Solvvy(7320)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


Solvvy(7320)の株価チャート Solvvy(7320)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】

Solvvyグループ(Solvvy及びSolvvyの関係会社)は、Solvvy(Solvvy株式会社)及び子会社5社により構成されており、保証・デジタルマーケティング・システム開発・業務運営・組込型金融といった各種ソリューションを組み合わせ、ストックビジネスでの継続的な収益創出まで企業を支援するストックビジネスコンサルティングを主たる業務としております。

暮らしやビジネスの在り方、人々の価値観までもが加速度的に変化するこの時代において、企業が抱える課題はますます複雑さを増しております。Solvvyグループは、顧客企業が自社で持つアイデアやリソースだけでは対応できない様々な課題に対して、新たな課題解決の形を提案してまいります。

なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

Solvvyグループの提供する各種ソリューションの概要は以下のとおりです。

 

①保証(保証制度の構築・運用)

製品だけでなく、サービス/ビジネスまでの保証の提供範囲・手法を拡張し、制度を構築しております。製品・サービスに保証を付帯することで、消費者は所定の不具合が発生した際に無料での修理や交換といったサービスを受けることが可能になります。保証制度の構築・運用については、バックアップ損害保険の締結・運用やオペレーションが特殊であり、非常に高度な専門性を有することが特徴です。Solvvyグループは、大手損害保険会社との連携や、保証制度導入を検討する事業者のニーズの把握を通じて、最適な保証制度構築及び運営をサポートする機能を有しており、安定的かつ継続的な制度運用を可能としております。

 

②組込型金融(エンベディッドファイナンス機能の提供)

リビングポイント株式会社が発行する電子マネー(第三者型前払式支払手段)である「おうちポイント」と、同電子マネーの利用を促進する目的でクライアントにOEM形式で提供するモバイルアプリ「おうちマネージャー」の活用を通じ、各事業者専用の積立制度・決済インフラ「エンベディッドファイナンス(組込型金融)」機能を提供することで、事業者とオーナーとの繋がりを深化させるストックビジネスへの転換を支援しております。

また、業界に特化した見積・契約・請求プラットフォームによって、リフォーム工事関連業務に関する業務効率化と収益最適化に貢献するとともに、工事代金の分割払い決済(カスタマーファイナンス)機能により、お客様に対して新たな支払い手段を提供しております。

 

③業務運営(オペレーション業務の効率化支援)

ビジネス遂行に欠かせない各種業務運営についてリアルとデジタルの両面からサポートします。チャットボットと建築士等のスタッフ対応を組み合わせたハイブリッドコンタクトセンターや、Solvvy点検スタッフが点検風景を動画撮影し、専用のモバイルアプリを通じて点検結果を報告し、修繕を実施する検査補修サービスなどを提供しております。これらのサービスにより事業者の業務効率化とオーナーの顧客体験価値向上を支援しております。

 

④デジタルマーケティング(1to1マーケティングの実現)

顧客データベースの構築と徹底した鮮度向上により1to1マーケティングを提供します。事業者独自の集客支援やオーナーズクラブ向けのデジタル会報誌提供など幅広くサービスを提供しております。

 

⑤システムコンサルティング(顧客のニーズに沿ったシステムコンサルティングの提供)

既存システムの改修から最先端技術の実装に至るまで、あらゆるシステムに関する課題・要望に対応し、事業者に対してシステムコンサルティングを提供します。

 

 セグメント別の主な提供サービスは以下のとおりです。

 

(1)HomeworthTech事業(ホームワーステック事業)

 HomeworthTech事業は、ハウスメーカー・マンションデベロッパーといった住宅事業者に対して長期保証をはじめとした各種アフターサービスソリューションを提供しております。補修や検査といったリアルサービスのほか、近年では、アプリ・チャットボット・電子マネーといったデジタルサービスを開発することで住宅事業者に対してストックビジネスコンサルティングを提供しております。主な提供サービスの概要は以下のとおりです。

 

①新築住宅向け保証サービス

 新築住宅向けサービスとして、住宅設備の長期保証「住設あんしんサポート」や、建物本体を引き渡し後20年間にわたり保証する「建物20年保証バックアップサービス」のほか、近年では、地震被害が生じた住宅の補修・建て替えを保証する「地震あんしんサポート」や、不同沈下などで建物に損壊が生じた際に地盤や建物の修復工事にかかる費用を補償する「地盤補償」など幅広いサービスを提供しております。

 

