共立メンテナンスグループ(共立メンテナンス及び共立メンテナンスの関係会社)は、共立メンテナンス(株式会社共立メンテナンス)、子会社17社及び関連会社3社により構成されており、寮事業、ホテル事業、総合ビルマネジメント事業、フーズ事業、デベロップメント事業を主たる業務としております。
共立メンテナンスグループの事業内容及び共立メンテナンスと関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
なお、次の5部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
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セグメントの名称 |
事業内容 |
主要な会社 |
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寮事業 |
学生寮・社員寮・ドミール・受託寮の管理運営事業 |
共立メンテナンス 他3社 |
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ホテル事業 |
ドーミーイン(ビジネスホテル)事業 リゾート(リゾートホテル)事業 |
共立メンテナンス ㈱韓国共立メンテナンス 他4社 |
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総合ビル |
オフィスビルマネジメント事業 レジデンスビルマネジメント事業 |
㈱ビルネット ㈱セントラルビルワーク |
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フーズ事業 |
外食事業 受託給食事業 ホテルレストラン等の受託運営事業 |
㈱共立フーズサービス ㈱共立オアシス ㈱共立フーズマネジメント 他1社 |
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デベロップメント |
建設・企画・設計・仲介事業 分譲マンション事業 不動産流動化事業 その他開発付帯事業 |
共立メンテナンス ㈱共立エステート 他1社 |
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その他事業 |
シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業) PKP事業(自治体向け業務受託事業) 単身生活者支援事業 保険代理店事業 総合人材サービス事業 融資事業及び事務代行業 その他の付帯事業 |
共立メンテナンス ㈱共立トラスト ㈱共立保険サービス ㈱共立ソリューションズ ㈱共立ファイナンシャルサービス 他3社 |
事業系統図は次のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において共立メンテナンスグループが判断したものであります。
(1)経営方針
共立メンテナンスグループは、創業以来「顧客第一」を原点に、ライフステージにおける様々な場面での「食」と「住」さらに「癒し」のサービスを通じ、広く社会の発展に寄与することを経営方針としております。「お世話する心」を持った「現代版下宿屋」を事業の中核に人々の生活におけるあらゆる問題解決を企業指針とし、お役に立てるサービスの質の向上と発展を目指してまいりました。そして、今後さらに具体的な事業戦略として「中核事業である寮事業のさらなる拡大展開と収益力再強化」「次世代の収益の柱となるホテル事業の基盤強化と拡大」「第3の柱となる新規事業の早期確立」を実践し、企業体質を強化してサービスの向上に努め、顧客・取引先・地域社会の皆様により一層貢献すべく努力をいたします。
(2)経営環境及び対処すべき課題、中期経営計画
昨今の共立メンテナンスを取り巻く経営環境は、国内におきまして出張やレジャー需要の増加に加え、2025年3月期は2019年以来、1年を通じて渡航制限の無い状況となることもあり、訪日需要が拡大していくものと想定される一方で、欧米の金融政策や長期化したロシアウクライナ問題と中東地域に拡散するガザ紛争のように世界情勢の不確実性が高まっております。
このような中、「100年企業」を標榜する共立メンテナンスが持続的な成長を実現するためには、これまで培った強みを承 継しつつ、マーケットの拡大を図り、将来の環境変化にも打ち勝つ強固な事業基盤を構築する必要があるとの認 識のもと、当期を初年度とする5か年の新たな中期経営計画「KYORITSU Growth Vision / Rise Up Plan 2028」を策定いたしました。本計画は、長期ビジョンとして「3&3&3(トリプルスリー、2030年、売上高3,000億円、営業利益300億円)」を見据え、「コロナからの回復、そして再成長へ」と「顧客満足度のさらなる追求とエリアの拡大」を骨子としており、今後さらなる成長に努め、社会価値の向上と株主価値の向上に取り組んでまいります。
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骨 子 |
1. |
コロナからの回復、そして再成長へ |
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2. |
顧客満足度のさらなる追求とエリアの拡大 |
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期 間 |
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2023年4月~2028年3月 |
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定量目標 |
1. |
2028年3月期 売上高 2,800億円、営業利益 280億円 営業利益率 10% |
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EPS 200円 (注)1 |
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ROE 10% |
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ネットD/Eレシオ 1倍以下 |
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配当性向 20%以上 |
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2. |
投資計画(2023年4月~2028年3月計)(注)2 |
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開発投資 |
1,950億円 |
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大規模修繕 |
350億円 |
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DX投資 |
