遠藤製作所(7841)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


遠藤製作所(7841)の株価チャート 遠藤製作所(7841)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】 遠藤製作所グループは、ゴルフクラブヘッド、メタルスリーブ製品、鍛造部品、医療機器、航空機部品の製造・販売を主たる事業としております。 遠藤製作所グループは、遠藤製作所及び子会社5社(エポンゴルフ株式会社、日亜鍛工株式会社、ENDO THAI CO.,LTD.、ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.)で構成されております。各社の機能につきましては、遠藤製作所は販売、製品開発、生産技術開発及びグループ全体の管理等の機能を有しており、エポンゴルフ株式会社がゴルフ用品の販売、ENDO THAI CO.,LTD.がゴルフクラブヘッドの製造、日亜鍛工株式会社が精密型打鍛造全般の製造及び販売、ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.がメタルスリーブ製品の製造及び販売、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.が鍛造部品の製造・販売及びゴルフクラブヘッドの鍛造品の製造をそれぞれ行っております。なお、持分法適用関連会社1社は、含めておりません。 遠藤製作所グループの事業内容及び遠藤製作所と関係会社の当該事業に係る位置付けは、後記の「事業系統図」のとおりであります。(1)ファインプロセス事業 ファインプロセス事業につきましては、ゴルフクラブヘッド、人工関節等の医療機器部品及び航空機部品の製造・販売を主な事業としており、製品のほとんどは相手先ブランドによる生産(OEM生産)であり、製品供給先のほとんどは国内企業となっております。(a)ゴルフクラブヘッド遠藤製作所は、ゴルフクラブヘッド製品の企画・開発、ゴルフクラブヘッドの販売を行い、ENDO THAI CO.,LTD.及びENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.が製造を行っております。(b)人工関節等遠藤製作所は、ゴルフクラブヘッドで培った鍛造技術及び機械加工技術、研磨技術等を用いて人工関節等医療機器の製造及び販売を行っております。(c)航空機部品遠藤製作所は、ゴルフクラブヘッドで培った鍛造技術及び機械加工技術、研磨技術等を用いて航空機部品の製造及び販売を行っております。(2)メタル事業(a)メタルスリーブ部品ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.では、主にOA機器等に使用されるメタルスリーブ(金属製極薄管)をタイ国で製造し、日本国を含むアジア地域を中心に販売を行っております。(b)鍛造部品ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.では、主に自動車用部品、自動二輪車用部品、農機具部品等の製造及び販売をタイ国で行っております。(c)精密型打鍛造全般部品日亜鍛工株式会社では、主に建設機械関連部品、発電用タービンブレード等の製造及び販売を行っております。 [事業系統図]以上の概要を、事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)子会社はいずれも連結子会社であります。

有価証券報告書(2025年12月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】  文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において遠藤製作所グループが判断したものであります。(1)経営方針遠藤製作所は1950年の創立以来、金属加工技術を軸に市場が求める製品を創出し、新市場を切り拓く金属製品加工メーカーとして事業展開しており、その基本方針は会社の経営理念である「限りない未来の創造」に掲げております。・お客様のニーズにかなう高品質な、信頼性のある製品を創造しつづけること・技術が企業活動の源泉であること・社会のニーズの変化への適応力が不可欠であること・時代が要求する製品を開発し社会に提供することが企業発展の基本であることとしており、成長を重ねる事業の継続が最も重要であり、それが遠藤製作所を巡る株主様をはじめとするステーク ホルダーの満足に応えることを可能とする源と考えております。 