北恵(9872)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業などのリスク


北恵(9872)の株価チャート 北恵(9872)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

(1) 事業内容

北恵は、木材店、建材店、工務店、住宅会社等に対して新建材、住宅設備機器等の商品販売及び施工付販売並びにこれらの付帯業務を行っております。
 北恵の事業系統図を示すと次のとおりであります。

 


 

(注) 当事業年度末において、非連結子会社が1社(㈲古賀文化瓦工業所)あります。

   持分法適用会社はありません。

 

(2) 取扱主要商品

北恵取扱主要商品及び当事業年度の売上高構成比率は、次のとおりであります。

品目別

主要商品等

売上高構成比率(%)

当事業年度

自 2024年11月21日

至 2025年11月20日

木質建材

室内ドア、クローゼット、フロア、システム収納、階段セット

11.2

非木質建材

石膏ボード、断熱材、屋根材、不燃ボード、サイディング

6.2

合板

ラワン合板、針葉樹合板

2.4

木材製品

木材構造材、木材造作材、フローリング、集成板

4.2

住宅設備機器

システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ、
空調機器、燃焼機器、太陽光発電パネル

23.9

施工付販売

外壁工事、住設工事、屋根工事、構造躯体工事、内装工事、
サッシ工事、太陽光発電システム

2.7

完成工事高

42.3

その他

サッシ、エクステリア、化成品、建築金物、建築道具

7.1

合計

100.0

 

 


有価証券報告書(2023年11月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

  文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、北恵が判断したものであります。

(1)会社の経営の基本方針

北恵は、「人ある限り住まいに対するニーズは永遠である」と捉え、多様化する住まいのニーズを充足するため、取引先と住まいのユーザーに満足していただく資材・サービスの提供を第一義として、常に存在価値のある住宅資材提供会社を目指すとともに、個々の力を結集して「選ばれる企業」、そして「社会に認められる企業」を目指しております。

 

(2)経営環境

北恵が属する住宅関連業界におきましては、政府による住宅取得支援策等が続くものの、構造的な要因としての少子高齢化や人口減少等から需要は徐々に減少することが見込まれ、また、足元では物価高や建築資材価格の高騰に伴う住宅価格の上昇による住宅取得マインドの低下が懸念されることから、新設住宅着工戸数の減少は避けられないものと認識しております。

 

(3)目標とする経営指標

北恵は、収益性を重視するために「売上高総利益率」及び「売上高営業利益率」を、また、企業価値を高めるためにオリジナル商品・施工付販売等の「売上高構成比率」を主な目標数値として企業経営を実施しております。

 

(4)中長期的な会社の経営戦略

北恵は、今後予想される市場環境の変化に対応するため、取引先のニーズを的確に捉えた提案を実施し、高品質な商品及びサービスの提供を推進することにより、現有マーケットでの業績の維持向上のみならず、顧客基盤の拡充にも積極的に取組んでまいります。
  その遂行にあたって、北恵の主たる市場である新築住宅市場はもとより、リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場などに対して、施工付販売や物流機能を活かし、既存得意先との関係強化と新規取引先の開拓に努めてまいります。また、工事機能のさらなる充実による工事売上・工事領域の拡大、太陽光発電システム・蓄電池等をはじめとした環境配慮商品やオリジナル商品の拡販などに注力するとともに、業務の効率化を図り、業績の向上に努めてまいります。

なお、先行き不透明な環境の中で中期的な業績予測を掲げることは必ずしもステークホルダーの適切な判断に資するものではないとの立場から、現状において中長期計画を開示しておりません。北恵の経営戦略や財務状況等を正しくご理解いただくための情報開示の在り方として、現時点では、事業年度毎の見通しの公表、決算説明会における翌事業年度の経営計画を説明しております。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

北恵は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のため、「サステナビリティへの取組みの強化」と、「資本コストや株価を意識した経営の実現」が、今後優先的に対処すべき課題と認識しております。

「サステナビリティへの取組みの強化」に向けて優先的に取組む課題は、「環境」と「人的資本経営」であります。「環境」については、計画植林材の使用や省施工商材の開発・環境配慮商品の拡販、物流の効率化等、今後も事業活動を通じて課題に取り組んでまいります。「人的資本経営」については、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針に則り、社内環境整備に努めておりますが、高齢者活躍の推進、高度化する事務業務や営業職の事務量増に対応する業務分担の再構築とそれに伴う多様な人財活用の推進が今後の課題であります。

