ニッコンホールディングス(9072)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


ニッコンホールディングス(9072)の株価チャート ニッコンホールディングス(9072)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】ニッコンホールディングスグループは、ニッコンホールディングス及び関係会社85社で構成され、運送事業、倉庫事業、梱包事業、テスト事業を主な内容とし、更にこれらに附帯する業務を併せて行っております。なお、ニッコンホールディングスは、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。ニッコンホールディングスグループの事業に係わる位置づけは次のとおりであり、セグメントと同一の区分であります。運送事業 ……… 四輪・二輪完成自動車及び自動車部品・住宅設備・農業用機械等の輸送を行っております。日本梱包運輸倉庫株式会社のほか関係会社57社が行っております。倉庫事業 ……… 四輪・二輪完成自動車及び自動車部品・住宅設備・農業用機械等の保管を行っております。日本梱包運輸倉庫株式会社のほか関係会社28社が行っております。梱包事業 ……… 流通加工・自動車部品等の納入代行・輸出梱包等を行っております。ニッコンホールディングス及び日本梱包運輸倉庫株式会社のほか関係会社36社が行っております。テスト事業 …… 四輪・二輪完成自動車及び自動車部品・農業用機械等のテストを行っております。株式会社オートテクニックジャパンのほか関係会社4社が行っております。その他事業 …… 通関業・車両等の修理及び整備・石油製品の販売・損害保険代理店業・不動産の売買、賃貸及びその仲介管理・廃棄物の処理及び収集・発電及び売電・包装材の製造販売に関する事業を行っております。ニッコンホールディングス及び日本梱包運輸倉庫株式会社のほか関係会社37社が行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。(注)無印 連結子会社※1 非連結子会社で持分法適用会社※2 非連結子会社で持分法非適用会社※3 持分法適用関連会社※4 持分法非適用関連会社

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】ニッコンホールディングスグループは、「我々は、地球的視野に立ちビジネスロジスティクスを介し『共有できる歓び』『共感し得る価値』『共生したる環境』を先進創造し、お客様・株主様・従業員と共に社会の繁栄に貢献する」ことを基本理念としております。この理念を信奉し、健全な事業活動を通して、お客様、株主様、地域の皆様に対し、企業責任を果たし、国家・地域社会の発展に寄与してまいります。当連結会計年度のわが国経済は、良好な企業収益や家計の所得環境を背景として緩やかな回復基調が見られました。一方、米国・イスラエルによるイラン攻撃の開始やホルムズ海峡の封鎖など、中東における緊張感は継続しており、依然として先行きは不透明な状態が続いております。物流業界におきましては、ガソリン・軽油等のエネルギー費用の負担軽減効果があったものの、中東情勢の混乱により原油価格が高騰し、また慢性的な人手不足や人件費等のコスト増加の影響も続いており、厳しい経営環境が続いております。ニッコンホールディングスグループは2023年4月より3か年計画である第13次中期経営計画を推進しており、2026年3月期はその最終年度でありました。既存事業の強化に加えて、三重県鈴鹿市、福岡県苅田町、タイ国、インドネシア国に倉庫を竣工させ、物流拠点の拡充等設備投資を推進してまいりました。また、倉庫内設備の自動化を進めるなど、人口減という我が国が直面する課題や業界特有の労働分配率が高いという構造的な課題にも取り組んでおります。なお、ニッコンホールディングスグループの経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標は売上高、営業利益、営業利益率及び自己資本純利益率(ROE)であります。外部環境の不確実性や物流業界特有の構造的課題が続く中、ニッコンホールディングスグループは中期経営計画の最終年度において既存事業の強化と成長分野への展開を進めてまいりました。しかしながら、急激な事業環境の変化、生産活動の停滞、およびM&Aに伴う一過性費用の影響により、売上高・営業利益ともに当初計画は未達となりました。今後は、成長戦略の実行力向上と収益基盤の強化を最重要課題と位置づけ、以下の施策に取り組んでまいります。1.成長戦略の実行と収益基盤の強化既存顧客の深耕や海外展開を支える物流拠点の確保、ならびに省人化・自動化設備やシステムへの投資を加速いたします。国内では、半導体、航空宇宙・防衛、医療機器、情報通信、電力などの成長産業における新規顧客開拓を進めるとともに、既存顧客への提案領域を拡大します。海外事業においては、国内取引先の海外物流需要の取り込みや、通関・フォワーディングを含む高付加価値な一貫物流サービスの提供を通じて利益成長を目指します。さらに、物流データを活用し、顧客のサプライチェーン全体を支援する戦略的パートナーへの進化を図ります。2.資本効率の向上と財務基盤・ガバナンスの強化持続的な成長に向け、資本効率と財務基盤の改善を推進します。投資判断においては資本コストを重視し、ROIC(投下資本利益率)がWACC(加重平均資本コスト)を上回ることを基準とした運用を徹底いたします。また、政策保有株式の縮減や低収益不動産の流動化によるバランスシートの最適化を図るとともに、投資後の検証ルールの整備やグループ統一システムの活用により、経営管理およびガバナンスの高度化を実現してまいります。3.サプライチェーン全体の生産性向上物流関連法規への対応を契機とし、荷待ち・荷役時間の短縮、積載率の向上、配送ルートの最適化などを推進し、輸送効率および安定供給体制を強化いたします。あわせて、荷主企業との協働のもと、納品条件や荷姿の見直し、パレット化、受付運用など現場起点の改善を進め、サプライチェーン全体の生産性向上を実現してまいります。