ワイエイシイホールディングス(6298)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


ワイエイシイホールディングス(6298)の株価チャート ワイエイシイホールディングス(6298)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】

ワイエイシイホールディングスグループ(ワイエイシイホールディングス及びワイエイシイホールディングスの関係会社)はワイエイシイホールディングス(ワイエイシイホールディングス株式会社)、子会社21社(うち、連結子会社20社)により構成されており、半導体・メカトロニクス関連製品、医療・ヘルスケア関連製品、環境・社会インフラ関連製品の開発・設計・製造・販売・保守サービスを主たる業務としております。当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。

ワイエイシイホールディングスグループの事業内容及びワイエイシイホールディングスと関係会社の当該事業に係わる位置付けは次のとおりであります。

次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

なお、ワイエイシイホールディングスは、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

事業内容

ワイエイシイホールディングスと関係会社の位置付け

半導体・

メカトロニクス

関連事業

主要な製品はハードディスク関連装置、クリーン搬送装置、半導体製造関連装置、精密切断装置、レーザプロセス装置、イオンビームミリング装置、電子部品の搬送用キャリアテープ、FPC・半導体関連検査装置、光計測器等であります。

ハードディスク関連装置
クリーン搬送装置等

ワイエイシイメカトロニクス株式会社が開発・設計・製造・販売するほか、YAC Systems Singapore Pte Ltd.(シンガポール)が現地の顧客向けに一部の製造・販売・保守サービスを行っております。

半導体製造関連装置、LED製造関連装置

ワイエイシイメカトロニクス株式会社及びワイエイシイガーター株式会社が開発・設計・製造・販売・保守サービスを行っております。

太陽電池製造装置、

ワイエイシイメカトロニクス株式会社が開発・設計・製造・販売・保守サービスを行っております

キャリアテープ

ワイエイシイガーター株式会社が開発・設計・製造・販売を行っております。

レーザプロセス装置

イオンミリング装置等

ワイエイシイビーム株式会社が開発・設計・販売・保守サービスを行っております。

精密切断装置等

株式会社ワイエイシイダステックが開発・設計・販売・保守サービスを行っております。

FPC・半導体関連検査装置

JEインターナショナル株式会社が製造・販売を行うほか、株式会社GDテックが開発・製造を行っております。

光計測器等

TTホールディングス株式会社の100%子会社である株式会社テクノオプティスが開発・製造・販売・保守サービスを行っております。

医療・ヘルスケア

関連事業

主要な製品は人工透析装置、全自動高感度デジタル免疫測定システム、全自動毛髪スライサー等であります。

医療用機器等

ワイエイシイエレックス株式会社が開発・設計・製造・販売を行っております。

測定装置、スライサー等

ワイエイシイバイオ株式会社が開発・設計製造・販売を行っています。YAC Systems Singapore Pte Ltd.(シンガポール)が現地の顧客向けに一部の販売・保守サービスを行っております。

 

 

事業内容

ワイエイシイホールディングスと関係会社の位置付け

環境・

社会インフラ

関連事業

主要な製品は、工業計器、制御通信装置、医療リネン関連装置、シャツ用・ウール用プレス機、自動包装機、太陽電池製造装置、LED製造関連装置等であります。

工業計器

制御通信装置等

大倉電気株式会社が情報伝送装置、自動制御装置、各種記録監視機器の製造・販売・保守サービスを行うほか、北海道地区については宝生産業株式会社が販売・保守サービスを行っております。

半導体製造装置

大倉電気株式会社が開発・設計・製造・販売・保守サービスを行っております。

医療リネン関連装置

クリーニング関連装置

自動包装機

ワイエイシイマシナリー株式会社が開発・設計・製造・販売・保守サービスを行っており、中国向け製品については、瓦愛新(上海)国際貿易有限公司が販売・保守サービスを行っております。

精密熱処理装置

株式会社ワイエイシイデンコーが開発・設計・販売・保守サービスを行っております。

(注)1.2024年4月1日付で、ワイエイシイバイオ株式会社を設立し、ワイエイシイホールディングスの連結子会社としております。

2.2025年1月31日付で、TTホールディングス株式会社(株式会社テクノオプティスの株式を100%保有)の株式を一部取得し、ワイエイシイホールディングスの連結子会社としております。

 

 

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

(注)無印 連結子会社

※1 特定子会社

 


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

ワイエイシイホールディングスグループの経営方針、経営環境および対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてワイエイシイホールディングスグループが判断したものであります。

