ダイジェット工業(6138)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


ダイジェット工業(6138)の株価チャート ダイジェット工業(6138)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3 【事業の内容】ダイジェット工業グループ(ダイジェット工業、連結子会社、関連会社)は、ダイジェット工業、子会社2社(米国法人1社、独国法人1社)及び関連会社1社で構成され、それぞれ主として超硬工具の製造販売とそれに関連するサービス等を行っております。ダイジェット工業グループが行っている事業に係わる位置づけは次のとおりであります。〔焼肌チップ〕ダイジェット工業が直接需要先より受注し、生産、販売を行っております。〔切削工具〕ダイジェット工業が製造しております。販売はダイジェット工業、子会社:DIJET INC.(米国法人、略称INC)及びDIJET GmbH(独国法人、略称GmbH)が行っており、販売方式・販売先については、代理店・特約店・販売店を通じて販売するほか、需要先への直販も行っております。〔耐摩耗工具〕ダイジェット工業及び関連会社:黛杰漢金(滄州)精密模具有限公司(中国法人、略称黛杰漢金)が直接需要先より受注し、生産、販売を行っております。〔その他〕ダイジェット工業、INC及びGmbHは、上記製品に附帯した工具類を製造・販売しております。販売方式、販売先については、切削工具の場合と同様であります。 以上の状況を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1)経営の基本方針ダイジェット工業グループは、事業活動の基本となる経営理念として、「経営は創造である。習慣を打破し独創性豊かな技術開発で世界に貢献し、溌剌とした人材の結集で自己啓発を促進し、その能力を最高に発揮する。」を掲げており、この経営理念のもと、生産財の一隅を担うメーカーとして産業界の創造的製品並びに新素材の出現及び加工技術の進展に常に追随しうる情報収集力を養い、技術力と開発力を備え、本業による収益を高めて株主に報い、従業員の生活環境を満たし、各種取引先との共存に配慮して社会に貢献することを経営の基本方針としております。 具体的な行動指針として、以下の4つを設定し、経営の基本方針の推進に邁進しております。①自身で自由な発想で行動し、斬新な発想で既成概念を打ち壊す溌溂とした社員が独創的な新製品、新技術、新生産技術を開発して、新しい価値を世界に広げる。②出来ないと思うより、まずやってみる。そのうえで改善、工夫、協力で実現させる。③前を見つめ、一歩先のイノベーションを追求する。④意識改革を断行し、初心に帰ってやり直すことで、今後の飛躍を果たす。 (2)目標とする経営指標ダイジェット工業グループは、合金から切削工具・耐摩耗工具まで社内で一貫して製造するメーカーであり、顧客ニーズに対して、開発・製造・販売の各部門が共同してタイムリーに製品提供することにより、業績を向上していくことを目標としております。この目標の達成状況を判断する経営指標として売上高営業利益率を用いており、中長期的に10%以上とすることを目指してまいりましたが、第100期からは、これに加えてROIC5%以上とすることもあわせて目指しております。 また、配当に関しましては、安定した配当を維持すべきことを基本方針としており、業績に応じた適正な利益配分を行い、配当性向25%を目標としておりましたが、第100期からは配当性向35%を目標とすることといたしました。配当性向につきましては、売上高営業利益率を向上させ、更なる引き上げを目指してまいります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてダイジェット工業グループが判断したものであります。 (3)経営環境わが国産業におきましては、国内の雇用・所得環境の改善等が進み、経済活動は回復基調で推移している一方、長期化するロシア・ウクライナ情勢や中東問題、米中の通商政策をめぐる動向、さらにそれらに起因して発生する原材料やエネルギー価格の高騰等を注視する必要があり、不透明な経営環境が続くことが予想されます。  機械工具業界におきましても、当連結会計年度は機械工具の生産高が前年より増加いたしましたが、中東情勢の緊迫化や中国の輸出規制に伴う資源価格の高騰や供給不安等が及ぼす影響に注視が必要な状況が続いております。 ダイジェット工業グループの業績への影響に関しましては、原材料価格の高騰にともなう価格改定を実施した影響もあり、売上高は国内向け・海外向けともに前連結会計年度を上回る結果となりました。(地域別売上高前年同期比:国内;6.2%増加、海外;5.3%増加)。ダイジェット工業グループといたしましては、後記「(4)事業上及び財務上の対処すべき課題」に記載しております、各種施策を継続することで、より収益性が高く、効率的な事業活動の基盤を構築していく所存であります。 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題①販売体制の強化・得意商品の受注生産体制の確立・得意商品の拡販と、得意商品を創造・育成する販売体制の構築・海外拠点と本社の連携強化と、持続可能な世界販売体制の整備・マーケティング戦略に基づく自社製品の強みに適合した市場の開拓・個別採算管理に基づく販売体制の構築②収益性の向上・生産技術力の強化・原材料等の価格上昇リスクにも対応できる原価低減の徹底・自動化と業務効率改善による製造工程の短縮・生産性の最大化・アワーレート※1の低減やプロダクトライフサイクル※2に基づいた製品管理※1 製造の際に発生する、従業員・設備にかかる1時間あたりのコスト※2 製品が市場に投入されてから、寿命を終え衰退するまでのサイクル③新製品の開発促進・「高速・高能率・高精度」をキーワードとした最速製品化を実現できる新製品開発体制の再構築・ユーザーニーズに即した提案型商品、革新的なオリジナル商品及びコア商品の開発推進・環境負荷低減・EV化部品等に対応した次世代製品の開発・資源制約下において新たな競争力となる代替製品および省タングステン製品の開発④人事労務施策の推進・新人事制度の定着による人材育成の促進・働き方改革及び健康経営の推進による生産性の向上と労働環境の整備・女性活躍推進への取組み⑤社会的責任の対応・持続可能な企業価値の向上のため、コーポレートガバナンスの更なる充実・コンプライアンス体制の整備及び運用の徹底・リスクマネジメント体制の推進・大規模自然災害への対策推進・ESGを重視したサステナブル経営の推進

