ヘリオステクノホールディング(6927)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


ヘリオステクノホールディング(6927)の株価チャート ヘリオステクノホールディング(6927)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

ヘリオステクノホールディンググループは、持株会社であるヘリオス テクノ ホールディング株式会社(ヘリオステクノホールディング)及び子会社4社で構成されており、ランプ事業及び製造装置事業を主な事業内容としております。

 

ヘリオステクノホールディンググループの事業におけるヘリオステクノホールディング及び子会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

 

ランプ事業

産業用ランプ、一般照明用ハロゲンランプ、及びLEDランプ等の製造販売をしております。

(会社名) フェニックス電機株式会社及び株式会社ルクス

 

製造装置事業

配向膜印刷装置、特殊印刷機、及びUV露光装置光源ユニットの製造販売をしております。

(会社名) ナカンテクノ株式会社、フェニックス電機株式会社、及び株式会社リードテック

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

 


 

(注) 1  ヘリオステクノホールディングは、子会社であるフェニックス電機株式会社及びナカンテクノ株式会社に対し、経営指導並びに業務支援を行っており、事業は行っておりません。

2 フェニックス電機株式会社の子会社である株式会社ルクスは、一部の商品仕入についてフェニックス電機株式会社より同社製品を仕入れ、外部へ販売を行っております。

 

なお、ヘリオステクノホールディングは特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。

 


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてヘリオステクノホールディンググループが判断したものであります。

 

(1)経営方針

ヘリオステクノホールディンググループは、「ランプ事業」及び「製造装置事業」の各事業において、他社が追随できない高付加価値製品・サービスの開発、提供を追求すると共に、事業シナジー効果の創出と成長の加速化を通じて、事業の拡大、経営基盤の安定化を図ることを基本方針としております。

また、ヘリオステクノホールディンググループは、株主をはじめ顧客、仕入先、従業員、地域社会等のステークホルダーに報いるため、グループ一丸となって業績の伸張に努め、企業価値の増加と企業としての社会的責任を果たすことを目指しております。

 

(2)経営戦略等

ヘリオス テクノ ホールディング株式会社(純粋持株会社)を親会社とし、「ランプ事業」及び「製造装置事業」の2つの事業を収益の柱とし、事業の拡大、経営基盤の安定化を目指します。
 「ランプ事業」においては、フェニックス電機株式会社の「小回りを効かせて、顧客の利便性を向上させる」という行動指針のもと、独自の競争戦略を構築し、競争力を発揮できるニッチな市場で存在価値のある企業になることを目指しております。

「製造装置事業」においては、ナカンテクノ株式会社の精密印刷技術力をコアにして、更に向上させ、新たな分野を開拓し、新製品を開発していきます。

なお、「ランプ事業」及び「製造装置事業」の今後の展開については、「第2 事業の状況 6 研究開発活動」に記載しております。

 

(3)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

経営環境につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績」に記載しております。当該経営者の視点による経営環境の認識に基づき、以下の課題に対し優先的に対処してまいります。

ヘリオステクノホールディンググループの中核事業を営むフェニックス電機株式会社及びナカンテクノ株式会社は、自主的経営の下でそれぞれの事業の拡大と採算性の向上を図るとともに、互いの技術力を生かしてシナジー効果を発揮してまいります。

① フェニックス電機株式会社

露光装置及び光源製品については、一層の取引先との関係強化を図り安定供給を目指す一方、更なる採算性の向上に努めてまいります。紫外線・赤外線LEDの特性を生かした光源製品については、半導体メーカーをはじめ幅広い産業分野への提案を図ってまいります。

② ナカンテクノ株式会社

非接触型の印字方式であるインクジェット印刷機は、形状や基材を問わず印字することができるのが特徴であり、幅広い業界において採用が見込まれるところとなります。その中から省力化、省人化、省エネに貢献し、高付加価値の用途に対応する市場に求められる開発を進めてまいります。

エネルギーをより高効率化するため、パワー半導体の普及が今後も進んでいくことが見込まれている中、従来のSiパワー半導体から次世代材料である「SiC」で製造したSiCパワー半導体の利用が拡大しています。今後電動車用を主軸として市場の成長が予想される「SiC」専用の高品質化、低コスト化に優れた加工装置の開発を進めてまいります。

③ 共通課題

フェニックス電機株式会社の光源技術、ナカンテクノ株式会社の装置技術・販売力を合わせ、シナジー効果が発揮できる新規事業を開拓してまいります。

 

(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

ヘリオステクノホールディンググループでは、更なる成長を目指し、「連結売上高」及び「連結営業利益」を重要な経営指標として、企業経営を実施しております。これらの指標は、会社の収益状況を示す財務数値であることから、当該指標を選択しております。

