一蔵(6186)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


一蔵(6186)の株価チャート 一蔵(6186)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3 【事業の内容】一蔵グループは、一蔵、子会社2社からなり、「日本文化をもっと身近にする」「私たちのおもてなしを世界に広げる」「世の中を楽しく変えていく」を経営理念に掲げ、呉服等の販売、振袖等の販売・レンタル、成人式の前撮り写真撮影サービス、成人式当日の着付け及びヘアメイクサービス、きものの着方教室の運営等(和装事業)並びに結婚式場の運営等(ウエディング事業)を行っております。なお、次のセグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)セグメント情報」に掲げるセグメント区分と同一であります。 (1) 和装事業和装事業は、直営店舗・加盟店・特約店(以下、「小売店舗」という。)、フォトスタジオ、着方教室、催事並びに通信販売により事業を展開しております。小売店舗では、きもの問屋等から仕入れた呉服や振袖を主とし、それに関連する宝飾品、草履やバッグ等の和装小物の販売・レンタルを行っております。小売店舗で顧客の要望に応じたコーディネートや採寸を行い、提携する外注加工業者で仕立て後、顧客へ納品しております。フォトスタジオでは、主に一蔵グループ小売店舗において成人式用の振袖等をお求め頂いた顧客に対する成人式の前撮り写真撮影を行っております。着方教室では、きものの着方を教えるだけでなく、きものを着て名所にお出掛けする等のイベントの開催を通じきものを着る機会を提供し、きものを着ることの楽しさを感じて頂き、きものファン拡大に努める等、潜在的なニーズの掘り起こしを行っております。その他、一蔵グループ店内外での催事の開催、また「産地と着る人の思いをつなぐ」をコンセプトに産地工房から直接仕入れた呉服等の販売を手がける通信販売を行っております。和装事業は、和装事業本部が、多種多様な振袖在庫のほか、呉服在庫、上記小売店舗等において顧客の利便性を追求したワンストップサービス(注1)や悉皆サービス(注2)、また、長い和装の歴史の中で、多くの企業がチャレンジしては軌道に乗せられなかったデザインから生地の選定、製造、販売まで一貫して行う、振袖のSPA化(注3)に成功いたしました。究極の和装企画販売を展開することで、お客様の好みに応じた商品の価格を抑えて販売することにより競合他社との差別化を図っております。(注1) 「ワンストップサービス」とは、一蔵グループ店舗において成人式用の振袖等をお求めいただいた顧客に対して自社所有フォトスタジオでの前撮り写真撮影、成人式当日のメイク・着付け等を提供するサービスを指します。(注2) 「悉皆」とは、きもの等の丸洗い、シミ抜き、刺繍直し、仕立て直し等、きもの等にまつわるお手入れ全般を指します。(注3) 「SPA」とは、Speciality store retailer of Private label Apparelの略で、「製造小売」の意味であります。企画から製造、小売までを一貫して行うビジネスモデルを指します。 ① 和装事業本部和装事業本部が展開する販売チャネル及び都道府県別の出店状況は以下のとおりであります。 1) 販売チャネル販売チャネル店舗概       要店舗直営店一蔵きものや小物等きもの関連商品等の販売、きものショールームの運営、振袖のレンタル等を行っております。また、フォトスタジオ(自社設備)での成人式の前撮り写真撮影、成人式当日の着付け及びメイク等も行っております。いち瑠きものの着方教室を運営しております。単なる着方のレクチャーのみならず、きものを着て外出するイベントの実施、古いきものの悉皆による再生を行い、「きものを着る仲間を増やすこと」、「きものを楽しむこと」に重点を置き、潜在的なニーズの掘り起こしを行っております。銀座いち利日本全国の産地工房より直接仕入れた「産地直送きもの」を販売しております。また、産地工房の職人による製作体験イベントも実施しております。更に店舗内において、きものの着方教室も運営しております。加盟店一蔵美容室、写真館等との加盟店契約による店舗であります。きものや小物等きもの関連商品等の販売・振袖レンタルを行っております。特約店美容室、写真館等との特約店契約による店舗であります。振袖フェア期間中のみに限定して一蔵商品を臨時で販売する店舗であります。通信販売いち利モール2012年6月に開設したインターネット通信販売サイトであります。きものや小物等きもの関連商品等の販売、悉皆、イベントの開催も行っております。催事ホテルの宴会場等において催事による販売を行っております。催事は定期的に全国各地で行っております。 