マックスバリュ東海(8198)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて
3【事業の内容】マックスバリュ東海グループは、当連結会計年度末現在、イオン株式会社を親会社とするマックスバリュ東海と連結子会社1社(デリカ食品株式会社)及び持分法非適用関連会社1社(株式会社エスオー)で構成されております。マックスバリュ東海は、純粋持株会社イオン株式会社を中心とするイオングループのスーパーマーケット事業における東海地区の中核企業であり、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、神奈川県及び山梨県に食品スーパーマーケットを展開しております。デリカ食品株式会社は寿司、米飯、総菜等の製造業を営んでおります。この他、その他事業として静岡県内及び愛知県内においてミスタードーナツ事業、不二家事業をフランチャイズ展開しております。 (1) マックスバリュ東海グループはイオングループ各社との間で、イオンのブランド「トップバリュ」をはじめとする商品の仕入や用度品・資材購入取引、店舗等の維持管理に係る取引、ショッピングセンターへのテナント出店、WAON・クレジット等に係る業務や物流業務の委託等の取引を行っております。 これら事業に係る系統図は、次のとおりであります。 [事業系統図] (2) 親会社イオン株式会社との関係について① マックスバリュ東海グループの親会社はイオン株式会社であり、当連結会計年度末現在、マックスバリュ東海の議決権の被所有割合は64.55%であります。当有価証券報告書提出日現在、マックスバリュ東海が店舗展開をしている静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、神奈川県及び山梨県において、イオングループ他社が、静岡県では25店舗、愛知県では44店舗、三重県では31店舗、岐阜県では18店舗、滋賀県では10店舗、神奈川県では161店舗、山梨県では15店舗のGMS(総合スーパー)、食品スーパーマーケット等を展開しております。 ② マックスバリュ東海とイオングループ(マックスバリュ東海連結子会社を除く)との取引ア.2026年2月期においてマックスバリュ東海はイオングループ47社と取引があり、その取引の内容及び金額は下記のとおりであります。(ア)商品仕入高イオン商品調達株式会社、イオントップバリュ株式会社をはじめとする企業から各種商品を仕入れており、これらの総額は989億15百万円であります。(イ)業務委託契約等 イオングローバルSCM株式会社への物流業務の委託や、イオンスマートテクノロジー株式会社をはじめとする企業の情報処理等のサービスを利用しており、これらの総額は71億51百万円であります。(ウ)クレジット、商品券等の取扱いイオンフィナンシャルサービス株式会社をはじめとする企業が取り扱うクレジットカード、WAON等の利用の総額は2,445億93百万円であります。また、WAONカード及びイオン商品券の販売総額は8億43百万円であります。このほか、WAONのチャージ(入金)の取扱いをしております。これらに係る支払手数料等は51億32百万円、受取手数料は16億44百万円であります。(エ)ロイヤルティイオン株式会社に対し、グループ経営ノウハウ利用、ブランド使用の対価としてのロイヤルティ7億83百万円を支払っております。(オ)その他の取引イオンタウン株式会社、ウエルシア薬局株式会社をはじめとする企業から店舗を賃借しており、これらにかかる賃借料の総額は20億49百万円であります。また、イオンディライト株式会社をはじめとする企業から店舗等で使用する資材備品等を購入しており、これらの総額は13億39百万円であります。上記のほか、店舗賃貸などマックスバリュ東海の収益にかかる取引は15億87百万円、店舗維持管理などの費用に係る取引は41億84百万円であります。 イ.2026年2月期におけるマックスバリュ東海とイオングループに係る主な取引は、以下のとおりであります。