 


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてヘリオステクノホールディンググループが判断したものであります。

 

① 海外販売に潜在するリスクについて

ヘリオステクノホールディンググループのナカンテクノ株式会社の売上(製造装置事業)及びフェニックス電機株式会社の売上(ランプ事業)の多くが、中国及び台湾への輸出となっております。各国の政治状況の急変、法律の予期しない変更、経済状況の急変、自然災害及びテロ・戦争等が顕在化した場合、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財政状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります

 

② 製造装置特有の需給による影響について

ヘリオステクノホールディンググループのナカンテクノ株式会社の売上のほとんどが液晶パネル製造装置の一部であり、その需要はその製造装置で生産される液晶パネルの需給に影響を受けるだけでなく、製造装置の性質上、製造装置需要の振幅が大きく、製品需要の上昇時に受注が集中し、それが一段落すると受注が減少する傾向にあります。ヘリオステクノホールディンググループの想定を超えて需給増減した場合は、受注の変動によりヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 技術・製品の開発について

ヘリオステクノホールディンググループのナカンテクノ株式会社及びフェニックス電機株式会社では、継続して製品技術の開発を行っておりますが、当初の想定どおりに開発が進まなかった場合、また、開発した技術が想定通りに製品化できなかった場合、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 競争激化による開発競争と価格低下について

ヘリオステクノホールディンググループのナカンテクノ株式会社及びフェニックス電機株式会社では液晶パネル製造装置の一部である高精度、高品質の製造装置をエレクトロニクス業界に納入しておりますが、当業界は各製品の価格競争も激しく、製造装置への投資コストも抑制される傾向にあります。今後、他社との競争が激化し、ヘリオステクノホールディンググループの想定を超えて販売単価が低下した場合、ヘリオステクノホールディンググル-プの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 潜在的な特許係争リスク

ヘリオステクノホールディンググループは頻繁な技術革新を伴う業界に属しているため、知的財産権の防衛策として特許取得を重視し、必要な特許の申請及び取得を積極的に進めております。

また、製品開発に関しては他社の特許に侵害しないよう細心の注意を払っておりますが、他社からの特許侵害の訴訟を受ける可能性は完全に否定することは出来ず、この場合は、当該係争の内容によっては、保有する技術価値が大きく損なわれ、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ 顧客情報および機密情報の管理について

ヘリオステクノホールディンググループは、顧客その他の関係者に関する個人情報並びに機密情報の漏洩等は、顧客からの信用を損なう重大なリスクと認識しており、外部への流出防止のために社内体制を構築し、情報セキュリティ規程等の社員への周知徹底を図っております。しかしながら、機密情報の漏洩等、不測の事態が発生した場合には、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

 

⑦ 法的規制について

ヘリオステクノホールディンググループのランプ事業の主要製品である水銀灯は放電灯の一種であり、放電を起こしやすくするため、水銀とともに微量の放射性同位元素を封入しております。

ヘリオステクノホールディンググループのフェニックス電機株式会社は、この放射性同位元素を取り扱うにあたり、原子力規制委員会より放射性同位元素等の規制に関する法律第3条第1項の規定に基づく許可を受けております。当該許可に関し、その有効期限その他の期限について法令等における定めはありませんが、許可の取消若しくは停止事由として、同法第26条第1項又は第2項に規定する事項に該当する場合があげられます。

現時点においてその継続に支障をきたす要因はありませんが、もし許可の取消又は停止事由が発生した場合には、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

⑧ 大規模自然災害について

ヘリオステクノホールディンググループの生産拠点は、兵庫県姫路市及び千葉県佐倉市に集中させております。地震や台風等の大規模自然災害によって、ヘリオステクノホールディンググループの生産・開発拠点等に甚大な損害を被り、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨ 輸出製品に係わる代金回収について

ヘリオステクノホールディンググループのナカンテクノ株式会社においては、機械装置の代金回収の一部について据付後の技術検収終了後に行われることなどから、当該検収が長引けば、代金回収が遅延することがあります。とりわけ大型案件の場合は、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財政状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります

 

⑩ 民事賠償責任について

ヘリオステクノホールディンググループのランプ製品の欠陥等により、万一、第三者に損害が発生した場合のメーカー責任を果たすために製造物責任に基づく賠償に備え保険に加入しておりますが、予期せぬ問題が生じた場合、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

⑪ 新型コロナウイルス等の感染症の感染拡大による影響について

新型コロナウイルス等の感染症の感染拡大により、ヘリオステクノホールディンググループの主要マーケットである中国を中心とするアジア市場において、生産活動の停滞やサプライチェーンの分断が生じた場合、ヘリオステクノホールディンググループの経営成績及び財状態等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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