2) 都道府県別の出店状況地方別都道府県別店舗数北海道北海道      6(2)東 北青森県      3(3)宮城県      1秋田県      1(1)山形県      1(1)福島県      3(3) 関 東茨城県      1(1)栃木県      1(1)群馬県      3埼玉県      10(2)千葉県      10東京都      14神奈川県      11(2)中 部新潟県      1(1)富山県      1(1)石川県      1(1)山梨県      1(1)長野県      1(1)岐阜県      2(1)静岡県      2(1)愛知県      7(1) 地方別都道府県別店舗数近 畿滋賀県      1(1)京都府      1大阪府      8(1)兵庫県      2奈良県      1(1)和歌山県      1(1)中 国岡山県      1広島県      1山口県      1四 国徳島県      1(1)高知県      1(1)九 州福岡県      4熊本県      1(1)宮崎県      1(1)鹿児島県      1(1)沖縄県      1(1)合 計108(うち、加盟店34) (注1)常設店舗のみ記載しております。また、店舗により、一蔵、一蔵&オンディーヌ、フォトスタジオ、    いち瑠(着付け教室)、銀座いち利など取り扱いが異なります。詳細につきましては一蔵HPをご覧願います。 (注2)( )内は加盟店数であります。 (2) ウエディング事業 ウエディング事業は、ウエディング事業本部が以下の結婚式場で事業を展開しております。一蔵グループは、「特別な日を過ごすに相応しい世界観を作り、全員が楽しめるひと時を提供する」という、「おもてなし」の心を実現するべく、直営式場において挙式・披露宴の企画・立案・運営及びパーティードレス・ウエディングドレスのレンタル等を行っております。 運営に際しては、顧客の本物志向を充足させる結婚式のトータルプロデュースを実現するために、「本物志向のファシリティ」、「ソフトの内製化」を重視しております。 「本物志向のファシリティ」については、結婚式場の建築にあたって、主に欧州から本物の調度品や美術品を調達したり、実存した建築や技法をモチーフにしたりと、歴史的な下支えを大切にした施設の設計を心掛けております。それは「美」、「豊」といった表現を、一過性の価値観に頼ることなく行うための手法と考えております。その際にただの懐古主義ではなく、現代の婚礼に対するニーズをきちんと取り込むことにより、満足度の高い施設を目指しております。 「ソフトの内製化」については、一蔵グループでは、料理、装花、美容、写真撮影、アルバム等フォト製品の企画・開発などのサービスを社内において内製化しており、外注企業ではなく一蔵グループの従業員が直接、顧客と打ち合わせを行うことにより、顧客の細かなこだわりにも対応し、一層の顧客満足度の向上に努めております。 なお、引出物、食材、花、写真、撮影部材、ドレス等につきましては、提携する専門業者より仕入れております。 また、中国におけるウエディング事業の拡大を目的とし、2019年3月に中国の上海に結婚式場をオープンいたしました。中国市場においては、近年の少子化や若者の価値観の変化に伴う婚姻件数の減少、および競争激化により、経営環境は厳しさを増しております。今後は内装のトレンド刷新や一般層へのターゲット拡大、SNSを活用した効率的な集客およびコスト削減に注力し、収益性の改善を図ってまいります。 ウエディング事業本部が展開する結婚式場、所在地及び概要は以下のとおりであります地方・国別都道府県別結婚式場数関 東埼玉県1中 部山梨県1愛知県2中華人民共和国上海2 [事業系統図]一蔵グループの事業の系統図は次のとおりであります。

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 会社の経営の基本方針① お客様一人一人のニーズに応える② お客様からの注文には迅速かつ正確に応える③ 適正価格を維持するため原価を引き下げる努力をする④ 一蔵の取引先には適正な利益を上げる機会を提供する⑤ 社員が安心して仕事に従事できる環境の維持・向上に努める⑥ 社員の提案が自由にできる環境を提供し続ける⑦ 地域No.1店を目指す⑧ 有益な社会事業及び福祉に貢献する⑨ 適切な租税を負担する⑩ 健全な利益を追求するこの経営方針のもと、経営基盤の拡充及び経営の効率化を図り、企業価値の最大化に努めてまいります。 (2) 経営環境雇用情勢や所得環境の改善を背景に個人消費が増加し、景気は緩やかな回復基調で推移した一方、地政学リスクの高まりによる原材料価格の高騰、今後の米国の政策動向等、一蔵グループを取り巻く環境は、先行き不透明な状況が続くものと思われます。 (3) 目標とする経営指標一蔵は、売上総利益率、営業利益率の維持・向上を図ると共に、店舗ごとのコストパフォーマンスを重視した経営により、収益体質の強化に努めてまいります。 (4) 中長期的な会社の経営戦略① 和装事業についてイ.ブランディング力向上ショッピングモール、ショッピングセンターなど集客性の高い場所への出店。ロ.リピーターの獲得悉皆(注1)やリサイクル等、リペア事業に注力。ハ.写真館、美容室等との提携強化一蔵の事業と親和性の高い写真館、美容室との提携強化・相乗効果により新規顧客発掘を推進。ニ.O2O(注2)戦略推進店舗への集客力アップにつながる仕組みの構築・強化。ホ.着方教室の展開きものを着る機会を提供し、きものを着ることの楽しさを感じていただき、きものファン拡大に注力。ヘ.SPA(注3)強化消費者の嗜好の移り変わりを迅速に商品に反映させ、かつ、より価格競争力のある商品提供による競合他社との差別化。ト.ワンストップサービス(注4)戦略推進顧客にとっての利便性を追求したワンストップサービスによる競合他社との差別化。 (注1)「悉皆」とは、きもの等の丸洗い、シミ抜き、刺繍直し、仕立直し等、きもの等にまつわるお手入れ全般を指します。(注2)「O2O」とは「Online to Offline」の略で、インターネット上のウェブコンテンツやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)におけるサービス(Online)を実在する店舗(Offline)での集客力アップや購買促進につなげる仕組みのことを指します。(注3)「SPA」とは、Speciality store retailer of Private label Apparelの略で、「製造小売」の意味であります。企画から製造、小売までを一貫して行うビジネスモデルを指します。(注4)「ワンストップサービス」とは、一蔵グループ店舗において成人式用の振袖等をお求めいただいた顧客に対して自社所有フォトスタジオでの前撮り写真撮影、成人式当日のメイク・着付け等を提供するサービスを指します。 ② ウエディング事業についてイ.プロデュース体制維持・強化コンシェルジュ、コンダクターから料理、写真、装花、美容など各セクション内製化(社員)。各セクションの専門スタッフがチームとなりカップル一組一組をプロデュース。ロ.海外展開中国におけるウエディング事業の定着ハ.トレンドに合わせたプランの提供夏プラン・冬プラン・直近プラン・挙式のみ・パーティーのみ等カップル一組一組のニーズに合わせたプランの開発、提供。ニ.広告強化認知度向上、新規集客数増を目指し広告戦略の強化を推進。 (5) 会社の対処すべき課題一蔵グループは、「日本文化をもっと身近にする」「私たちのおもてなしを世界に広げる」「世の中を楽しく変えていく」を経営理念に掲げ、和装事業として呉服等の販売、振袖等の販売・レンタル、成人式の前撮り写真撮影サービス、成人式当日の着付け及びヘアメイクサービス、きものの着方教室の運営等、並びにウエディング事業として結婚式場、写真スタジオの運営等を行っております。各事業の対処すべき課題は以下のとおりです。 ① 和装事業 イ.出店コスト・店舗運営費用の削減による収益性の向上創業当時、呉服業界では、売れ残った在庫商品は小売店が製造元に返品するという商習慣が一般的でした。この商習慣により、呉服商品は、製造元にとっては返品リスクがあることから自ずと高値となり、消費者にとって敷居の高いものとなっておりました。そこで、一蔵ではリーズナブルな価格で顧客に商品を提供するため、製造元から呉服商品を現金で買い取る仕入制度を導入し、「小売主体の流通の構築」「適正価格の実現」を図ってまいりました。 また、顧客の多様なニーズに応えるためには、販売チャネルを増やすことが必要であると考え、創業当時から行っている催事販売に加え店舗販売にも力を入れてまいりました。具体的には、顧客が来店しやすい全国主要都市のオフィスビルやショッピングセンターへの出店、きものを着て楽しむイベントの開催、着方教室の運営等により業容拡大に努めてまいりました。しかし、出店費用、店舗運営費用、外展費用、広告宣伝費等が増加傾向にあり、当事業の課題となっております。加盟店の出店など、より効率的な出店計画を策定し、店舗を使用したイベント開催を行うことで会場費・設営費・委託人件費を抑え、収益性のさらなる向上に努めてまいります。 ロ.少子化に伴う若年層の減少と受注金額の増加対策成人式用の振袖及び卒業式用の袴等の販売並びにレンタルを行っている一蔵の主要顧客は、成人式や卒業式を迎える女性でありますが、少子化に伴う若年層の減少と、多様化する顧客のニーズへの対応が課題であります。少子化に伴う若年層の減少に対しては、人口が集中する首都圏の中でも特に大学・高校の集中するターミナルへの出店を進めることで受注を拡大させてまいりました。さらに、中堅都市に出店をしている着方教室の分校を活用した振袖催事を行うことで販促エリアを拡大し、ソーシャルメディアを有効に活用することで一蔵の認知度を向上させてまいります。多様化する顧客のニーズに対しては、商品面では多種多様な振袖在庫に加え時代のニーズに合わせた商品を仕入れ顧客に提供することで受注の増加に努めてまいりました。さらに、一蔵では仕入後3年間一度も回転しなかった在庫品については一蔵「棚卸資産管理規程」に規定する評価基準に従い商品評価損を計上しておりますが、回転が鈍い在庫品の見える化を行い積極的に販売していくことで、商品回転数の増加を図り、商品評価損の計上額の最小化に努めております。 サービス面では一蔵で振袖等をお求めいただいた顧客に対して提供するワンストップサービス、成人式写真撮影スタジオの運営、着方教室の運営、悉皆サービス、また、長い和装の歴史の中で、多くの企業がチャレンジしては軌道に乗せられなかったデザインから生地の選定、製造、販売まで一貫して行う、振袖のSPA化に成功いたしました。究極の和装企画販売を展開することで、顧客の好みに応じた商品を、価格を抑えて販売することが可能となり、競合他社との差別化を図り、受注金額を増加させてまいります ハ.優秀な人材の確保及び育成今後一層の事業拡大のため、人材の確保及び育成を重要な課題と認識しております。一蔵経営理念と共鳴する優秀な人材を確保し、持続的な成長を支える人材を育成すべく採用活動及び研修活動を強化してまいります。振袖や呉服の販売には高度な接客技術や商品知識が必要となります。