旭ダイヤモンド工業(6140)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


旭ダイヤモンド工業(6140)の株価チャート 旭ダイヤモンド工業(6140)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

旭ダイヤモンド工業グループ(旭ダイヤモンド工業及び旭ダイヤモンド工業の関係会社)は、主に電子・半導体業界、輸送機器業界、機械業界、石材・建設業界向けに、ダイヤモンド工具(CBN工具及び砥石を含む)の製造・販売を行っている単一セグメントであります。
  旭ダイヤモンド工業グループのこれらダイヤモンド工具事業における位置付けは、次の通りであります。

なお、是村旭ダイヤモンド工業株式会社、海外の製造販売子会社、海外の販売子会社、海外の関連会社は、旭ダイヤモンド工業グループより製品供給を受けております。

 

(国内会社)

旭ダイヤモンド工業は、主に日本、アジア・オセアニア、欧州、北米地域へ販売しております。
  山梨旭ダイヤモンド工業株式会社は、旭ダイヤモンド工業へ製品を供給しております。
  是村旭ダイヤモンド工業株式会社は、主に日本及びアジア・オセアニア地域へ販売しております。

 

(海外の製造販売子会社)

旭ダイヤモンドインダストリアルヨーロッパSASは、主に欧州地域へ販売しております。
  台湾鑽石工業股份有限公司は、主にアジア・オセアニア地域へ販売しております。
  上海旭匯金剛石工業有限公司は、主にアジア・オセアニア地域へ販売しております。
  P.T.旭ダイヤモンドインダストリアルインドネシアは、主にアジア・オセアニア地域へ販売しております。
  旭ダイヤモンドタイランドCO.,LTD.は、主にアジア・オセアニア地域へ販売しております。

 

(海外の販売子会社)

旭ダイヤモンドアメリカ,Inc.は、主に北米地域へ販売しております。

旭ダイヤモンドデメキシコ,S.A.デC.V.は、主に中米地域へ販売しております。

旭ダイヤモンドインダストリアルドイツGmbHは、主に欧州地域へ販売しております。
  旭ダイヤモンドインダストリアルスカンジナビアABは、主に欧州地域へ販売しております。
  旭ダイヤモンドインダストリアルオーストラリアPty.,Ltd.は、主にアジア・オセアニア地域へ販売しております。 
  旭ダイヤモンドインダストリアルマレーシアSDN.BHD.は、旭ダイヤモンド工業のアジア・オセアニア地域の顧客への販売サポート業務を行っております。

旭ダイヤモンドインダストリアルインディアPVT.LTD.は、主にアジア・オセアニア地域へ販売しております。

旭ダイヤモンドベトナムCO.,LTD.は、旭ダイヤモンド工業のアジア・オセアニア地域の顧客への販売サポート業務を行っております。

 

(海外の関連会社)

関連会社である新韓ダイヤモンド工業株式会社は、主にアジア・オセアニア地域へ販売しております。

 

事業の系統図は次の通りであります。



有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、旭ダイヤモンド工業グループが判断したものであります。
 

(1) 経営方針

旭ダイヤモンド工業グループは、経営理念「モノづくりをもっと面白く」を策定しております。テクノロジーの進化が加速しているモノづくりの現場では、日々困難な問題に取り組んでおります。旭ダイヤモンド工業グループは、お客様とともに「モノづくりをもっと面白く」し、社会の発展に貢献してまいります。

この経営理念において、「目指す姿」としては、「唯一無二」「永続的な成長」「働きがい」を掲げております。また、行動指針としては、「Challenge(チャレンジ)」「Customer(顧客志向)」「Cooperation(ボーダレスな連携)」「Character(持ち味を活かす)」「Speed(スピード)」を掲げております。

 

(2) 中長期的な会社の経営戦略

旭ダイヤモンド工業グループは、2023年5月12日の取締役会において、「中期経営計画2025」を策定しました。その主な内容と進捗状況については、下記「(4) 経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題」において記載しております。

 

(3) 目標とする経営指標

旭ダイヤモンド工業グループは、持続的な成長を果たし、全てのステークホルダーの利益を増大させる目的として、「連結売上高」「連結営業利益」「連結売上高営業利益率」「親会社株主に帰属する当期純利益」「自己資本利益率」を重要な経営指標と考えております。

 

(4) 経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題

旭ダイヤモンド工業グループは、2025年度を最終年度とする「中期経営計画2025」を策定し、さらに2030年の目指すべき姿として「VISION2030」を掲げ、あるべき姿として、『世界のモノづくりを支えるグローバルニッチトップメーカーへ』を設定し、グローバルでの持続的な成長と高収益を実現するため、3つの重点テーマのもと、改革を推進しております。


「中期経営計画2025」の重点テーマ

①電子・半導体業界向け工具への注力

 電子・半導体セグメントに経営資源を集中させ、収益性の高い製品の生産体制を整備した上で拡販に努め、高収益体制の構築を目指します。特に、脱炭素社会を背景として、需要が急拡大しているパワー半導体用SiC加工製品やSiウェーハ向け超微粒次世代ホイールの開発を進めます。その他、営業部門の効率化等にも取り組みます。