100億円 |
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計 |
2,400億円 |
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3. |
開発計画(2028年3月期) |
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寮事業 |
50,000室 |
(+6,700室) |
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ドーミーイン事業 |
20,000室 |
(+3,600室) |
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リゾート事業 |
5,500室 |
(+1,300室) |
(注)1.共立メンテナンスは、2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。この影響をEPSに反映し、前期の公表数値400円から200円に変更しております。
2.投資計画については、当初計画より一部見直しを行っております。
(3)目標とする経営指標
共立メンテナンスグループは、持続的成長と収益性及び資本効率向上の尺度として、連結ROE(自己資本利益率)を経営における重要な指標と位置づけており、その向上に努めることを目標としております。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において共立メンテナンスグループが判断したものであります。
(1)売上高状況
共立メンテナンスグループの主力事業である寮事業につきましては、下宿屋としての心を持って管理運営を行い、入居される方々には自宅と同じようなくつろぎの中で生活をしていただくことをモットーに事業を展開してまいりました。そして、学校様とは提携を結び自校の学生寮としてご利用していただき、企業様とは社員様の数の増減に合わせて必要な時、必要な部屋数だけを社員寮として契約いただくシステムを採用しております。これら、ほとんどの事業用土地・建物は地主様との賃借契約により開発しているため、上記のようなきめ細かな対応にかかわらず、学生寮では大口の学校様における指定寮扱いの解消、社員寮におきましては、リストラ等の進展に伴う大口契約企業様の一括解約等が生じ、大きな空室が発生した場合そのリスクは共立メンテナンスに帰属いたします。
ホテル事業におきましては、ドーミーイン(ビジネスホテル)事業は長期滞在者を受け入れることやソフト・ハード面での他社との差別化により稼働が大きく左右されない仕組となっておりますが、景気動向による法人需要の低迷等により影響を受ける可能性があります。また、リゾート(リゾートホテル)事業におきましては、景気動向や天候不順、台風などの気象状況や地震の発生により、本来大きな売上を見込んでいる時期の業績が伸び悩んだ場合、共立メンテナンスグループの業績が影響を受ける可能性があります。
フーズ事業におきましては、外食店舗は個人需要の低迷等により、またゴルフ場レストラン・受託食堂につきましては、受託先となっているゴルフ場及び企業様との受託契約が解約された場合、共立メンテナンスグループの業績が影響を受ける可能性があります。
(2)財務状態
共立メンテナンスグループは、持続的な成長のため、寮事業やホテル事業の開発が不可欠な要素の一つと考えております。開発に際しては会社全体の財務バランスを勘案しながら様々な財務手法を活用し、安全かつ最大限の効果を生むべく進めておりますが、不動産市場の停滞、資産価値の下落、既存開発資産の極度なキャッシュ・フローの低下、金融情勢の悪化等により開発が計画どおりに進まなかった場合、業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(3)法的規制・品質管理
共立メンテナンスグループの取扱う商品、サービスの提供にあたっては、食品衛生法の規定による衛生管理、個人情報保護法、旅館業法や消防法による安全管理等様々な法的規制・指導のもと、安全性が強く要請されております。共立メンテナンスグループにおいてはコンプライアンス体制、リスク委員会、社内統制システムにより法令厳守や実施状況の確認チェックを定期的に行っておりますが、万一不測の事態により食中毒・個人情報漏洩等が発生した場合、共立メンテナンスグループの社会的信用を傷つけ、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)「減損会計」の適用について
2002年8月9日付で企業会計審議会から「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」が公表され、それを踏まえて2003年10月31日付で(財)財務会計基準機構・企業会計基準委員会から「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(適用指針第6号)が公表されております。これに対応して、共立メンテナンスグループが所有する有形固定資産、無形固定資産及び投資その他の資産並びにリース資産において、急激な経済情勢の変化や金融情勢の悪化等により事業の恒常的なキャッシュ・フローの将来にわたる収益性の著しい低下が認識された場合、「減損会計」処理を適用し業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(5)重要な契約
共立メンテナンスグループの重要な事業施設である、寮事業所及びホテル事業所につきましては、主として建物所有者から契約期間10年~20年の長期賃借契約により一括賃借しており、一部の長期賃借契約には相互に中途解約が不可能なものがあり、当該事業所における稼働・収益が著しく悪化した場合には、共立メンテナンスの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
なお、2024年3月末現在の中途解約が不可能な事業所は74棟あり、解約不能未経過賃借料残高合計は134,107百万円であります。
(6)有利子負債への依存及び金利動向の影響
共立メンテナンスグループは、事業資金について自己資金のほか、金融機関からの借入等により調達しており、総資産のうち有利子負債の占める比率は2024年3月期末において51.2%となっております。一方で、自社所有物件の一部について共立メンテナンスの管理運営・賃借契約付運用物件として投資家に売却する等の手法を活用して有利子負債依存度の低下を図っております。また、2024年3月期末における固定金利調達割合は89.4%であり、金利上昇局面における短期的な影響を限定的なものにしております。しかしながら、将来長期的に金利が上昇し、資金調達コストが増加した場合には、共立メンテナンスグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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