会社名事業の内容取引の内容取引金額(百万円)イオン(株)純粋持株会社ロイヤルティ783 退職給付制度運営費用12 研修費用14 受取利息222イオンリテール(株)総合小売業WAON等に係る受取手数料1,120 商品仕入高629 商品券等に係る支払手数料29 資材備品等購入19 広告費用61 店舗等維持管理費10 店舗賃借46 商品供給手数料15イオントップバリュ(株)プライベートブランド、商品開発業務委託収入38 販促費29 商品仕入高36,278イオン商品調達(株)商品企画・卸売業務委託収入46 商品仕入高37,872 販促協力金57イオンフードサプライ(株)生鮮食品製造加工及び配送事業業務委託収入11 商品仕入高16,748 配送料金61 店舗等維持管理費41 会社名事業の内容取引の内容取引金額(百万円)イオンベーカリー(株)製パンショップの運営商品リベート18(株)未来屋書店書籍類販売事業商品仕入高251イオンコンパス(株)旅行代理店事業旅費交通費等81イオンリカー(株)リカー専門店、商品供給事業商品仕入高6,100ウエルシア薬局(株)調剤併設型ドラッグストアチェーン店舗賃貸200 店舗賃借154イオングローバルSCM(株)物流センター運営物流収入23 物流業務委託費等5,962 リサイクル費用57イオンアイビス(株)シェアードサービス及びITサービス事業情報システム利用料等50イオンフィナンシャルサービス(株)金融サービス業WAON、クレジット等に係る受取手数料447 WAON、クレジット等に係る支払手数料4,078 販促負担金44 情報システム利用料等14イオンタウン(株)ディベロッパー事業店舗賃貸89 店舗賃借1,788 広告費用10 店舗等維持管理費205イオンディライト(株)総合メンテナンス事業自動販売機受取手数料60 店舗等維持管理費2,181 商品仕入高1,059 間接部門業務委託47 レンタル費用13 店舗賃貸11 資材備品等購入1,286イオンマーケティング(株)ポイント事業 ・CRM統括事業コンシューマーマーケティング統括事業WAON POINTサービスに係る受取手数料45 WAON POINTサービスに係る支払手数料等999 情報システム利用収入等19(株)生活品質科学研究所商品検査事業衛生調査費用等35 資材備品等購入14 店舗等維持管理費22イオンスマートテクノロジー(株)情報システムサービス情報システム利用料等1,262 資材備品等購入13 店舗等維持管理273イオン保険サービス(株)保険商品販売事業店舗総合保険等16(株)キャンドゥ100円均一ショップ等の運営店舗賃貸76 商品仕入高27フェリカポケットマーケティング(株)地域活性ソリューション提供電子マネーカード購入11(株)イオンファンタジー「アミューズメント施設」及び「インドアプレイグラウンド」の運営店舗賃貸13(株)ダイエースペースクリエイト物販催事及び人材サポート事業店舗賃貸25(株)イオン銀行銀行業店舗賃貸19ACSリース(株)リース事業リース料27イオンデモンストレーションサービス(株)販売促進イベント事業ラウンジ運用費18 会社名事業の内容取引の内容取引金額(百万円)イオンビッグ(株)ディスカウントストア等の運営商品供給251 店舗賃貸333 店舗等維持管理費24(株)エスオー店舗運営業務店舗等賃借63 店舗等維持管理費15(注)1.ロイヤルティについてはマックスバリュ東海の営業収益及び営業利益に対し、第三者評価により算定された一定 の料率を乗じて決定しております。2.商品仕入、資材備品等購入、店舗維持管理に係る取引などにつきましては、一般的な取引条件を 参考に、交渉の上決定しております。3.地代家賃等の取引につきましては、近隣の取引実績等を参考に、交渉の上決定しております。 ③ 人的関係 当有価証券報告書提出日現在、社外監査役である熊谷美知雄氏はイオングループ会社の役員を兼任しております。監査役篠崎岳氏は親会社であるイオン株式会社の業務執行者であるとともにイオングループ会社の役員を兼任しております。その他、2026年2月28日現在、イオングループ会社からのマックスバリュ東海受入出向者は10名、イオングループ会社へのマックスバリュ東海からの派遣出向者は99名(マックスバリュ東海の連結子会社への出向12名は除く)であります。 マックスバリュ東海とイオングループとの関係は以上のとおりですが、いずれもマックスバリュ東海の経営判断や営業活動に影響を与えるものではなく、マックスバリュ東海が独立して主体的に事業運営を行っております。
有価証券報告書(2026年2月決算)の情報です。