そのために社員の定着化による販売力強化が必要であり、採用後の教育やサポート体制も構築し、離職者の削減にも対策を進めてまいります。 ② ウエディング事業イ.式場稼働率向上に向けた戦略季節要因による需要変動により、閑散期の稼働率低下が収益圧迫の大きな要因となっているため、ナイトタイムを活用してイルミネーションや演出効果、季節に応じたアイテムを取り入れた付加価値のあるプランを設計してまいります。 直近における受注の強化として、打合せ回数を大幅に減らし、最短1か月で挙式可能な短期プランの作成や、親和性の高い少人数婚礼において高額コース料理や高品質アイテムを揃えるなどして受注強化を図ってまいります。 一方、婚礼に依存しない収益源の確保に向けて、平日を中心とした安定的な収益源として法人宴会、企業パーティー、フォトウェディング、レストラン営業、地域イベント、外部撮影など企業におけるイベント需要を取り込むことで、婚礼と異なる時間帯、曜日での稼働を向上させてまいります。 ロ.集客力・成約率の向上集客力の強化は、受注数及び稼働率を左右する最重要課題であります。お客様の結婚観が変化し、様々なスタイルの結婚式が求められております。お客様ご自身での情報収集の在り方も変化していることから、従来の外部集客媒体に依存する集客から、各式場がSNSにより、式場の魅力を視覚的にアピールし、情報発信力と訴求力を高めてまいります。 また、広告に依存しない集客基盤として、紹介制度を強化してまいります。満足度の最も高い施行後に紹介カード、QRカード等のお渡しと紹介者、被紹介者双方へのインセンティブ設計により紹介しやすい、また紹介されやすい環境を構築してまいります。   ハ.地域でのシェア拡大本物志向にこだわった施設と専門的なサービスの内製化により高品質かつきめ細かなサービス等の提供をモットーとした結婚式場の運営により事業を拡大してまいりました。さらなる市場におけるシェア拡大のため、外部の集客イベントへの参画による知名度のアップ、来館予約へのキャンセル防止対策、成約率が高い1件目来館の集客強化等の対策を進めております。 ニ.中国におけるウエディング事業の強化中国におけるウエディング事業の強化が課題であります。2019年3月に中国の上海に1施設目の結婚式場をオープンし、2施設目が2022年9月にオープンいたしました。中国の婚礼市場は大変魅力的なマーケットであり、また、富裕層を中心にウエディングドレスやガーデンセレモニーといった婚礼の西洋化も進んでおります。現在、中国では希少な日本企業による結婚式場として、一蔵の強みである本物志向にこだわった内装と最先端の演出や、「おもてなし」を重視したサービスの提供、また最先端の照明設備と会場コンセプトを明確化するための装飾改装による差別化で、中国におけるウエディング事業のさらなる強化を図ってまいります。 ③ 全社事業効率の最適化並びに各種コストの見直し 一蔵では、2021年4月に子会社である株式会社ChouChouを吸収合併、2022年3月に東京本社を移転するなど、コロナ禍において、事業効率の最適化を図ってまいりました。また、2025年度より旧JTS事業本部と旧オンディーヌ事業本部を統合し、和装事業本部として運用を開始しております。今後も、子会社を含めたグループ全体の費用対効果を検証し、事業効率の最適化並びに各種コストの見直しを図ってまいります。

事業等のリスク

3 【事業等のリスク】以下において、一蔵グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しております。一蔵グループはこれらのリスク発生の可能性を十分認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、一蔵株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、本項の記載内容は一蔵株式の投資に関する全てのリスクを網羅しているものではありません。以下の記載のうち将来に関する事項は、特段の記載が無い限り、本書提出日現在において一蔵グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 ① 事業環境に関するリスクについてイ.自治体における成人式の開催について一蔵グループは、成人式用振袖等の販売及びレンタル事業等を行っております。総務省統計局の発表によりますと、少子化は進みつつあるものの一蔵グループの主要顧客である新成人女性の人口は約53万人前後となり、引き続き大きな市場があると考えております。しかしながら、18才成人への移行に伴う式典開催の状況が変化した場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ロ.加工費高騰について (和装事業) 売上原価に占める外注加工費の割合が高く、原油高騰・ベトナムにおける人件費の高騰などの影響等により今後海外加工費の値上げが予測されます。加工費の上昇を短期的に製品価格へ十分転嫁できない場合、売上総利益率が低下し、一蔵グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 現在、海外仕立ては複数の取引先にリスク分散して対応しておりますが、引き続き複数の取引先との価格交渉を行い、仕立て上がりの商品の受注率を上げる施策を実施して原価率を抑制してまいります。 