②中古住宅向け保証サービス

 中古住宅向けサービスとして「売買あんしんサポート」などを提供し、仲介事業者をはじめとした住宅事業者の中古住宅流通の活性化に貢献しております。加えて、保証期間満期の顧客に対して、サブスク型メンテナンスサービスの「うちもキーピング」を用意することで、住宅オーナーに対する保証サービスを幅広く展開しております。

 

(2)ExtendTech事業(エクステンドテック事業)

 ExtendTech事業においては、住宅領域以外の幅広い製品・サービスに対して、長期保証をはじめとした各種アフターサービスソリューションを中心とするストックビジネスコンサルティングを提供しております。新たな技術や製品に対する事業者や消費者の高い保証ニーズに応える形で事業を展開し、Solvvyグループの事業領域の拡大を担っております。現時点における、主な提供サービスの概要は以下のとおりです。

 

①再生可能エネルギー領域向け保証サービス

太陽光発電・蓄電システム、風力発電施設に代表される再生可能エネルギー領域向けに保証サービスを提供しております。近年の持続可能な社会実現に向けての機運の高まりを受けて同マーケットが拡大する中、各機器に対する保証のニーズが高まっており、「蓄電システム機器に関する20年保証」など、これまでになかった保証サービスを開発・提供するとともに、各種業務支援を提供しております。

 

②教育ICT領域向け保証サービス

GIGAスクール構想及びコロナ禍に伴って、小中学校など教育機関への普及が急速に進んだタブレットやノートPCに対して保証サービスを提供しております。教育ICT領域においては、管理する端末数の多さや、複雑な保証フローに対応するため、Solvvyグループが独自に構築した保証業務に特化した物流システムを活用することで、クライアントとエンドユーザーに対して、顧客体験価値の高い保証サービスを提供しております。

 

③家電領域向け保証サービス

新たな技術や製品が急速に普及する中、家電や電子機器に対する事業者や消費者の保証ニーズは大きく拡大しております。Solvvyグループではそうしたニーズに応える形で、家電領域に対する保証並びにそれに付随したアフターサービスを開発・提供しております。

 

(3)LifeTech事業(ライフテック事業)

LifeTech事業は、株式会社メディアシークが従来取り組んできたコーポレートDX、画像解析・AI、ライフスタイルDX及びブレインテック・DTxの4つのビジネス領域を事業のターゲットとしたシステム開発や情報技術のコンサルティングを提供しております。

 

(4)FinTech事業その他(フィンテック事業その他)

FinTech事業その他は、リビングファイナンス株式会社が取り組んできたカスタマーファイナンスに関するサービスやHomeworthTech事業、ExtendTech事業及びLifeTech事業には含まれないサービスを提供しております。

 

[事業系統図(全事業共通)]

 

 

 


有価証券報告書(2024年6月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

Solvvyグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在においてSolvvyグループが判断したものです。

また、Solvvyは2024年11月1日に予定している株式会社メディアシークとの経営統合に際し「Solvvy株式会社」への

商号変更を予定しており、それに伴いSolvvyグループのブランドステートメントも新たに策定し活動しております。

 

(1)経営の基本方針

Solvvyグループは、「Solve with idea, Solve with you.」というタグラインのもと、ストックビジネスコンサルティングを提供し、顧客の事業の活性化および収益化を支援することを目指しております。

様々な課題に対応する豊富なアイデアで、ともに考え、ともに解決することがSolvvyグループの使命・アイデンティティであると考え、クライアントの共創パートナーとして、事業を展開しております。

 

(2)経営環境及び経営戦略

①企業構造及び主要サービス

Solvvyグループは、Solvvy及び子会社2社で構成され、保証・デジタルマーケティング・システムコンサルティング・業務運営・組込型金融により構成される独自のSAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドを通じて、顧客のストックビジネス創出を支援するストックビジネスコンサルティングを提供しております。

 

②競争優位性

Solvvyグループは、業界初の保証サービス・組込型金融サービスを多数生み出す商品開発力及びそれらの提供に関する一連の業務運営機能(ハイブリッドコンタクトセンター・顧客情報管理・メンテナンス実施のための全国ネットワーク等)、保証申込等をオンラインで完結できるデジタルプラットフォーム、電子マネーの積立・管理・利用を一気通貫で行うことができるモバイルアプリ、ハイブリッドコンタクトセンター受付システムなど、SaaS開発を含めたシステムコンサルティング、集客支援・ロイヤルカスタマー化支援などのデジタルマーケティングを一貫して開発・提供できることが競争優位性であると考えております。