 上記の取り組みにより、注力製品5品目(面研ホイール、電着ワイヤ、CMPコンディショナ、面取りホイール、ダイシングブレード)の売上を2022年度と比べ50億円の増加を見込んでおります。

 

②経営基盤強化 

業務効率化に資するシステムや次世代を担う人材等に投資することで、経営基盤の強化を図り、「経営数値の見える化」や「業務の効率化」を実現する基幹システム等の導入を進め、中長期グループ経営方針に沿った経営を実現し、次世代を担う従業員の採用と育成、働きがいのある職場づくりによる組織力の向上を目指してまいります。また、高品質で信頼できる旭ブランドのイメージ確立も目指してまいります。
 

③リソースの最適化

グループ内での事業領域整理・製造販売拠点の再編を進め、内部リソースを最適化しつつ、製品の外部調達や販売委託等の外部リソースも取り入れ、「内・外」での最適な連携を進めてまいります。 
 


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において旭ダイヤモンド工業グループが判断したものであります。

 

 (1) 製品の取引の継続性について

旭ダイヤモンド工業グループは、その主要取引先等に対して、納入数量、価格等に関する長期的な契約を締結しておりません。今後、十分な受注が確保できなくなった場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 原材料の調達について

旭ダイヤモンド工業グループは、主な原材料として天然・人工ダイヤモンド、金属及び樹脂類を多数使用しております。今後、これらの調達において、供給元の操業停止又は供給能力の制約などにより、必要な原材料の調達ができなくなった場合、もしくは原材料価格の高騰により生産コストが上昇した場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 景気動向について

旭ダイヤモンド工業グループは、電子・半導体、輸送機器、機械、石材・建設などの広範囲の業界に対し、ダイヤモンド工具を供給しておりますが、景気変動が各業界の取引先へ影響を与える場合、工具の需要にも影響を受ける事となります。今後、十分な受注が確保できなくなった場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 他社との競合について

旭ダイヤモンド工業グループは、日々、競合他社との技術・納期・価格競争などが行われるなか、高品質化・短納期化・技術サービスの充実化に努めております。今後、競合他社との競争に対して、迅速かつ適切に対応できず、十分な収益性が確保できなくなった場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 品質問題について

旭ダイヤモンド工業グループは、品質管理基準に従って製造活動を行っておりますが、すべての製品について欠陥がなく、クレームが発生しないという保証はありません。今後、大規模なクレームの発生により、多額の費用が発生した場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 海外事業について

旭ダイヤモンド工業グループは、国内をはじめ、台湾、中国、その他アジア・オセアニア、欧州、北米地区を中心としてグローバルな事業展開をしており、連結地域別売上高のおよそ半分は海外向けの売上となっております。今後、政情不安、法的規制の変更、急激な為替レートの変動、金融不安、賃金上昇、貿易戦争、テロ・戦争の勃発など予期しない様々な問題が生じた場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7) 業務提携・企業買収に関するリスク

旭ダイヤモンド工業グループは、他社との業務提携や企業買収が、将来の成長性、収益性等を確保するために必要不可欠な要素であると認識しております。その実施に際しては十分な検討を行いますが、当初想定した事業計画通りのシナジー効果を得る事ができない場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8) 自然災害について

旭ダイヤモンド工業グループは、国内外に有する製造拠点において、日々災害防止に努めております。今後、大地震、暴風雨、洪水などが発生し、旭ダイヤモンド工業グループの生産設備及び情報システムへの直接的な被害や、社会インフラの損壊による電力供給不足等、もしくは取引先からの材料の供給不足等が発生した場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9) 環境問題について

旭ダイヤモンド工業グループは、環境マネジメントシステムを構築し、国内全工場並びに国内子会社及び一部の海外子会社においてISO14001の認証を取得し、CO2排出量の削減、資源の有効利用、省資源など環境保全に努めております。今後、不測の事態により将来において環境問題が発生した場合、損害賠償、行政処分、社会的評価の低下、生産停止等により、費用負担が発生し、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10) 感染症等のリスク

旭ダイヤモンド工業グループは、従業員の健康と安全を第一に衛生管理の徹底、時差出勤等の対応を行い、ウイルス等の感染予防・拡大防止に努めております。今後、予期しないウイルス感染等が発生するなどにより、旭ダイヤモンド工業グループの生産・営業活動が制限を受ける事態が発生する様な場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11) 情報セキュリティについて

旭ダイヤモンド工業グループは、事業活動を通して旭ダイヤモンド工業グループ及び顧客・取引先などについての個人情報や機密情報を入手する事があります。また、旭ダイヤモンド工業グループの営業上・技術上の機密情報を保有しています。旭ダイヤモンド工業グループでは、これらの情報の厳格な管理に努めていますが、コンピュータウイルスへの感染、不正アクセス、その他不測の事態などにより、情報の漏えい・紛失、重要データの破壊・改ざんなどが起きた場合、旭ダイヤモンド工業グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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