ハ.季節的変動について(和装事業)一蔵グループの主力商品の一つであります成人式用振袖の販売及びレンタルは、例年その受注活動を、成人式までに納品が可能な7月~9月と、成人式終了後に翌年の新成人を対象とする1月~3月に重点的に行っております。また、売上高の計上(顧客へのお引渡し)につきましては、受注後、仕立てを行うため、受注から1~3ヶ月前後のタイムラグがある事から10月~1月、3月に集中する傾向にあります。一蔵グループはこの季節的変動を考慮した計画策定を行っておりますが、何らかの理由により計画どおりに受注を獲得できなかった場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、2026年3月期の各四半期の売上高と売上総利益は以下のとおりであります。 (単位:千円) 第1四半期連結会計期間2025年4月1日~2025年6月30日第2四半期連結会計期間2025年7月1日~2025年9月30日第3四半期連結会計期間2025年10月1日~2025年12月31日第4四半期連結会計期間2026年1月1日~2026年3月31日第36期連結会計年度2025年4月1日~2026年3月31日売上高2,989,2613,684,2914,067,9164,242,83714,984,306売上総利益1,901,6092,460,6432,817,6332,697,6209,877,507 (注) 1.第4四半期連結会計期間は、一蔵グループで成人式用の振袖をお求め頂いた顧客に対し提供している成人式当日の振袖の着付けサービスやメイクサービスに係る費用や成人式後のレンタル振袖の返却に伴うクリーニング等の費用を売上原価として計上することから、他の四半期連結会計期間に比べ売上原価率が大きくなる傾向にあります。 (ウエディング事業)一般的に挙式・披露宴は春(3月~5月)、秋(9月~11月)に多く行われる傾向があり、一蔵グループの各式場においても同様の季節的変動を受けております。一蔵グループはこの季節的変動を考慮した計画策定を行っておりますが、何らかの理由により計画どおりに受注を獲得できなかった場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、2026年3月期の各四半期の売上高と売上総利益は以下のとおりであります。(単位:千円) 第1四半期連結会計期間2025年4月1日~2025年6月30日第2四半期連結会計期間2025年7月1日~2025年9月30日第3四半期連結会計期間2025年10月1日~2025年12月31日第4四半期連結会計期間2026年1月1日~2026年3月31日第36期連結会計年度2025年4月1日~2026年3月31日売上高958,569773,5411,370,0201,359,8864,462,016売上総利益502,788358,748789,436756,3652,407,337 ニ.市場規模の縮小傾向について(和装事業)呉服業界におきましては、産地工房の職人等作り手の高齢化、消費者のライフスタイルの変化等の影響により市場の縮小傾向にあります。一蔵グループは、きものの着方教室において、単にきものの着方を教えるだけでなく、きものを着て名所にお出掛けする等のイベントの開催を通じきものを着る機会の提供、きものを着ることの楽しさを感じていただくなど、きものファン拡大に努める等、潜在的なニーズの掘り起こしを行うことで、新たな需要の創出及び事業拡大に努めてまいりました。今後は、きもの好きが集まるファンコミュニティサイト「いち瑠の放課後」の運営、リユースショップ開店等による全国のリユース顧客への情報発信、店舗のない地域での販売会開催、レンタル安全補償など新商品(補償)の開発・販売、振袖ご成約者に対する家族写真の提案強化によるお母様への訪問着レンタル推進、ならびにSPA(製造小売)の強化・拡大などに取り組んでまいります。これらの施策を通じて、消費者の嗜好の移り変わりを迅速に商品に反映させるとともに、かつ、より価格競争力のある商品を提供することで、さらなる事業拡大に努めてまいります。 しかしながら、市場規模の縮小傾向が更に続いた場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (ウエディング事業)ウエディング業界におきましては、挙式・披露宴をしない「ナシ婚」や招待客数を絞り込んだ「少人数結婚」が広がっており、市場規模拡大という点においてはマイナスに作用する傾向にあります。一蔵グループでは、本物志向にこだわった施設(建築技法や材質、調度品や美術品等)と専門的なサービスの内製化(料理、装花、美容、自社スタジオによる写真撮影、アルバム等フォト製品の企画・開発等)による高品質かつきめ細かなサービスの提供、また婚礼トレンドやマーケット変化に対して、カジュアル婚礼などのブランドのディフュージョンプラン等を新たに販売するなど、結婚式場の運営により需要の喚起及び事業の拡大に努めております。 しかしながら、市場規模の縮小傾向が更に続いた場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ホ.少子化問題について(和装事業)一蔵グループは、1981年をピークに低迷しているといわれている呉服業界に属しながら、販売チャネルの拡大及び出店戦略により着実に事業を拡大させてまいりました。