 

③事業を行う市場の状況

HomeworthTech事業を取り巻く環境に目を向けると、国内の新設住宅着工戸数は年々減少のトレンドが予想されている一方、既存住宅マーケットに対する各住宅事業者の関心は年々高まっており、新たな収益源の獲得やストックビジネスの確立を目的としたSolvvyサービスの導入及び検討が加速度的に増加している状況です。また、国内の住宅・不動産業界は他業界に比してDX化が遅れていることから、Solvvyが近年開発・提供を推進しているデジタルプロダクトがより重要な役割を果たし、SolvvyグループのHomeworthTech事業をさらに加速させる要因になると捉えております。

一方でExtendTech事業を取り巻く環境に目を向けると、環境的・社会的持続性の確保という世界的な潮流、とりわけ再生可能エネルギー領域における国を挙げての継続的な施策がSolvvyグループの事業を加速させる状況であると捉えております。また教育ICT領域においてもアフターサービスの重要性が認知されており、GIGAスクール端末の入れ替え時期においてはSolvvyサービスの検討が増加するものと捉えております。

両事業ともに、暮らしやビジネスの在り方が変化する中で、アイデアやリソースだけでは対応できない様々な課題に対して、新たな課題解決の形が求められており、Solvvyグループが提供するストックビジネスコンサルティングのニーズも今後加速度的に増加するものと捉えております。

 

④経営戦略

Solvvyグループの中期目標及びそれに対する強化ポイントは以下のとおりです。

事業

目指す姿

強化ポイント

全社共通

・ストックビジネスコンサルティングの提供を通じ、顧客事業の活性化および収益化を支援

・SAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドの強化

・保証ソリューションの拡充

・デジタルマーケティング機能の強化

・システムコンサルティング機能の強化

・業務運営機能の強化

・組込型金融サービスの拡充

・戦略コンサルティング機能の強化

・上記を遂行するための人材の確保、育成

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

①人材の採用・育成

Solvvyグループの中長期戦略を実現するにあたって、優秀な人材を継続的に確保・育成することが重要な課題であると認識しております。特にデジタル企画・開発や戦略コンサルタント人材の拡充は、事業の拡大と業務の効率化に大きな影響を与えるため、新卒・キャリア採用のほか、研修強化を積極的に行うとともに、働きやすい職場環境の整備に取り組むことで、優秀な人材の確保・育成に努めてまいります。

 

②SAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドの強化

Solvvyグループの中長期戦略を実現するにあたって、強みであるSAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドの強化が重要な課題であると認識しております。保証・デジタルマーケティング・システムコンサルティング・業務運営・組込型金融の各ソリューションを強化するとともに、質の高いストックビジネスコンサルティングを提供するための戦略コンサルティング機能も強化してまいります。

 

③新規事業の創出

Solvvyグループは、既存事業をさらに強化していく一方で、新たな収益の柱として、新規事業を創出する活動が必須であると認識しております。現事業で積み上げた利益を、新たなる保証領域・SaaS事業・FinTech事業等の事業開発へと積極的に投資してまいります。

 

④Solvvyグループの認知度の向上

Solvvyグループの中長期戦略の実現のためには、人材の確保やマーケットの拡大が不可欠であり、それにあたりグループの認知度向上が重要な課題になると認識しております。そのために、広報・IR活動を強化することで認知度の向上を図ってまいります。

 

⑤内部管理体制の強化

Solvvyグループが今後も業容拡大を図り、企業価値を継続的に高めていくためには、業務の効率化やリスク管理のための内部管理体制のさらなる整備・強化が重要な課題であると認識しております。社内規程や業務マニュアルの整備、業務フローの周知徹底、定期的な社内研修の実施等を通じて業務効率の向上や法令遵守の徹底を図り、経営の公正性・透明性を確保するための体制強化に取り組んでまいります。

 

⑥業務系IT基盤の整備・強化

Solvvyグループは、今後の企業規模拡大や事業環境の変化に対応するためにITシステムを強化することが重要な課題であると認識しております。また、Solvvyグループの財務諸表を作成するにあたって、ITシステム等の信頼性を担保することが重要な課題であると認識しております(注)。これらの課題に対処するため、新たにデジタル戦略推進本部を立ち上げ、基幹システム等のIT基盤の整備・強化に取り組んでまいります。

 

 