また、遠藤製作所グループはゴルフクラブヘッド、医療機器、航空機部品、メタルスリーブ製品及び自動車等鍛造部品の製造を主体にその基盤の拡充を図り、収益力を強化していくことを目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等遠藤製作所グループは、ゴルフクラブヘッド、医療機器、航空機部品、メタルスリーブ製品、自動車等鍛造部品及び精密型打鍛造全般の製造を拡充して経営基盤の強化を図り、安定的な収益の確保と効率化を目指した経営を行うことで、企業価値の向上に努めてまいります。 経営上の目標の達成状況を判断する経営指標としましては、中長期的な経営戦略を総合的に勘案し、経営に最も適した指標の設定を考えておりますが、自己資本利益率(ROE)5.0%以上の継続的な実現を目指します。 (3)経営戦略等遠藤製作所グループを「鍛造技術と塑性加工技術を中核とした金属製品加工業」と位置付け、ゴルフクラブ(クラブヘッド)、医療機器、航空機部品、メタルスリーブ製品(OA機器部品)、自動車等鍛造部品、精密型打鍛造全般部品を中心とし、技術開発成果を事業に活かすとともに、新たな分野についても研究を進め、そのための設備投資を行っていく方針であります。 具体的に中長期的な経営戦略としては、全事業部門を通して次の3つテーマを設定し、目標管理を徹底することによって売上の確保と利益の拡大に努めてまいります。 『事業ポートフォリオの再構築』・事業や市場の特性等を踏まえたポートフォリオの再構築・新技術導入、M&A、アライアンス活用による新たな価値の創造・生産コスト最適化と品質の安定化による市場拡大『経営基盤の強化』・遠藤製作所が目指す姿を実現するための人材戦略の実行・基幹システムの刷新/統一によるデータドリブン経営の基礎づくり・グローバルレベルでのシームレスな組織運営の基盤構築『資本効率の向上』・利益成長と安定した配当を実現するためのROEの目標設定・成長投資と株主還元の推進・新たな成長機会の獲得に向けた積極投資 (4)経営環境及び優先的に対処すべき事業上並びに財務上の課題今後の経営環境につきましては、わが国経済は、景気の回復基調が続くと思われますが、円安等の影響によりコストプッシュによるインフレが継続すると同時に、金利のある世界となり調達金利の上昇等予断を許さない極めて厳しい状況が続くものと思われます。 遠藤製作所グループの経営環境につきましては、ファインプロセス事業のゴルフ分野では、TGLリーグ等バーチャルとリアルが融合した新しい形や日本人選手の活躍もあり、競技人口の減少は以前よりも小さくなっていくと予想しております。医療機器分野につきましては、今後も、世界的な高齢化による需要増加を予想しております。航空機分野につきましても、旅客需要及び貨物需要ともに需要が増加傾向にあると予想しております。メタル事業において、鍛造分野では、電気自動車への切り替え需要は一定数あるものの、現状では内燃機関をもつ自動車及び二輪車等の需要は底堅いと予想しております。メタルスリーブ分野においては、ペーパーレスの進展による複合機等の印刷機械への需要は長期的には漸減すると予想しておりますが、足元では横ばいとなると予想しております。このような状況のなか、遠藤製作所グループは、ファインプロセス事業及びメタル事業ともにOEMとして製品開発力及び製造能力等を伸ばすとともに、継続した原価低減に努め、安定した製品供給能力を向上させていくことに取り組んでまいります。上記の遠藤製作所グループの経営戦略を確実なものとするためファインプロセス事業及びメタル事業において次の様な取り組みを行ってまいります。① ファインプロセス事業について・遠藤製作所グループがコア技術とする鍛造製法の特性を更に明確にすべく、製法を更に進化させ、新しいニーズに適応した製造方法の開発に努めてまいります。・グローバルなサプライチェーンの中で、一層の製造技術、製品品質の向上を図り、ニーズに対応した競争力のある付加価値製品の供給に努めてまいります。・遠藤製作所のコア技術により獲得した、医療機器分野及び航空機分野での受注及び製品供給を拡大するとともに更なる安定供給体制の確保に努めてまいります。・ゴルフ分野の生産拠点であるタイ工場(ENDO THAI CO.,LTD.)につきましては、生産体制の最適化、効率化に取り組み、製造コストの低減を更に推し進めます。・急激な為替変動による製造原価上昇に対して、為替予約等のリスク回避に努めると同時に生産性の向上によるコスト削減を徹底し、収益の確保に努めてまいります。・変化の激しい市場動向の中で取引先に対する対応をきめ細かく行なうために、企画・製造のリードタイムの短縮を図ります。② メタル事業について・遠藤製作所グループの最大の強みとする自動車部品のエアーハンマーによる鍛造製法の部門を拡大し、この分野での圧倒的優位性を実現します。・鍛造部品の強みを活かし、農耕機及び二輪車等自動車以外の新分野領域への取り組みを強化することで受注の獲得を図ります。・定着スリーブの強度化と更に熱特性に優れた新素材の開発で、付加価値のある製品のバリエーションを広げます。・幅広い分野への製品提案によって、国内外企業での既存取引先との取り組み拡大と新規取引先の開拓を進めることで受注の拡大を図ります。