しかしながら、一蔵グループが取り扱う振袖につきましては、主要顧客は成人式前の女性に絞られていることから、今後、少子化の影響に伴って、対象年齢以下の人口が減少した場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。(ウエディング事業)総務省「国勢調査」及び「国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口」によりますと、わが国における結婚適齢期といわれる男女の人口は減少傾向にあると予測されております。また厚生労働省「令和6年(2024年)人口動態統計」によりますと2024年1年間における婚姻組数は約48万組と、前年と比べ約3万組減少しております。今後も結婚適齢期といわれる人口及び婚姻組数が減少した場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 へ.競合について(和装事業)呉服業界は、縮小しているきもの市場の環境下において企業淘汰が顕著な業界であります。このような状況の中、一蔵グループは、幅広い販売チャネル網を活用し、振袖の納品から成人式当日に至るまでの間、着付け、撮影等のサポート体制を確立し、顧客ニーズにマッチした商品やサービスの創出・提供により、競争力を高め、顧客満足度の向上を図り競合他社との差別化を実現することで事業を拡大してまいりました。しかしながら、今後競合他社が一蔵グループのサービス等を模倣、追随し、一蔵グループの特徴が標準的なものとなり差別化が難しくなる場合、また、競合他社が低価格を前面に打ち出した営業を展開した等の場合、結果として一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (ウエディング事業)一蔵グループのウエディング事業は、英国風のチャペル挙式及びハウスウエディングをコンセプトにした「キャメロットヒルズ」「グラストニア」「ネオス・ミラベル」「嘉美麓徳高端婚礼会館 大寧店」「嘉美麗徳高端婚礼会館 虹橋店」並びに「和魂洋才」をコンセプトにした「百花籠」を運営しております。本物志向にこだわった施設(建築技法や材質、調度品や美術品等)と専門的なサービスの内製化(料理、装花、美容、写真撮影、アルバム等フォト製品の企画・開発)により、高品質かつきめ細かなサービス等の提供をモットーとした結婚式場の運営により事業を拡大してまいりました。しかしながら、今後一蔵グループが運営する式場と同一商圏に競合他社が参入又は異業種からウエディング事業に新規参入するなど、他社との競合状況が激化した場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ト.ブランドイメージの毀損について一蔵グループの和装事業において、呉服・振袖等きもの全般を扱う「一蔵」、主に振袖を扱う「オンディーヌ」など購買層、集客チャネル別にブランドを展開しております。また、ウエディング事業においては、本物志向にこだわった施設と専門的なサービスの内製化により、高品質かつきめ細やかな婚礼サービスの提供をしております。一蔵グループでは顧客からクレーム等を受けた場合、各事業本部及び総務部法務課等関連部門が連携し適切に対応できる体制となっております。しかしながら、一蔵グループの商品・サービスに対し否定的な風評が拡大しブランドイメージの毀損が発生した場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 チ.成人の年齢引き下げについて2022年4月の民法改正により、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたものの、各自治体における成人式開催は20歳を対象とする傾向にありますが、今後成人式のあり方に何らかの大きな変化(受験期を避けるための開催時期の変更、主催者の変更等)が発生した場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 リ.グローバル事業展開に関する影響一蔵グループは、アジアマーケットにおけるウエディング事業の拡大を目的として、中国上海市に現地法人を設立いたしました。2019年3月に1施設目の結婚式場を開業し、2022年9月に2施設目を開業致しました。グローバル事業におけるリスクに対しては可能な限りのリスクヘッジを講じてはおりますが、競合他社による新たな装備、演出の展開、また予期できない法制度の変化による各種規制や税制・相場制度の変更、政情不安、景気変動などにより、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 事業内容に関するリスクについてイ.出店について(和装事業)一蔵グループでは、出店を成長戦略の一つと捉えております。交通アクセスが良く、人が集まり、一蔵グループ他店舗や施設と商圏が重ならないエリアを出店予定地域とし、面積や賃借料等の賃貸条件を勘案し出店場所を選定しております。しかしながら、一蔵グループの出店条件に合致した物件がなく出店が出来ない場合や、出店が遅れた場合、また出店後に立地・経済環境・競合店状況等に変化が生じた場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ロ.