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 「何よりもお客さまの利益を優先しよう。」という企業理念に基づき、一人ひとりが自ら考え、自ら行動し、自らやり遂げるという主体的行動力の向上を図りつつ、お客さまとの直接のふれあいの場となる「店舗だからこそ」の強みを磨き上げ、お客さまからのゆるぎない信頼をいただくことができる店舗構築に取り組んでおります。その実現に向けては、お客さま視点で店舗ごとに異なる地域特性を踏まえた商品及びサービスの質的向上に取り組むとともに、地域社会との共生による持続的な成長に努めつつ、お客さまからお寄せいただく声に真摯に耳を傾け、誠実かつ迅速に行動することが重要であると考えております。 このような基本方針に基づき、一つひとつの店舗が地域をつなぐ架け橋として継続的に地域への貢献を果たし、日常のより豊かな食生活の実現を応援する地域最良のスーパーマーケットチェーンの構築を目指してまいります。 (2)資本政策上の基本指標 売上高営業利益率、ROE(自己資本当期純利益率)を経営効率の重要指標として位置付けております。売上高営業利益率については4%以上の実現を、ROEについては10%以上を継続的な目標数値として掲げております。今後、重要指標の達成に向け、収益力の一層の強化を図るとともに、重点課題を明確にし、改善施策の着実な実行に努めてまいります。 (3)経営環境及び対処すべき課題等 マックスバリュ東海グループは、各々の地域における食生活をより豊かにすることを使命とし、一つひとつの店舗が地域との共生に努めながら、持続的な成長を目指しております。お客さまの消費動向や価値観の変化、ライフスタイルの多様化やサステナブルな社会の更なる進展など、店舗を取り巻く環境がいっそうの速度をもって変化する中、店舗はお客さまや地域とのコミュニティの場としてより重要な役割を担うものと思われます。このような環境下、お客さまや地域社会からのゆるぎない信頼の確立と共存共栄を図るべく、以下優先的に対処すべき課題として取り組んでまいります。 ①スーパーマーケット事業 ・お客さまの安全安心を優先した店舗運営の徹底 ・事業部制の活用による地域密着経営の更なる深耕 ・新規店舗出店及び既存店舗の改装による店舗競争力の強化 ・新規事業の推進による販路の拡大 ・デジタルの積極的な活用による業務の効率化と構造改革の推進 ・地域商品の開発及び導入推進 ・お客さまニーズの変化や多様化するライフスタイルに応じた商品政策の推進 ・成長を支える人材の確保と育成 ・お客さま視点に基づく接客及びサービスレベルの質的向上 ・配送効率の向上による強固な物流体制の構築 ・エネルギーコストの上昇に対する省エネ投資の推進 ・事業活動を通じた環境課題解決への貢献 ・持続可能な地域社会の実現に向けた戦略の実行 ②デリカ食品事業 ・商品開発力の強化と供給拡大 ・製造工程の改善、機器活用による効率的な生産体制の強化 これらの施策の着実な実行により、経営環境変化への対応を図るとともに、収益体質の改善と企業価値の向上に努めてまいります。課題への取り組みを通じての2027年2月期の連結経営成績予想数値につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について」に記載しております。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において、マックスバリュ東海が判断したものであります。
事業等のリスク
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在においてマックスバリュ東海グループが判断したものであります。 (1)リスク管理体制 マックスバリュ東海グループは、マックスバリュ東海代表取締役社長を最高責任者とし、社内取締役、常勤監査役、執行役員、関係部門長をメンバーとするリスクマネジメント委員会を設置しております。各執行役員がそれぞれ所管する部門における責任者となり、業務に関連して発生しうる潜在的なリスクを洗い出しております。また、マックスバリュ東海事業における特徴的なリスクのみならず、一般的な企業経営リスク、外部環境の変化に伴うリスク等を含め、網羅的に把握する体制を構築しております。その上で、「全社ビジネスへの影響度」と「発生可能性」の二軸で重要度をマッピングし、重点リスクを決定します。プロセスは年次単位で行い、見直しを図っております。重点リスクごとに担当部門を選定し、当該部門の執行役員は、特定されたリスクに対する影響の緩和や回避のための計画策定と実施及び周知を担い、同委員会で定期的に進捗状況を報告しております。また、同委員会において検討された事項は取締役会に報告し、適宜指導を受ける体制としております。 (2)事業等のリスクマックスバリュ東海グループの経営成績、株価及び財務状況に影響を及ぼす可能性のあるリスク要因について主なものを記載しております。マックスバリュ東海はこれらのリスクの発生可能性を認識したうえで、発生の回避及び万が一発生した場合には適切な対応に努め、事業活動に支障を来さないよう努力してまいります。 ① 市場動向及び競争等に関するリスクマックスバリュ東海は、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、神奈川県及び山梨県において食料品を中心とするスーパーマーケット事業を展開しております。スーパーマーケット業界は業種業態を超えた競争が激化しており、また景気や商品価格の値上げなどによる個人消費の動向、異常気象等の影響を受けやすい業界でもあるため、これらの要因がマックスバリュ東海グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対応として、ライフスタイルの変化、業種業態を超えた競争、外部環境の変化に対応できるよう、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(3)経営環境及び対処すべき課題等」に挙げました優先的に対処すべき課題に取り組んでおります。 ② 食品の安全性に関するリスクマックスバリュ東海グループは、多様化するお客さまのニーズに応えるため、様々な食品を取り扱っております。また、取り扱う食品のうち生鮮・デリカ部門においては、業種業態を超えた競争上の差別化を図るためにインストア製造を行っております。さらに、連結子会社のデリカ食品株式会社において惣菜の製造・販売を行っております。これらの食品につき、不適切な食材や異物の混入等の商品品質上の事故等が予期せぬ形で発生した場合は、マックスバリュ東海グループの社会的信用の低下を招き、マックスバリュ東海グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。マックスバリュ東海グループは、食品の「安全」「安心」を経営の最重要課題の一つとしておりますので、これらのリスクへの対応として、衛生管理や各種食品表示における従業員教育を実施しているほか、万が一事故等が発生した場合の対応及び善後策の実施を迅速に行うための品質管理体制を構築しております。 ③ 出店開発及び賃借物件に関するリスクマックスバリュ東海グループは成長戦略として現在の店舗展開地域におけるドミナント化を志向しており、今後も新規出店を進める計画であります。マックスバリュ東海グループとしては、当然のことながら計画どおりの店舗開設及び当該店舗からの利益創造を最重要課題に据えておりますが、今後の出店開発において競合の激化や消費マインドの動向等により、店舗開設及び当該店舗からの利益創造が計画どおりに進捗しない場合は、マックスバリュ東海グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、マックスバリュ東海グループは、多くの店舗において土地建物を賃借しております。これらの賃借店舗においては、契約期間満了後も営業を継続するためには賃貸人との契約期間更新の合意が必要となりますが、賃貸人側の事情で更新合意に至らない場合、営業を終了しなければならない場合があります。これらのリスクへの対応として、マックスバリュ東海は社内取締役、執行役員、関係部門長をメンバーとする出店開発会議を設置しており、新規出店候補案件や店舗の契約満了時の対応を様々な角度から慎重に検討しております。さらに、業種業態を超えた競争に打ち勝つとともに、お客さまのライフスタイルの変化、外部環境の変化に対応できる店舗フォーマットモデルを設定し、店舗の標準化を目指しております。 ④ 減損会計の適用に関するリスクマックスバリュ東海グループは、店舗に係る有形固定資産及びのれんなどの無形固定資産を保有しております。店舗の収益性の低下により各店舗の簿価が回収できない場合、もしくは会計基準の変更がある場合、当該店舗について減損損失処理を行うことがあります。また、マックスバリュ東海グループは、のれん等の経済価値が下落した場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対応として、減損の兆候がある資産に対する運営の立て直しを行い、投資額を回収できるよう努めております。 ⑤ 他企業の買収(M&A)等に関するリスクマックスバリュ東海グループは店舗展開地域におけるドミナント化を志向しているため、成長戦略の一環として同一地域内の他企業の買収または他企業への投資を行うことがあります。しかし、今後M&A等が行われ、期待されるシナジー効果が発揮されない場合には、マックスバリュ東海グループの業務運営、業績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対応として、買収あるいは投資を検討する際には対象企業の事業、財務内容、契約等を入念に調査しております。 ⑥ 人材の確保に関するリスクマックスバリュ東海グループは事業の特性上、現状は人材に大きく依存しており、店舗運営をはじめとした各分野において優秀な人材を確保・育成することが成長戦略に不可欠であります。また、人権尊重とダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの観点から、人種や年齢、国籍や性別にとらわれずに多様な人材が互いに認め合い、やりがいを持ち平等に活躍できる環境の整備や風土づくりを推進しております。しかし、少子高齢化の進行による人口構成の変化等により、人材の確保・育成が計画どおりに進まない場合や、労働需給の逼迫等により人件費が増加する場合、マックスバリュ東海グループの業務運営、業績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対応として、必要な分野において積極的な新規採用を行うとともに、一人が複数の役割をこなすことができる「多能工」の取り組みや各種教育の実施、設備導入による作業の省力化など、既存業務の効率化を絶えず進めております。 ⑦ 情報セキュリティに関するリスクマックスバリュ東海グループは、店舗運営、商品調達その他多くの業務を情報システムに依存しており、その情報システムに何らかの事情により漏洩、改ざん、不正使用等が生じた場合、また、近年急増するサイバー攻撃によるインシデントが発生した場合、損害賠償義務やサービスの大規模な停止による損害及び対応費用の発生のほか、社会的信用の低下により業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対応として、電源・通信回線の二重化、バックアップシステム構築、不正侵入防止の安全対策、信頼性の高い外部のデータ・センターへの業務委託等、情報システムの安全性を確保する体制を構築しております。 ⑧ 個人情報の管理におけるリスクマックスバリュ東海グループは、小売事業の顧客から得た個人情報を保有しております。これらの個人情報が予期せぬ形で事件・事故等により流出した場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対応として、マックスバリュ東海グループでは個人情報保護方針を制定するとともに社内規程・マニュアル等を作成し、厳格な運用と従業員への教育を実施しております。また、個人情報の管理体制を強化する事を目的として「プライバシーマーク」を取得しております。また「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(マイナンバー法)」にあわせて、特定個人情報(マイナンバー)の情報漏えいを防ぐためのセキュリティー対策を導入しております。 ⑨ 災害等に関するリスク国内においてマックスバリュ東海グループが店舗展開する地域は東海地震、東南海地震及び南海地震の被害想定地域であります。店舗施設等の周辺地域においてこれらの大地震や津波その他台風等の自然災害が発生した場合、マックスバリュ東海グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対応として、安否確認システムにより従業員が安否を速やかに報告する訓練を定期的に実施するなどの災害対策を講じているほか、イオングループ各社と協力しながらこれらの被災リスクを想定した防災訓練を年2回実施しており、災害時に事業を継続あるいは早期復旧するための体制を構築しております。 ⑩ 人権問題への対応に関するリスク人権への負の影響を防止・軽減するための対応(人権デュー・ディリジェンス)が不十分な場合は、調達、取引関係における影響や、マックスバリュ東海グループのブランド価値毀損にもつながります。そのため、優先的に取り組む「重点人権リスク」に対して、対応結果の確認と今後の方向性の協議を行っております。その内容は、リスクマネジメント委員会を通じて取締役会に報告しております。これらのリスクへの対応として、2024年に「人権基本方針」を策定し、人権啓発研修等の実施により、一人ひとりが人権に対する正しい理解と認識を深められるよう努めております。また、サプライチェーン上の人権課題への取り組みとして、製造委託先企業に対し「イオンサプライヤーCoC(行動規範)」及びグリーバンスメカニズム(苦情処理)を案内することにより、サプライチェーン上の人権尊重の重要性を啓蒙しております。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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