(注) Solvvyの主要なサービスである保証サービスに係る売上高、前受収益及び長期前受収益等の金額の計算においては、ITシステムのIT全般統制並びに各業務プロセスに対して整備・運用された内部統制に依拠した会計処理が実施されております。具体的には、顧客より一括にて収受した保証料を保証期間にわたって均等に期間配分し、当連結会計年度に対応する額を収益計上し、未経過分の保証料については前受収益又は長期前受収益に計上しております。保証サービスに係る個々の取引金額は、売上高全体に比べて極めて少額であり、契約件数は非常に多く、また、新商品の開発が継続的に行われていることから、商品の種類も増加傾向にあります。保証サービスに係る大量の契約情報は、Solvvyが自ら設計、開発したITシステムによって一元的に管理されており、商品ごとに登録される商品マスターの情報と個々の契約ごとに入力される申込書の情報に基づいて、売上高、前受収益及び長期前受収益等の金額が自動計算され、その計算結果が会計システムに連携されます。

 

⑦社会課題解決とビジョンの実現を両立するサステナビリティ経営

Solvvyグループはこれまで、HomeworthTech事業及びExtendTech事業において、住宅・不動産業界のDX推進、中古住宅流通の活性化、教育機関のICT環境整備の推進、再生可能エネルギー関連機器普及の推進といったサステナビリティの取り組みを推進してまいりました。

今後も、サステナビリティ経営を重要課題と位置付け、独自のアフターサービスソリューションを通じて、価値あふれる暮らしの実現と環境・社会課題の解決を両立した事業推進に努め、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

 


事業等のリスク

3【事業等のリスク】

 事業の状況、経理の状況等に記載した事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてSolvvyグループが判断したものであります。

 

(1)外部経営環境による影響について

 Solvvyグループが展開しているHomeworthTech事業は住宅・不動産市況の影響を受け、ExtendTech事業のうち、特に延長保証事務の受託業務については延長保証の対象となる住宅用太陽光発電・蓄電システム機器等の需要等に影響を受けます。そのため、新築着工件数や既存住宅流通件数の低迷やリフォーム市場の縮小、住宅用太陽光発電システム機器等の需要の減退等、事業環境が悪化した場合には、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。これに対して提供ソリューションの拡大や、新規事業領域への拡大といった戦略を講じることで対応してまいります。

 

(2)競合について

 Solvvyグループが提供している「保証サービス」は、業界に対する法規制が少ないことから、様々な企業が新規参入を目指しております。競争の激化により各サービスの収益性が低下する場合や競合他社による類似のサービス展開によりSolvvyグループの独自性が失われた場合には、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これに対してSolvvyグループでは、業界初の保証サービス・組込型金融サービスを多数生み出す商品開発力及びそれらの提供に関する一連の業務運営機能(ハイブリッドコンタクトセンター・顧客情報管理・メンテナンス実施のための全国ネットワーク等)、保証申込等をオンラインで完結できるデジタルプラットフォーム、電子マネーの積立・管理・利用を一気通貫で行うことができるモバイルアプリ、ハイブリッドコンタクトセンター受付システムなど、SaaS開発を含めたシステムコンサルティング、集客支援・ロイヤルカスタマー化支援などのデジタルマーケティングを一貫して開発・提供することで、他社との差別化を図り対応してまいります。

 

(3)損害保険会社との契約及び提携関係について

 Solvvyグループが提供しているソリューションのうち「保証サービス」は、お客様から一定の保証料をいただくことでメーカー保証期間終了後に故障や不具合が発生した場合でも、保証期間内であれば何度でも無料修理を受けることができるサービスです。この「保証サービス」の提供に伴い発生する将来の修理コスト等を担保するために長期(概ね保証期間2年超)の保証契約に対して損害保険会社との間で保険契約を締結しており、保証期間と同一の保険期間を設定することで、「保証サービス」の提供に係る実質的なリスクを移転しております。しかしながら、保険料設定時の想定を超えた故障や不具合が発生した場合は、将来の支払保険料増加などのコスト上昇に繋がる恐れがあり、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、Solvvyグループは当連結会計年度末現在、損害保険会社との提携関係により顧客開拓を進めている事業があるため、業務提携が解消された場合には、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらに対してSolvvyグループは、複数の損害保険会社との契約や提携により、Solvvyグループ内でのリスク管理体制・顧客開拓体制を強化することで情勢の変化に対応してまいります。

 

