鉱研工業(6297)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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鉱研工業(6297)の株価チャート 鉱研工業(6297)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

鉱研工業グループ(鉱研工業及び鉱研工業の関係会社)は、鉱研工業、連結子会社(構造工事株式会社、株式会社クリステンセン・マイカイ)の計3社で構成されており、ボーリング機器とその関連機器の製造販売及び独自工法による工事施工を主な事業として取り組んでおります。

鉱研工業及び鉱研工業の関係会社の事業における鉱研工業及び鉱研工業の関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。

 

(ボーリング機器関連)

鉱研工業及び株式会社クリステンセン・マイカイが、ボーリングマシン、ポンプ、その他機械本体、関連部品、水井戸関連機器等の製造販売及びボーリング機器のレンタル業務を行っております。

 

(工事施工関連)

鉱研工業及び構造工事株式会社が、地質調査、土木・地すべり、建築基礎、さく井、温泉、土壌汚染調査・改良、アンカー等の工事施工及び建設コンサルタント業務を行っております。

 

事業の系統図は次のとおりであります。

 


 


有価証券報告書(-0001年11月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

鉱研工業グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において鉱研工業グループが判断したものであります。

 

(1) 経営方針

鉱研工業は、創業以来一貫して地下に係る資源開発・建設を通じて、社会のインフラ整備に貢献してまいりました。活動範囲も国内にとどまらず、海外においてもアジア・アフリカ各地をはじめとして、資源開発、ダム・トンネル工事等の地下開発事業や水不足に苦しむ人々を救済するための水井戸開発事業などに、ボーリングという業務を通じて取り組んでまいりました。また、常に新しい技術開発にチャレンジしており、時代のニーズを先取りした新製品および新工法、新事業の展開を積極的に推進し、地下に係るトータル・ソリューションを提供しております。

鉱研工業は、「ONE&ONLYの技術構築のために前進」という社是のもと、鉱研工業にしかない「ONE&ONLY」の製品と施工技術を国内外の市場に展開していく事で、地球と社会に限りなく貢献してまいります。

 

(2) 目標とする経営指標

鉱研工業グループは長年にわたる企業活動の根底にある鉱研工業の存在意義をパーパスとして策定し、地球環境に持続可能な貢献をすると共に、鉱研工業自体を未来まで持続可能な会社とすべく努力して参ります。

 

~ 鉱研パーパス ~

   「地下を活かし」

   「地下と生きる」

   「持続可能なこうけんを」

   「地球に」

 

(3) 中長期的な会社の経営戦略

原材料価格の高騰や労働力不足による賃金の上昇、ロシアによるウクライナへの侵攻の長期化や円安の進行、更には中東情勢の悪化による原油の供給不安等、世界各地で経済に影響する課題が山積しており、広く企業活動や国民生活全般に影響を及ぼしました。そういった環境下にありながらも、建設関連においては国土強靭化計画に伴う全国規模の防災減災対策、インフラ老朽化対策、新幹線・高速道路延伸、リニア中央新幹線建設などの社会資本整備に関わる建設投資についてこれまでと同水準での推移が見込まれております。

鉱研工業は「顧客の安心を以て信頼を得、全社員とその家族の幸福を追求し、地球と社会に限りなく貢献する会社となる。」という経営理念のもとに、2021年度を初年度とする5か年の中期経営計画「STEP UP鉱研ACTIONS2025」を策定し、「売上高の成長性:部商品販売比率UP」「営業利益率向上:2025年に10%」「ROE:8%以上」「ESG:伊勢原工場他全拠点をRE100にて運営」を経営目標とし、引き続き売上拡大と高収益を達成すべく努力をしてまいります。

 

中期経営計画「STEP UP鉱研ACTIONS2025」

ction(行動)

・新たな企業のパーパスを策定し、社員の主体的行動を推進。

 

ost reduction(コスト削減)

・国内に限定せず、品質を確保しながら海外の製品・材料の積極導入。

・全部門活用ソフトのクラウド化。

・適正在庫基準の明確化。

 

 

opical production(話題性のある製品・部商品の開発)

・ユーザーニーズを捉えて、年間2~3種の機械・システム・ツールスを開発し市場へ投入。

・キーワードを“A”(Automatic) から“I”(Intelligence)へ。

・生産機種の選択と製造の分散化(パートナーとの協創力)。

 

nitiative marketing(創造性のある営業活動)

・コンカレントエンジニアリングの推進。

・創造的設計力を生かすカスタマーサービスの充実。

 

rganization reactivation(組織の再活性化)

・伊勢原新工場稼働に伴い、生産性向上の実現と諏訪工場における機械生産体制の確立。

 

ew managing strength(新しい経営体質)

・役員のみならず中堅、若手社員の育成プランニングの策定。

 

DG’s(持続可能な開発目標の達成)

・伊勢原工場他全拠点をRE100にて運営。

 

