三光産業(7922)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業などのリスク


三光産業(7922)の株価チャート 三光産業(7922)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

三光産業グループは、当連結会計年度末におきましては、連結財務諸表提出会社(以下「三光産業」という)及び連結子会社7社及び関連会社1社により構成され、その主な事業内容は、接着剤付きラベル・ステッカー・パネル等の特殊印刷製品の企画並びに製造、販売であります。また、株式会社ベンリナーにおきましては、野菜調理器の製造・販売を行っております。株式会社トムズ・クリエイティブにおきましては、ノベルティグッズなどのセールスプロモーションツールの企画、デザイン、キャンペーン関連業務を行っております。株式会社アクシストラスにおきましては、空調家電を主としたYoitasブランド製品の販売を行っております。

サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.は、三光産業の経営指導及び技術指導を受け、また、三光産業から供給された原材料及び半製品を加工し、マレーシア国内及び近隣諸国の日系家電メーカー並びに三光産業に対して、ラベル・ステッカー等の企画、製造、販売を行っております。サンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.は、タイ王国及び近隣諸国の日系家電メーカー並びに三光産業に対してラベル・ステッカー・パネル等の企画、販売を行っております。光華産業有限公司は子会社である燦光電子(深圳)有限公司などを通じて特殊印刷製品を購入し、中国国内や近隣諸国の日系家電メーカー及び三光産業に対して接着剤付きラベル・ステッカー・パネル等の特殊印刷製品を企画、販売しております。光華産業有限公司の子会社である燦光電子(深圳)有限公司は中国国内の日系家電メーカーに対して接着剤付きラベル・ステッカー・パネル等の特殊印刷製品を販売しております。

以上の三光産業グループについて図示すると次のとおりであります。

 


 

(注) ※印は、連結子会社であります。

事業の系統図には明示しておりませんが、各社一般仕入先からの仕入がそれぞれあります。

 


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

三光産業グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において三光産業グループ(三光産業及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 会社の経営の基本方針

三光産業グループは高い技術力と高い品質力で社会に貢献することを社会的使命とし、このため素材と印刷のコンビネーションの極大値を実現する技術を蓄積すると同時に、地球環境問題を直視した経営を目標としてまいります。

上記の経営理念を実現するために、「顧客企業における最高のサプライヤーになる基盤を整備する」を経営の基本方針とし、次の諸点を経営行動の指針として掲げております。

① 研究・開発に努め技術の蓄積を行う。

② 品質保証体制を確立し、あらゆる受注形態に対応できるよう生産設備の充実を目指す。

③ 営業力の向上に努め真のマーケットリーダーを目指す。

④ 組織の効率化を追求する。

これからも環境の変化にスピーディーに対応して、お得意先様からの信頼を更に高め、企業価値の最大化を目指してまいります。

 

(2) 目標とする経営指標

三光産業は技術の蓄積、市場ニーズに対応するための投資及び効率化を通じて顧客満足の最大化を図り、積極的な営業展開による市場開拓により、将来の安定的な事業の成長・発展を目指すとともに、株主の皆様への安定的な配当を継続することを経営目標としております。そのため経営指標としては連結営業利益率を重要な経営指標と位置付けており、連結営業利益率1.2%の達成を中期的な目標としております。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

三光産業グループの取引は、国内大手電機メーカーグループとの取引が中心であります。

これらの大手電機メーカーにおいては製品ライフサイクルの短期化に加え、熾烈な価格競争に勝ち抜くため一層のコスト削減を狙い、自社の生産拠点の海外移転や部材の現地調達化を進めております。この結果、三光産業の得意とする家電メーカーとのシール・ラベル及びパネル等の取引は海外へ移転し、国内においては印刷需要の減少による受注単価の下落、また、海外においても現地メーカーとの受注競争の激化等、三光産業グループを取り巻く事業環境は一段と厳しさを増しております。

このような状況のもと、三光産業グループは急激に変化を続ける事業環境に対応し、将来にわたり持続的な成長・発展を成し遂げていくため、「顧客企業における最高のサプライヤーになる基盤を整備する」を経営の基本方針に掲げ、以下の重点施策に積極的に取り組んでおります。

① パネル事業の業界内地位の安定化

成長分野と捉えているパネル関連製品を受注拡大の柱とし、事業の拡大を図ってまいります。このため、この分野のシェア拡大を図るとともに、品質管理の徹底、リスクに応じた適正見積りの実施に加え、技術進歩に対応するための高度な技術力を有する企業との連携を推進し、パネル部材業界において顧客企業から信頼されうる確固たる地位の構築を目指してまいります。

② シール・ラベル事業の収益性の改善

国内市場におきましては、大手電機メーカー向けを中心にシール・ラベル需要は縮小傾向にありますが、今後は国内工場の安定稼働に向けて電気機器分野以外の受注を拡大すると同時に、工程改善等により一層の効率化を図ってまいります。

さらに、今後成長が期待できるメディカル分野、産業機器分野、食品・日用品分野、ノベルティ分野、教育機器関連分野等将来のニーズに合った技術開発を中心に研究開発を行い、持続的な成長・発展を目指してまいります。