加盟店との取引について(和装事業)一蔵グループは、直営店又は加盟店を通じて一般顧客に対して呉服等の販売、振袖等の販売・レンタル等を行っております。加盟店は一蔵の販売チャネルの一つとして非常に重要な役割を担っていると認識しております。一蔵グループと加盟店との間において、今後も友好的関係を構築・維持できるものと認識しておりますが、何らかの理由による関係悪化等により取引の継続が困難となった場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ハ.個人情報流出のリスクについて一蔵グループは、和装事業として呉服等の販売、振袖等の販売・レンタル、成人式の前撮り写真撮影サービス、成人式当日の着付け及びメイクサービス、きものの着方教室の運営等、並びにウエディング事業として結婚式場の運営等を通じて各種の個人情報を保有しております。一蔵グループでは、個人情報の漏洩の防止はもちろん、不適切な利用や改ざん等を防止するため、個人情報の管理を事業運営上の重要事項の一つと捉えております。個人情報保護規程及び情報システム管理規程を制定し、個人情報を厳格に管理するとともに、全従業員への教育を実施する等、個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。しかしながら、外部からの不正アクセスや社内管理体制の瑕疵等により個人情報が外部に流出した場合、一蔵グループへの損害賠償請求や社会的信用の失墜により、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 二.サイバー攻撃や自然災害等に伴う情報システム停止リスク一蔵グループでは、販売管理等の基幹システムを含む各種情報システムを利用しており、日常的な業務遂行や経営管理の一部をこれらシステムに依存しております。近年、巧妙化・多様化するサイバー攻撃(不正アクセス、ランサムウェア感染等)や、地震、風水害等の自然災害、停電などにより、情報システムが長期にわたり停止する可能性があります。特に、サイバー攻撃等により基幹システムに深刻な障害が発生した場合、業務プロセスの遅延、復旧や代替手段の確保に伴う追加コストの発生、社会的信用の失墜等により、一蔵グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。一蔵グループでは、セキュリティ対策の強化、システムのバックアップデータの遠隔地保管、障害発生時の復旧手順を定めた事業継続計画の整備等に取り組んでおりますが、これらの対策をもってしても、上記リスクを完全に排除できるものではありません。 ホ.差入保証金について一蔵グループは、賃借により出店を行うことを基本方針としており、土地・施設の賃借に際して家主に差入保証金を差し入れております。差入保証金は、概ね賃貸借契約終了をもって一蔵グループに返還されるものでありますが、家主のその後の財政状態によって回収が困難となった場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 へ.有利子負債依存度が高いことについて一蔵グループは、これまで新規出店にかかる設備投資等を、金融機関からの借入等により調達してまいりました。有利子負債残高、有利子負債依存度及び支払利息は下表のとおりであります。今後は、営業活動によるキャッシュ・フローの拡大から生み出される余剰資金等により、有利子負債依存度の改善を進め、財務体質の強化に努める方針ではありますが、新たな設備投資等に伴う金融機関からの借入の増加や、金融情勢の変動により金利が大幅に上昇した場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 第36期連結会計年度末2026年3月31日現在有利子負債残高(千円)(注)14,537,547有利子負債依存度(%)(注)225.8支払利息(千円)51,101 (注) 1.有利子負債残高は、金融機関からの短期及び長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)、リース債務及び長期リース債務の合計であります。2.有利子負債依存度は、有利子負債残高を総資産で除した数値を記載しております。 ト.固定資産の減損について一蔵グループは、保有する固定資産に対して「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。今後、店舗や式場等の収益性やキャッシュ・フローの状況が悪化したり、保有資産の市場価格が著しく下落したこと等により、減損処理が必要になった場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ③ 会社組織のリスクについてイ.特定人物への依存について一蔵グループの代表取締役社長である河端義彦は、一蔵グループの創業者であり、創業以来一蔵の代表取締役社長として、経営方針及び事業戦略を決定するとともに、新規ビジネスの開拓及びビジネスモデルの構築から事業化に至るまでの過程において重要な役割を果たしております。一蔵グループは、権限の委譲や人材の育成、取締役会等において役員及び従業員の情報共有を図ることで、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を進めております。