(4) 業務上及び財政上の対処すべき課題

鉱研工業グループは中期経営計画に基づき「売上拡大」と「高収益」を目指してまいりますが、このためには計画目標達成に影響を与えるリスクを抽出し、それらに効果的に対処するためのリスク・マネジメントを強化してまいります。

更に鉱研工業はグローバルな営業展開が不可欠であるため、海外販売につきましては、社会資本整備、資源開発が進んでいる中国、台湾、韓国、東南アジアの国々を重点地域として、民間ベースの売上拡大に注力してまいります。

建設業界の人手不足や「2024年問題」への対応には、鉱研スピリット3S(SAFETY「安全・安心」、SAVE「省力化」、SATISFACTION「顧客満足」)の製品群を開発し、市場に投入を開始しております。

なお、ロシア・ウクライナ情勢および中東情勢などの地政学リスクの影響に伴うエネルギー・原材料高騰等による事業への影響は、現時点で合理的に算定することが困難なため、鉱研工業グループへの影響については慎重に見極め、対処してまいります。

 


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において鉱研工業グループが判断したものです。

 

(1) 取引先の信用リスク

鉱研工業グループの取引先は建設関連業種であり、昨今の建設資材価格の高騰により、厳しい経営環境が続いております。鉱研工業グループでは、取引に際して与信管理、債権管理を徹底し、信用リスクの軽減に努めておりますが、取引先が信用不安に陥った場合、鉱研工業グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 季節変動

鉱研工業グループの製品・工事の最終需要は公共工事関連が高いウエイトを占めているため、鉱研工業グループの売上は第3四半期以降に集中する傾向があり、経営成績は第2四半期までと第3四半期以降で大きく変動する可能性があります。大型工事案件については、会計基準が収益認識基準に変更したことにより、従来比平準化しています。

 

(3) 公共工事の影響

鉱研工業グループの製品・工事の最終需要は公共工事関連が高いウエイトを占めております。鉱研工業グループでは、海外市場の開拓、民間工事の受注に注力しておりますが、公共工事関連予算の増減が鉱研工業グループの業績に間接的に影響を与える可能性があります。

 

(4) 地下水・温泉開発事業

地下水・温泉開発事業において、井戸・温泉を試掘して水量・水質の確認を行い、計画した水量・水質より結果が下回ることが判明した場合の掘削工事は中止、それまで掛かった掘削費用が増額することで鉱研工業グループの負担が増加する場合があります。また、本事業を含め、ボーリングによる施工時における地質状況の著しい悪化等により、掘削資材の増加、切断事故、抑留事故などの掘削障害を起こす可能性があり、工期の遅延、資機材の損失、再掘削等による利益減少のリスクがあります。

ただし、鉱研工業グループは豊富な経験に基づく事前調査を行うことで水量・水質に関するリスクの極小化を図っております。

 

(5) 為替リスク

ボーリング機器関連においては、一部、海外代理店・顧客に対して海外通貨建てにより仕入・販売を行っており、鉱研工業グループに為替リスクの負担があります。実需に基づき、一部為替予約により個別取引採算を確定させておりますが、海外通貨に対して円高・円安が進行した場合は、為替評価損益が発生する可能性があります。

また、工事施工関連においては、ODAによる海外工事に関して、円建て収入に対し支出の大部分は外貨建てとなっており、為替リスクが存在しています。鉱研工業グループでは、リスクヘッジを目的として為替予約を行うことがありますが、これにより直物為替相場と為替予約相場の差異について評価損益が発生することがあります。

 

(6) 海外市場リスク

鉱研工業グループの海外市場は、主に中国市場が大きなウエイトを占めているため、同国の政治状況により海外売上が低下する恐れがあります。また、同国へは他国の競合ライバルも市場へ参入しているため、市場売価の低下(コスト競争力の低下)や鉱研工業製品が陳腐化する可能性があります。

 

 

(7) 自然災害・戦争・テロ・感染症等リスク

ウクライナ危機等に伴う、世界的なサプライチェーンの停滞等によって、鉱研工業グループの業績に影響を与える可能性があります。また、ウクライナ危機等が今後も続き市況が悪化した場合、鉱研工業グループの業績に影響を与える可能性があります。国内外工事においても、工期の遅延や燃料費などの価格上昇により、工事原価の上昇に繋がり鉱研工業の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8) 有利子負債

鉱研工業グループは、運転資金、設備投資及び企業買収のための資金などを主に金融機関からの借入金で調達しており、当連結会計年度末における総資産額に占める割合は42.3%であります。そのため、現行の金利水準が変動した場合、鉱研工業の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

また、鉱研工業グループの一部の借入契約に関しては財務制限条項が付されております。今後、財務制限条項に抵触した場合、期限の利益を喪失し、当該借入金の一括返済を求められることがあり、この場合、鉱研工業グループの財政状態及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。なお、財務制限条項の詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結貸借対照表関係 ※7」に記載しております。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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