なお、北恵は、「資本コストや株価を意識した経営の実現」に向けて、現状分析、計画策定・開示を行ってまいります。2024年11月期における北恵のROEは5.3%、PBRは0.56倍と1倍を下回っている状況となっております。現状、北恵の業績に影響を与える新設住宅着工戸数は減少傾向にあり、不安定な為替相場の動向、物価高や建築資材価格、エネルギー価格の高騰等も続いており、このような先行き不透明な経営環境等が当業界に対する市場評価を比較的低くする要因になりうると考えておりますが、今後は、財務指標としてROE(自己資本当期純利益)の改善に取り組んでまいります。


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

北恵における有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。北恵はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。
 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において北恵が判断したものであり、また、本記載は、将来発生しうるすべてのリスクを網羅したものではありません。

 

(1) 新設住宅着工戸数の増減について

当住宅関連業界の業績は、新設住宅着工戸数の増減に大きく影響されます。なかでも北恵におきましては、取扱商品・得意先構成により、持家住宅並びに分譲一戸建住宅の増減が業績に大きな影響を与えます。
 なお、住宅ローンの金利優遇措置等の住宅関連政策や住宅取得等資金の贈与に係る非課税枠をはじめとする住宅関連税制の動向、物価高や建築資材価格の高騰に伴う住宅価格の上昇などが、住宅取得に対する消費者マインドを大きく変動させるため、それに起因する住宅需要の急激な変化が北恵の業績等に影響を及ぼす可能性があります。
 北恵では特徴ある機能付販売の強化等を推進し、影響の軽減に努めております。

 

(2) 災害・事故・感染症等について

地震や津波・洪水などの自然災害・大規模事故・感染症やその他予期せぬ事態の発生時に北恵の従業員・事業所・設備あるいは北恵が行う工事物件等に被害が生じた場合や、取引先並びに仕入先メーカー等の事業所や生産拠点などに甚大な被害が発生した場合、北恵の事業活動に支障をきたす恐れがあり、業績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、感染症対策として、北恵では、営業活動においてはオンライン商談の実施、また、従業員に対しましては、テレワーク、時差出勤、オンライン会議等を実施しております。

 

(3) 信用リスクについて

北恵には取引先との商取引活動に伴い発生する、信用リスクがあります。北恵では取引先毎に信用リスクを評価し、取引の継続の検討を行うとともに、営業部門の意識の向上を図り、信用リスクの軽減に努めております。

 

(4) 契約不適合責任について

北恵には、北恵が行った外壁工事等の契約不適合責任があります。

従って契約不適合責任範囲内において不具合が発生した場合、補修・取替工事等の賠償責任が発生する可能性があります。

北恵では外壁工事等に対して施工管理体制を強化するとともに、賠償責任保険に加入するなどリスクの軽減に努めております。

 

(5) 建設業法に基づく許可について

北恵は、建設業法に基づき、一般建設業許可(国土交通大臣許可(般-2)第18960号)を受けております。建設業法第3条第3項において、「許可は、5年毎にその更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。」と定められております。また、建設業法第29条において許可の取消事由が定められております。
 北恵の主要な事業活動の継続には、上記の一般建設業許可が必要であります。現時点におきまして、これら免許の取消事由に該当する事実はないと認識しておりますが、今後何らかの要因により許可の取消があった場合には、主要な事業活動の継続に支障をきたすとともに業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 情報システムに関するリスクについて

北恵は、販売、会計、人事の各システムを情報システムで管理使用しております。

また、業務に関わる個人情報や営業秘密情報を保有していますので、情報漏洩やシステムトラブルの発生防止策として、データセンターの活用、クラウドサービスの利用、データバックアップの実施、ウイルス対策ソフトの導入や社内ネットワークの外部接続禁止などセキュリティ強化に努めております。

しかしながら、機器やソフトウェアの欠陥、コンピューターウイルスの感染等による情報システムの停止、個人情報の漏洩等の事態が発生した場合には、事業の中断や原状回復作業や個人情報漏洩による損害賠償請求により、北恵の業績に影響を及ぼす可能性があります。




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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