しかしながら、何らかの理由により同氏の業務遂行が困難になった場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ロ.人材の確保、育成について一蔵グループは、事業規模の拡大による業務量の増加に伴い、人材の確保・育成は重要な経営課題であると認識しており、定期採用も中途採用も積極的に行うと同時に、社内研修等により人材育成の充実に努めております。しかしながら、いずれも継続的な人材の確保を保証するものではなく、適切な人材を十分確保できなかった場合には、一蔵グループの事業拡大が制約を受ける可能性があり、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、店舗人員の退職者が一時的に多数発生した場合は、一蔵グループの営業力が低下し、一蔵グループの事業拡大が制約を受け、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ハ.内部管理体制一蔵グループは、一蔵グループの事業展開や成長を支えるため、今後も内部管理体制の一層の充実・強化を図っていく方針でありますが、事業の拡大及び人員の増加に対して適時適切な組織的対応ができなかった場合、事業展開に影響が出る等、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 各種法規制についてイ.食品衛生法ウエディング事業は、「食品衛生法」等の規制を受けており、管轄保健所から営業許可を取得しております。衛生面に関しましては、各セクションに食品衛生管理者を選任し、細心の注意を払い営業しております。しかし、食中毒等が発生した場合は、一蔵グループへの損害賠償請求や社会的信用の失墜により、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ロ.労働法2019年に施行された働き方改革関連法をはじめ、労働法関連の強化が進む中、一蔵では研修強化や管理体制構築により法令遵守を徹底しておりますが、万が一これらの規制を遵守出来ないときは罰則等を受け、社会的信用の失墜により、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ハ.不当景品類及び不当表示防止法一蔵グループは、カタログ等の広告物を制作するに当たり「不当景品類及び不当表示防止法」及びその後改正された法律並びに関係法令等の規制を受けております。一蔵グループでは社員教育の実施や管理体制の構築等により当該諸法令の遵守を徹底しておりますが、万が一、これらの規制を遵守できなかった場合は、措置命令を受け、社会的信用の失墜により、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、今後新たな法令等の制定、既存法令等の解釈変更等による広告業界の自主ルールの整備や強化等がなされ事業が制約を受けることになった場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ニ.一蔵事業の販売及びサービスに関する法的規制について一蔵グループは、電話販促や通信販売を行うことによる「特定商取引に関する法律」の規制、店舗販売員による販売勧誘を行うことによる「消費者契約法」の規制及び個人消費者保護の観点から制定された各種法令の規制を受けております。一蔵グループでは社員教育の実施や管理体制の構築等により当該諸法令の遵守を徹底しておりますが、万が一、これらの規制を遵守できなかった場合は、行政処分の対象となることがあり、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、将来において、これらの法令等の改正又は新たな法令等が制定され、一蔵グループが適切に対応できない場合には、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 上場廃止のリスクについて一蔵グループは、2026年3月末時点における東京証券取引所スタンダード市場の上場維持基準への適合状況について、流通株式時価総額が基準に適合せず、2026年4月1日より改善期間に入っております。2027年3月末までに適合しない場合には、監理銘柄・整理銘柄(原則として6か月)に指定後、2027年10月1日に上場廃止となります。今回不適合となった流通株式時価総額の上場維持基準を充たすために、2027年3月31日までを改善期間とする上場維持基準への適合に向けた各種取組を進めてまいります。取り組みの詳細は、2026年6月下旬に公表予定です。 ⑥ その他自然災害について一蔵グループは、一定の集客が見込める全国主要都市のオフィスビルやショッピングセンター等に店舗を構え事業を展開しておりますが、これらの地域において予測不能な地震、風水害等の自然災害が発生し、本社及び各店舗に影響が生じ業務を停止せざるを得ない状況や、建物や設備が損傷しその修復に多大な費用が必要となった場合、一蔵グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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