(1)経営方針、経営戦略等

ワイエイシイホールディングスグループは、その目的と使命である「より多く社会に貢献する」を実現するため、2020年に新たな企業理念として「究極の理念」を定め、社員・グループの成長、全員経営・連携と競争、SDGs経営の推進、納税額の拡大に取り組んでおります。

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題につきましては、以下のとおりです。

① グループの企業価値の向上

ワイエイシイホールディングスグループは、ホールディングスと各事業会社間の連携と健全な競争により、一層の企業価値の向上に努めてまいります。

② 事業会社の収益力向上

ホールディングスは各事業会社の経営状況を詳細に分析し、収益力向上のための支援、指導、管理を実施いたしております。また、成長可能性の高い分野への経営資源の重点的な配分、不採算事業の再構築を積極的に実施することにより、各事業会社の収益力向上を図ります。

③ グループ会社の持続的発展に向けた施策

ワイエイシイホールディングスグループは、顧客ニーズに対応した、なかでもSDGsに資する新製品の開発、さらには製品化を目指します。また、ワイエイシイホールディングスグループにシナジー効果をもたらすことや、新たな成長分野への進出などを目的としたM&Aを今後も積極的に実施してまいります。

④ 海外戦略

収益機会の拡大のため、今後も海外進出を継続してまいります。事業の展開につきましては、リスクと事業の成長性を勘案しながら推進してまいります。

⑤ 研究開発の拡充

5G/EV等の半導体・電子部品分野及び医療分野など、今後成長が見込まれる分野に向け研究開発を進めてまいります。

メカトロニクス関連事業におきましては、データセンタ、パワー半導体、電子部品、EV部品関連等、日々進化する技術に対応した装置の開発に取り組んでおります。

ディスプレイ関連事業におきましては、有機ELパネルの高機能化、高精細化、フレキシブル化に対応した装置の開発に取り組んでおります。

産業機器関連事業におきましては、ホームクリーニング業界向けに培ってきた技術を応用した医療リネン事業やeコマース業界の紙包装需要の増大等に向けた開発に取り組んでおります。

電子機器関連事業におきましては、世界的に需要が拡大している人工透析装置の次世代型の開発、また電力流通量の拡大に対応した電力会社向け制御通信機器の開発に取り組んでおります。

⑥ 財務体質の強化

財務体質強化のため、より収益性の高い安定した事業運営を図り、安定的なキャッシュ・フローを確保しつつ、売掛債権の回収・在庫圧縮等による自己資本比率の向上に努めてまいります。


事業等のリスク

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。

以下の記載はワイエイシイホールディングス株式への投資に関するリスクを全て網羅するものではありません。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてワイエイシイホールディングスグループが判断したものであります。

ワイエイシイホールディングスグループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避および発生した場合の対応に努めております。

(1)技術革新に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループを取巻く環境は技術の進歩が急速であり、常時最先端の製造装置の開発に努めておりますが、開発の遅れやニーズの変化に対応できなかった場合、ワイエイシイホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(2)金利の変動に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、事業資金の一部を金融機関から借入金として調達しております。ワイエイシイホールディングスグループとして計画的に有利子負債の返済に努め、自己資本の充実に努めておりますが、将来の金利変動を含む事業環境が変化した場合、ワイエイシイホールディングスグループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

(3)海外依存に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、海外顧客、特に中国およびアジア地域への売上高が全体の2割強を占めております。そのため、中国およびアジア地域における政治、経済、社会情勢の変化や各種規制の変化、為替レートの変動、その他突発的な外部要因が、ワイエイシイホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(4)原材料・部品の価格変動に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、調達価格の低減に努めておりますが、サプライチェーンの混乱による供給の逼迫や円安などの価格変動の影響を受け、原材料・部品の価格が急騰した場合には、ワイエイシイホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(5)取引先の業績悪化に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、取引先に対する信用調査を実施しておりますが、取引先の急激な業況の悪化により債権回収が困難な事態が生じた場合、ワイエイシイホールディングスグループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

(6)売掛金の回収に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、ディスプレイ関連事業において主に中国の液晶パネルメーカーに各種装置の製造・販売を行っております。

輸出取引で、かつ顧客との契約の中でワイエイシイホールディングスグループが据付けの義務を負う取引については、「装置の引渡し」と「当該装置の据付け及び現地での調整作業」を別個の独立した履行義務として識別し、装置の引渡しが完了した時点、及び現地での据付作業が完了した時点でそれぞれ収益を認識しております。