事業等のリスク

3 【事業等のリスク】ダイジェット工業グループは、リスクを「経営における一切の不確実性」と定義し、具体的には以下の項目を例示しております(ただし、これらに限定されるものではありません)。・ダイジェット工業グループに直接又は間接に経済的損失をもたらす可能性・ダイジェット工業グループの事業の継続を中断・停止させる可能性・ダイジェット工業グループの信用を毀損し、ブランドイメージを失墜させる可能性 ダイジェット工業グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等に重要な影響を及ぼす可能性があるリスクのうち、重要なものについては以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてダイジェット工業グループが判断したものであります。・原材料の調達 ダイジェット工業グループが製造する製品の原材料は、タングステンとコバルトがその大部分を占めており、いずれも、生産地が極端に偏在しているレアメタルであることから、安定調達ができなかったり調達価格が急騰することにより、生産が困難となり製造コストが上昇する可能性があります。ダイジェット工業グループといたしましては、調達先からの原材料に関する情報収集を継続的に実施し調達ソースを分散するとともに、常に適切な在庫水準を維持することにより、リスクの軽減に努めております。・生産及び製造 ダイジェット工業グループが生産する製品は、標準品と特殊品とに分類されますが、いずれもダイジェット工業グループの予想を上回る需要が発生した場合、生産能力の調整が十分に行えない可能性があります。ダイジェット工業グループといたしましては、適切な設備投資を実施することにより十分な生産能力を備えるとともに、適切な営業活動を通じてお客様の需要動向を十分に把握することにより、リスクの軽減に努めております。・為替相場の変動 ダイジェット工業グループの売上高の概ね50%が海外向けで、うち約10%がドル建て、約15%がユーロ建てとなっており、為替相場の変動により売上高や収益の減少となる可能性があります。ダイジェット工業グループといたしましては、生産性の向上を柱とした原価引き下げにより、リスクの軽減に努めております。・大規模災害等 ダイジェット工業グループは、国内及び海外に事業拠点を有しており、地震、台風、津波等の自然災害、伝染病、感染症の世界流行、及びテロ等の犯罪行為等により業務遂行が阻害される可能性があります。ダイジェット工業グループといたしましては、工場を分散立地するとともに、非常事態発生に備えた事業継続計画の整備等により、リスクの回避に努めております。・借入金 2026年3月期における、ダイジェット工業グループの借入金は4,125百万円(短期借入金1,664百万円、長期借入金2,461百万円)で、総資産に対する割合は23.9%となっており、今後の金融情勢がダイジェット工業グループの業績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。ダイジェット工業グループといたしましては、棚卸資産の圧縮や収益力強化により借入金を削減し、財務体質を改善することで、リスクの軽減に努めております。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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