京都知事許認可等の内容、許可番号次の工事業(特定)に関する免許建築、大工、屋根、電気、管、タイル・れんが・ブロック、鋼構造物、内装仕上東京都知事許可(特-7)第161122号有効期限2030年10月29日(以降5年毎に更新)法令違反の要件及び主な許認可取消事由不正な手段による許可の取得や役員等の欠格条項違反に該当した場合は許可の取消(建設業法第29条)不正入札等不誠実な行為があった場合は業務停止等の処分(同法第28条) ② 情報管理に関するリスク(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:短期的) 顧客や取引先の個人情報や機密情報の漏洩が起きた場合、エンバイオ・ホールディングスグループの信用は低下し、顧客等に対する賠償責任が発生する等、エンバイオ・ホールディングスグループの財政状態及び経営成績等が悪影響を受ける可能性があります。 エンバイオ・ホールディングスグループでは、情報セキュリティポリシーや社内管理体制を整備し、従業員に対する情報管理やセキュリティ教育等、情報の保護について種々の対策を推進して、当該リスクの軽減を図っております。 ③ 自然災害・火災・事故等への対応について(発生可能性:低、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 地震、風水害等の自然災害によりエンバイオ・ホールディングスグループが運営する太陽光発電所・事務所・設備・社員とその家族等に被害が発生した場合には、エンバイオ・ホールディングスグループの財政状態及び経営成績等が悪影響を受ける可能性があります。また、重大な労働災害、事故等が発生した場合には、操業に支障が生じ、経営成績等に影響を与える可能性があります。 エンバイオ・ホールディングスグループは、安全第一を目的として、労使間における安全衛生委員会を設け、安全パトロールや安全教育を実施する等事故の防止に努めております。また、損害保険等を付与するなどリスクヘッジを行って、当該リスクの軽減を図っております。 ④ 小規模組織であることについて(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:特定時期なし) エンバイオ・ホールディングスグループは、小規模な組織であり内部管理体制や業務執行体制も当該組織規模に応じたものとなっております。従って、エンバイオ・ホールディングスグループの役員や従業員が病気や怪我等により業務を遂行する上で支障が生じた場合や転職等により人材が社外に流出した場合には、エンバイオ・ホールディングスの業務に支障が生じる可能性があります。 エンバイオ・ホールディングスグループは、事業の拡大に伴う対応と管理体制のさらなる充実を目的として、人材の育成・採用を行って、当該リスクの軽減を図っております。 ⑤ 財務制限条項について(発生可能性:低、影響度:大、発生時期:特定時期なし) エンバイオ・ホールディングスが複数の金融機関との間で締結している借入に係る契約の一部には、財務制限条項が定められております。財務制限条項に抵触した場合、借入先金融機関の請求により当該借入について一括返済を求められるなどして、財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 エンバイオ・ホールディングスは、金融機関と緊密に情報共有するなどして良好な関係を継続し、当該リスクの軽減を図っております。 ⑥ 株式会社シーアールイーとの関係について(発生可能性:低、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 株式会社シーアールイーは、有価証券報告書提出日現在においてエンバイオ・ホールディングス株式の34.3%を保有しており、エンバイオ・ホールディングスのその他の関係会社に該当しております。エンバイオ・ホールディングスは、株式会社シーアールイーとの間で資本業務提携契約を締結しており、自然エネルギー事業、ブラウンフィールド活用事業において協業関係を有しております。エンバイオ・ホールディングスは株式会社シーアールイーと良好な関係を維持しておりますが、株式会社シーアールイーの事業戦略等の方針が転換された場合など、株式会社シーアールイーとの協業が減少し、エンバイオ・ホールディングスの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、物流施設の賃貸などエンバイオ・ホールディングスと株式会社シーアールイーとの間で発生する取引にあたっては、エンバイオ・ホールディングスの関連当事者等管理規程に則り、適切に実施しております。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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