当該取引については、装置の引渡し後に契約額の70%から90%を回収し、残額については現地での据付作業が完了後に回収することとしております。

ディスプレイ関連事業のセグメントに属する事業会社においては、取引ごとに売掛金の回収状況をモニタリングし、回収予定期日を超過した売掛金については、月に1度の会議で営業担当者より回収遅延理由と今後の回収予定の報告を求めており、かつ、一定期間以上経過した売掛金については、回収計画を策定し、実行に移しております。

回収計画の実行に際しては、営業担当者が現地顧客へ赴き、直接交渉に当たる等の対応を行っておりますが、取引先の商習慣及び装置の検収遅れ等により残金回収が遅延した場合、ワイエイシイホールディングスグループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

(7)受注損失引当金に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、多くの顧客に各種装置の製造・販売を行っております。装置は、原価総額を見積り、適切な承認を得た上で、顧客からの内示や注文書に基づき製造に着手し、定期的に製品完成まで見積原価総額の見直しを実施しておりますが、顧客の設備投資計画変更等の影響により受注キャンセルとなり、別の顧客からの新たな注文等に基づく仕様変更の発生、あるいは新規開発案件及び特殊な仕様に基づく装置の製造工程においての不具合の発生により、追加原価が発生して受注損失引当金の積み増しが生じた場合には、ワイエイシイホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(8)特定人物(代表取締役会長兼社長)へ依存するリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、代表取締役会長兼社長百瀬武文が1973年のワイエイシイホールディングス設立時からの事業推進者として、ワイエイシイホールディングスグループの経営方針や事業戦略の決定をはじめ、事業推進において重要な役割を担ってまいりました。

ワイエイシイホールディングスグループでは、同氏に過度に依存しない体制の構築ならびに移行を進めておりますが、同氏の業務遂行が困難となるような事態が生じた場合、ワイエイシイホールディングスグループの経営成績および今後の事業運営に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクに対しては、執行役員制度の採用等、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めることで、リスクの軽減を図っております。

(9)訴訟に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、その経営判断、業務執行において会社の利益に反して他者の利益を侵害し、あるいは他者に損失を与えないよう、コンプライアンス体制の強化を図っておりますが、他者から訴訟を提起され結果的に敗訴した場合、ワイエイシイホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(10) 自然災害に係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、生産の多くを外部に委託していること、風水害のリスクが低い地域にある事業所が多いことから、地震等の自然災害によって直接被害を受けることは相対的に少ないと考えております。しかし、自然災害の発生による得意先の設備投資計画の変更、生産委託先又は仕入先の部材・部品供給の遅延や停止等が生じた場合、ワイエイシイホールディングスグループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

(11) 新規事業開発に係るリスク

将来的な事業拡大に向けて、新規事業開発に積極的に取り組んでおりますが、新規事業の展開には不確定要素が多く、想定を超える市場環境変化等、様々な要素によって新規事業の確立が困難となり、投資の回収が遅れる、または回収できない可能性があります。

 

(12) サステナビリティに係るリスク

ワイエイシイホールディングスグループは、サステナビリティへの取組みに対する重要性を認識し、取組みを進めておりますが、以下のリスクがあることを認識しております。

①気候変動

a)今後各国・地域における脱炭素社会の実現に向けた政策の強化、二酸化炭素排出に関連する法令等の改訂・新規制定が想定外のスピードで行われた場合、かかる取組みへの支出の増加する可能性があります。

b)気候変動に対するワイエイシイホールディングスグループの取組みが著しく不十分である、あるいは開示が不十分であると評価された場合、機関投資家のワイエイシイホールディングスに対する出資の縮小もしくは引き揚げ、顧客からの取引縮小にさらされる等のリスクがあります。

②人的資本

ワイエイシイホールディングスグループにおける、人材の多様性の確保を含む人材育成および社内環境整備に関する取り組みが不十分であると評価された場合、機関投資家のワイエイシイホールディングスに対する出資の縮小もしくは引き揚げ、顧客からの取引縮小にさらされる等のリスクがあります。

③上記①、②以外

上記①、②以外の課題に対する取組みについても、ワイエイシイホールディングスグループの取組みが著しく不十分である、あるいは開示が不十分であると評価された場合、機関投資家のワイエイシイホールディングスへの出資の縮小もしくは引き揚げ、顧客からの取引縮小にさらされる等のリスクがあります。




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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