・極薄加工技術を含む金属塑性加工技術を更に発展・応用した次世代製品の研究開発に取り組みます。・製造原価低減による競争力強化の実現、品質及び納期の安定供給を行い受注拡大につなげます。③ サステナビリティについて・持続的に発展する社会を目指し「環境課題の解決に向けた取り組み推進」「より豊かな地域社会の実現に向けた取組」「グローバルガバナンスの更なる高度化」に取り組んでまいります。 なお、本項に含まれる将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において遠藤製作所グループが判断したものであります。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において遠藤製作所グループが判断したものであります。(1)OEM企業としてのリスク遠藤製作所グループの事業は相手先メーカーのブランドで製造し販売するOEM生産の形態をとっているため、遠藤製作所グループの業績は相手先メーカーの営業施策や外注施策による影響を受け、遠藤製作所グループの業績が著しく変化する可能性があります。また、特定取引先への販売依存度が高くなると、その取引先の販売政策の影響を強く受ける可能性があります。一方で取引先数の拡大を図れば主要取引先との関係の希薄化の懸念もあり、取引先拡大と関係強化の面で慎重な対応が必要であります。(2)為替変動におけるリスク遠藤製作所グループは、タイ国において3法人の子会社を有しており、連結財務諸表作成時における売上、費用、資産及び負債を含む現地通貨建て項目は、円換算されており円換算後の価値が為替変動の影響を受ける可能性があります。また、取引においては、遠藤製作所及び子会社間でのタイバーツや米ドルで為替の影響を受けます。これに対して、製造原価を低減するためにタイ国生産工場の合理化を進めるとともに、為替予約取引等により為替レートの変動による悪影響を最小限にとどめる努力を行っているものの、大幅な為替レートの変動が遠藤製作所グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。(3)海外廉価製品との価格競争についてのリスクゴルフクラブ市場において、価格及び品質競争が激化を続けている中で、市場での中国製製品の拡大が進んできております。遠藤製作所グループは技術力と品質面で高い評価を受けておりますが、今後一層のコスト低減策を進めて行く必要があり、この取り組みが不十分な場合、市場シェアの低下をまねき、遠藤製作所グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。(4)原材料の高騰についてのリスク遠藤製作所グループが製造に使用しているチタン材をはじめ原材料及び資材等の価格が予想を超えて高騰し、その状況が長期化した場合は、遠藤製作所グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。(5)製品開発力についてのリスクゴルフクラブ市場においては、製品サイクルの短命化及び多品種小ロットになってきております。遠藤製作所グループは開発力と生産技術力の強化により対処すべく取り組んでおりますが、市場環境の変化や取引先の販売施策によっては、取り組みが功を奏さないことも考えられ、その場合遠藤製作所グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。(6)製品の品質についてのリスク鍛造分野において製造しております自動車等鍛造部品については、安全性の配慮から特に品質について万全の体制で行なっておりますが、万が一、重大なリコールや賠償責任につながる製品の欠陥が発生した場合には、信用が失墜し、かつ、多額の費用を要することとなり、遠藤製作所グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。(7)災害等による影響についてのリスク遠藤製作所グループの生産拠点はタイ国に、また開発等の中枢機能と一部の生産は新潟県燕市にありますが、それらの地域に地震・洪水等その他の災害が発生した場合、生産活動に支障が生じ遠藤製作所グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(8)海外での事業展開についてのリスク遠藤製作所グループは、タイ国に生産の拠点があり、その重要性は高くなってきております。当地域において政情不安、鳥及び新型インフルエンザ、その他の要因による社会的・経済的混乱の長期化や予期せぬ事象の発生及び規制等により、遠藤製作所グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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