(4)検査補修サービスの外注について

 Solvvyグループは、検査補修サービスにおける業務の一定割合を外部に業務委託しております。そのため、委託件数の多い業務委託先との契約解除や業務委託先の経営破綻等が生じ、代替先の選定や委託取引の開始までに時間を要した場合には、Solvvyグループが取引先から受注している業務及び契約を確実に履行できなくなり、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)法的規制について

 Solvvyグループが取り扱う業務は、「資金決済に関する法律」「建設業法」「建築士法」「宅地建物取引業法」「割賦販売法」及び関連する各種法令による規制を受けております。Solvvyグループは、関連法令を遵守し、当連結会計年度末現在において法令違反等の事象は発生しておりません。また、Solvvyグループでは、リスク・コンプライアンス委員会及びコンプライアンス研修を定期的に開催し、役職員に対するコンプライアンスの徹底を図っております。しかしながら、将来に何らかの理由により法令違反の事象が発生した場合や、規制の強化や法令等の大幅な改正が行われた場合には、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 なお、当連結会計年度末現在におけるSolvvyグループの許認可等取得状況は、以下のとおりです。

 

 

会社名

免許・許可等

取得年月・有効期間

関連法令

取消条件

日本リビング保証

株式会社

一級建築士事務所 東京都知事登録 第63955号

自 2020年8月25日

至 2025年8月24日

建築士法

第9条、第10条の7、

第10条の16、

第10条の23

一般建設業許可(般-2)

第152448号

自 2020年9月14日

至 2025年9月13日

建設業法

第28条、第29条、

第29条の2、

第29条の4、

リビングポイント

株式会社

前払式支払手段(第三者型)発行者登録

関東財務局長第00676号

2015年5月15日

(期限の定めなし)

資金決済に関する法律

第10条、第25条、

第27条、第28条

リビングファイナンス株式会社

個別信用購入あっせん業者登録

関東(個)第113号

自 2024年1月15日

至 2027年1月14日

割賦販売法

第35条の3の32

 

(6)個人情報の流出可能性及び流出した際の影響について

 Solvvyグループは、HomeworthTech事業及びExtendTech事業において、多数の個人情報を取得及び保有しております。これらの個人情報は、Solvvyグループの管理下にあるデータベースにて保管しており、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務が課せられております。Solvvyグループでは、個人情報に関する管理方針を明確にした上で、プライバシーポリシー及び社内規程に従って厳格に取り扱っておりますが、万一、外部からの不正アクセスや社内管理体制の瑕疵等による情報の外部流出が発生した場合、Solvvyグループに対する損害賠償請求や社会的信用の失墜により、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)風評等のリスク

 Solvvyグループの属する延長保証業界又は資金決済業界に対して否定的な風評が広まった場合、又は競合他社の不祥事や経営破綻によって業界の評判が悪化した場合には、Solvvyグループの業務遂行及び信用に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8)システム障害について

 Solvvyグループは、事業の特性上、顧客との契約管理を中心に多数のシステムを保有しております。従来より、システム事故やエラーが生じないよう高度なシステム技術を駆使するとともに、システムネットワークのセキュリティ強化やデーターサーバーの多重管理等、万全の体制を構築するよう努めておりますが、万一、自然災害、事故及び外部からの不正手段によるコンピュータへの侵入等により、システム不良や作動不能等の事態が生じた場合、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

(9)人材の確保・育成について

 Solvvyグループは、今後の企業規模の拡大や事業発展のためには、優秀な人材の確保と育成が不可欠と考えております。そのため、Solvvyグループでは新卒・キャリア採用活動や各種社内研修の実施等を積極的に取り組んでおり、人材の確保と育成に注力しております。しかしながら、必要な人材の採用が計画どおりに進まない場合や、重要な人材が流出した場合には、Solvvyグループの今後の事業拡大及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)内部管理体制の強化について

 Solvvyグループは、企業価値の向上を図るためにはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であると認識しており、業務の適正及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大等により、内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11)自然災害等による影響について

 Solvvyグループの本店所在地がある首都圏において、地震や台風等の大規模な自然災害や事故、火災等によって人的・物的被害を受けた場合には、事業活動に支障が生じ、Solvvyグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(12)サステナビリティ推進への対応について

 Solvvyグループを取り巻く環境や社会課題に目を向け、企業価値の向上につながる取組みを進めることが重要な経営課題の一つであるとの考え方のもと、SDGs推進室を設置し、各方針や戦略を策定し、全社横断的に施策を実施しておりますが、対応が十分でない場合には、Solvvyグループに対する信頼の低下、収益機会の逸失に繋がる可能性があります。




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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