 

③ 海外事業展開

中国事業展開につきましては、販売会社として国内の営業統括本部及び中国ローカル提携先との連携を強化し、中国市場における業績の安定化を目指してまいります。

また、今後もアセアン地域を中心に得意先メーカーの生産シフトは続いていくものと思われますので、パネル製品及びシール・ラベル製品においても内外の連携を強化し、受注の拡大と生産の効率化による製造原価低減により業績の向上を推進してまいります。

④ その他

株式会社トムズ・クリエイティブにおいては、引続き新規コラボレーションの開拓等、ノベルティ部門の受注拡大を目指してまいります。

    PMI(M&A後の統合効果を最大化するためのプロセス)の推進に注力し、以下の施策を講じます。

株式会社アクシストラスについては、新商品の開発を推し進めると共にマーケティング・販売にも注力し売上の拡大を目指してまいります。

株式会社ベンリナーについては、オペレーションの効率化に止まらず、設備投資を積極的に行い生産力増強に加え、市場開拓を視野に入れ売上拡大を目指してまいります。

 

今後も引続き成長分野における積極的な営業活動による受注拡大とともに、生産能力増強投資及び生産性の向上を図り、管理業務効率化及び品質の向上を推進し業績の安定化を図ってまいります。

 


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

三光産業グループの業績は、今後起こりうる様々な要因により大きな影響を受ける可能性があります。以下において、三光産業グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。三光産業グループはこれらリスク発生の可能性を認識した上で、発生の予防及び発生した場合の対応に努める方針であります。

なお、当該リスク情報につきましては、三光産業グループの事業上のリスクの全てを網羅するものではありません。

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において三光産業グループ(三光産業及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 顧客企業の業績への依存

三光産業グループの主たる事業は、電気機器業界の家電製品、IT機器及びデジタル機器などの製品の外構部品として、ラベル・パネル類を提供しております。これらの顧客企業からの受注は、その企業の業績や、製造ラインの海外シフトなど三光産業グループが管理できない要因により大きな影響を受けます。また、顧客の要求に応じるための値下げは、三光産業グループの利益率を低下させる可能性があります。

三光産業グループはパネル部材業界のシェア拡大と確固たる地位の確立を重点施策とし、特定顧客企業からの受注依存の体質となることを避けるなど、リスク低減を図っております。

 

(2) 材料費及び外注費の高騰

材料価格や外注費単価が著しく上昇し、これを製品価格に反映することが困難な場合には、三光産業グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

三光産業グループは原材料購買先や委託先の複数確保、あるいは需要動向の変化に応じた調達時期の見直し等によりリスクの低減に取組んでおります。

 

(3) 為替レートの変動

三光産業グループの海外子会社は、原材料の一部を日本より調達しております。円高又は外国通貨安局面におきましては、原材料円貨の外国通貨換算額が上昇いたしますので、海外子会社にとりまして仕入コストの増加になり、利益率、商品競争力の低下をもたらす可能性があります。

また、海外子会社の売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は連結財務諸表作成時、円換算されますので換算時の為替レートにより円換算後の価値が変動し三光産業グループの財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

三光産業グループは、常に為替動向に注意を払うとともに、為替予約取引等を行うことによりリスク低減に務めております。

 

(4) 海外事業

三光産業グループは、マレーシアにおいてはサンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.が操業を行っております。海外における政治、法規制の変化、労働環境の悪化など、予期せぬ事象により事業の遂行に問題が生じた場合、原材料、部品調達や生産の遅れなどの問題が発生する可能性があります。これらの事象は業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

三光産業グループは現地法人を通じて現地の社会経済・政治的状況あるいは法規制の動向についての情報を収集し、対応を要する事象が生じた場合には現地法人や専門家等と連携して対処することによりリスク低減に努めております。

 

(5) 新規事業についてのリスク

三光産業グループは、新規事業の育成・拡大を図っていく方針ですが、価格競争の激化、急速な技術革新、市場ニーズの急激な変化等により新規事業の縮小や撤退を決断した場合には、三光産業グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。

三光産業グループは成長のために必要な開発や営業開拓にあたっては、選択と集中により優先度を持って対応するとともに、定期的なモニタリングを実施して状況の共有と議論を重ねることによりリスクの低減を図っております。

 

 

(6) パンデミック(感染症・伝染病の世界的な大流行)について

三光産業グループにおいて、人材は最も重要な経営資源であり、三光産業グループの事業が人材に大きく依存していることから、パンデミックにより、三光産業グループの社員やビジネスパートナー企業の生産活動に大きな影響が生じた場合には、三光産業グループの事業及び経営活動に影響が生じる可能性があります。

このため、三光産業グループでは、パンデミック発生時には、WHO(世界保健機関)や日本政府等の対応を適切に把握するとともに、各事業所、工場での衛生対策の強化や感染症発生地域への業務渡航の自粛等の対策を発生レベルに応じて講じております。また、在宅勤務を可能とする環境整備等も進めております。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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