ナンシンは、キャスター、台車等の製造及び販売を主要な事業とする会社で、ナンシンを中核として周辺に以下の子会社を擁して、企業集団として事業を展開しております。
ナンシングループに係る位置付けは、次のとおりであります。
なお、ナンシングループの報告セグメントは、所在地のうちマレーシアと中国であります。
事業の系統図は以下のとおりであります。
ナンシングループは、「人づくり、製品(物)づくりを通して広く社会に貢献する」を経営理念としています。
顧客満足度を高め、企業価値を向上させることにより、持続可能な企業としての責任を果たしていくことを経営の基本方針としています。
《経営理念の3本柱》
① 社会から頼られる企業を目指します
・役に立つ製品やサービスの提供による顧客・消費者並びに社会への貢献
・適正な利益獲得による株主・投資家・従業員へのバランスの取れた還元と納税
・法令や社会的規範の遵守(コンプライアンス)と積極的な情報開示
・環境や雇用問題への取り組みと地域貢献・共生
② 社会から求められる製品やサービスを提供します
・製造原価の低減による価格競争力の強化
・製品やサービスの品質向上による差別化・高付加価値化とクレームの削減
・物流及び医療・介護等様々な分野における新製品の開発やサービスの企画
・海外商品の調達と海外市場の開拓
③ 社会から愛される人材の育成に努めます
・顧客ニーズをつかむ情報感応度・商品知識・提案型セールス
・顧客の要望やクレームへの誠実で迅速な対応
世界的に景気回復への不透明感が拭えない中、産業構造の変化に伴い、物流に関するニーズも大きく変わっていくことが予想されます。
このような環境認識の下、ナンシングループは、持続的な成長軌道の確保に向け、以下の課題に取り組んでまいります。
① 経営基盤の再構築
・ 選択と集中
ナンシングループの強みを活かした製品に経営資源を集中配分し、安定した高い品質の維持とともに、顧客満足度の向上を図ります。
・ 収益力の改善
原材料価格上昇など外部環境の変化に適応するため、継続的に事業全体の効率改善によるコストダウンに努めるとともに、必要に応じ適正なマージン確保に向けた価格改定にも取り組みます。
② 成長への投資
・ 新製品の展開
開発体制を強化し、広く社会に求められる製品づくりに取り組みます。
・ 海外事業の強化
ASEANを中心に、ナンシングループ製品の強みを活かせる産業分野の顧客開拓に努めます。
・ 人財の育成
コミュニケーションの活性化と学びの機会提供に積極的に取り組み、次世代に向けた人財の充実を図ります。
ナンシングループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があると経営者が認識しているリスクには以下のようなものがあります。但し、以下はナンシングループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。
かかるリスク要因のいずれによっても、ナンシングループの経営成績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
なお、将来に関する事項については別段の記載がない限り、本有価証券報告書の提出日現在においてナンシングループが判断したものです。
① 戦争・テロ・政治不安・治安の悪影響
ナンシングループでは、日本をはじめマレーシア、中国で事業を展開しており、これらグローバルな事業展開に関するリスクとして、事業を展開している国及び地域における政治経済情勢の悪化、輸出入・外資の規制、予期せぬ法令の改変、治安の悪化、国家間の経済制裁、テロ・戦争・感染症の発生その他の要因による社会的混乱等の地政学リスクが考えられます。これらの事象の発生により、海外におけるナンシングループの事業活動に支障をきたし、ナンシングループの経営成績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
② 事業を取り巻く経済情勢
ナンシングループは、日本をはじめマレーシア、中国で事業を展開しており、それぞれの市場における景気動向や需要変動に影響を受けます。市場において、景気の減速、需要構造の変化、価格競争の激化が進むことにより、ナンシングループの経営成績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 特定調達先への依存
ナンシングループは、原材料及び部品等を可能な限り多数の取引先から調達するようにしています。しかしながら、より高い品質のものを競争力のある価格で調達しようとする場合、特定の調達先に集中することがあります。また特別な技術や性能を要する材料、部品等については、供給可能な調達先が限定されることがあります。
そのため予期せぬ事由によって、それらの調達先からの供給が停止した場合、又は適時に調達ができない場合、ナンシン製品の生産停止やコストの増加をもたらす可能性があります。これらのリスクは、一次調達先、及び二次以降の調達先における予期せぬ事由の他に、自然災害や火災、テロ等の非常事態、感染症流行等の影響により顕在化する可能性があります。
ナンシンとしては、サプライヤーとの連携を強化し、影響を極小化すべく努めていますが、想定を上回る需給の逼迫やこの影響が更に長期化した場合には、ナンシングループの経営成績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ 製品の品質
ナンシングループでは、製品の特性に応じた最適な品質の確保に全力を挙げて取り組んでおります。しかしながら、製品の欠陥又は不具合による大規模なリコールや改善対策等が発生した場合、多額の費用負担、製品評価の低下、企業イメージ及び販売低下等により、ナンシングループの経営成績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 法的手続き
ナンシングループは、国内及び海外事業に関連して、訴訟その他の法的手続きの対象となる可能性があります。それらの法的手続きにおいて、ナンシングループにとって不利な判断がなされた場合には、ナンシングループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 知的財産権侵害
ナンシングループは、他社製品との差別化を図るため、事業に有用な知的財産の取得に努める一方、第三者の知的財産権に対する侵害の予防に努めています。しかしながら、第三者から知的財産に関する訴訟等を提起されたり、第三者がナンシングループの知的財産権を侵害したりする可能性は皆無とはいえず、この場合、ナンシングループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。
⑦ 情報セキュリティ
ナンシングループの事業活動におけるネットワーク、システム等の技術進展の重要性は非常に高まっています。ナンシングループは、ハードウエア・ソフトウエアの安全管理対策を実施するほか、ナンシングループ従業員への情報セキュリティ教育を実施しております。しかしながら、災害、サイバー攻撃、不正アクセスその他不測の事態により、機密情報・個人情報等の漏えい、重要な業務の停止、不適切な事務処理等が発生した場合、ナンシングループの業績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。
⑧ 製品の材料価格上昇
需給状況の急激な変動や、災害、産出国における政情の変化などにより、材料価格が高騰し、製造コストが上昇する可能性があります。予測を超えた需要及び市況変動により、ナンシン製品の製造コストが上昇した場合、ナンシングループの経営成績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑨ 為替レートの変動
大幅な為替変動が発生した場合には、ナンシングループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑩ 自然災害や事故、感染症等による影響
ナンシングループは、日本及びマレーシア、中国に開発、製造、販売等の拠点の施設を有しています。
当該各地で大規模な地震・台風・豪雨・洪水等の自然災害や火災等の事故、感染症の発生により、ナンシングループ又はその取引先の操業の中断等の重大な支障をきたす場合があります。
想定を超える規模で自然災害や事故、感染症が発生し、開発、製造、販売等の拠点の施設の損壊、又は部品調達、製品の生産や販売、物流等が遅延若しくは停止する場合には、ナンシングループの経営成績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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