4.経営基盤の強化(人的資本・安全品質・環境対応)持続的な企業価値向上のため、以下の経営基盤強化に取り組みます。人的資本経営の推進:次世代経営人材やグローバル人材の育成に加え、変化する事業環境に適応するためのリスキリング(教育・訓練)への投資を強化してまいります。安全・品質管理の高度化:自動化とデータ活用を推進し、予知・予防型の安全・品質管理体制を構築します。環境負荷の低減:2030年度までにCO2排出量を2022年度比で30%削減するという目標に向け、低炭素車両や再生可能エネルギーの導入を着実に進めてまいります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてニッコンホールディングスグループが判断したものであります。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】 ニッコンホールディングスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてニッコンホールディングスグループが判断したものであります。(1)燃料費の変動についてニッコンホールディングスグループにおいて使用する輸送用車両の燃料費は、原油価格や為替相場の変動により影響を受けております。ニッコンホールディングスグループはこれらのコスト増が生じた場合、顧客企業との協議により適正な料金の収受を図ってまいりますが、急激な燃料価格の上昇や適正な料金の収受ができないような場合、ニッコンホールディングスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(2)法的規制等についてニッコンホールディングスグループの営む事業について、運送事業の一部(貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業)につきましては、「自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法(自動車NOx・PM法)」や「生活環境確保条例」等の規制を受けております。これらの法規制等への対応については、車両の代替及び排出ガス低減装置の取付けを効果的、効率的に行うことによりコストへの影響を最小限にとどめております。しかしながら、今後規制の内容の変更等が生じた場合、更なるコストの発生が考えられます。(3)重大事故の発生可能性についてニッコンホールディングスグループにおきましては、順法精神に則り社会的責任を最優先に営業活動を行っておりますが、万一重大な交通事故等が発生してしまった場合、社会及び顧客の信用が低下するとともに、事業所の営業停止、事業許可の取り消し等の行政処分を受ける可能性があります。(4)固定資産の減損についてニッコンホールディングスグループにおきましては、倉庫事業、梱包事業及びテスト事業を中心に多額の固定資産を所有しておりますが、経営環境の変化や収益性の低下などにより投資額の回収が見込めなくなった場合には減損損失の計上が必要となり、ニッコンホールディングスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(5)自然災害等についてニッコンホールディングスグループが事業を展開する地域において、地震や風水害等により輸送経路が遮断された場合や事業所設備が毀損した場合、停電の発生によりシステム停止等の事態が生じた場合、ニッコンホールディングスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(6)顧客企業の動向についてニッコンホールディングスグループにおきましては、連結売上高のうち自動車業界向けが50%超を占めており、主要な顧客企業における生産調整や物流需要等の減少が生じた場合は、ニッコンホールディングスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(7)M&Aについてニッコンホールディングスグループでは、今後の事業領域の拡大又は必要な機能の取得、拡充のためM&Aをその選択肢の一つとしております。M&Aの実施に当たっては、対象会社の財務内容や契約関係等についてデューデリジェンスを行い、取得価額の妥当性やリスク等について十分に検討したうえで決定しておりますが、買収後の事業環境や競合状況の変化等により当初想定したとおりに事業計画が進まない場合は、対象会社の株式取得価額やのれんの減損が発生し、ニッコンホールディングスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(8)人材の確保・育成について国内では人口減少や少子高齢化により労働人口の減少が進んでおり、人手不足感が強まっております。加えて物流業界におきましては、自動車運転業務の時間外労働時間の上限規制が適用されることによる影響、いわゆる2024年問題への対応も課題となっております。ニッコンホールディングスグループは、多様な人材の雇用促進や就業環境の改善等により人材の確保に努めるとともに、研修制度の充実等により人材育成を進めておりますが、事業の維持、拡大に必要な人材の確保が出来なかった場合は、ニッコンホールディングスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(9)情報セキュリティについてニッコンホールディングスグループは、業務遂行において多様な情報システムを活用しております。これに伴い、第三者による不正アクセス、コンピュータウィルスへの感染、ランサムウェア等のサイバー攻撃を受けるリスクが存在しております。万が一、これらのリスクが顕在化し、重要データの漏えい、改ざん、システムの停止等が発生した場合、事業活動の遅延、サプライチェーンの混乱、復旧に伴う費用の発生、ならびに社会的な信用の低下を招き、ニッコンホールディングスグループの財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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