セキド(9878)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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セキド(9878)の株価チャート セキド(9878)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】

 セキドは、ファッション事業において、関東、東海、東北地区を基盤に、28店舗の直営店を運営し、貴金属、装身具等の販売を行っております。また、インターネット通販サイトによる、全国の顧客に向けたブランドファッション商品の販売を行っております。また、美容事業において、韓国コスメブランドの輸入総代理店として小売法人向けの卸売と公式インターネットサイトの運営を行っております。その他、外商部門により、主に首都圏の法人向けの物販及び付帯サービスの提供を行っているほか、自社で保有する店舗及び駐車場を他社に賃貸しております。

 

 セキドの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。

(ファッション事業)

 ファッション事業において、貴金属、時計、バッグ・雑貨、ファッション衣料等の専門店『GINZA LoveLove』と韓国コスメ・雑貨のバラエティショップ『&choa!』を営んでおり、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、福島、静岡、愛知、三重、岐阜、京都の各都府県に店舗展開しております。

 また、インターネット通販サイト『GINZA LoveLove』及び『&choa!』による、全国の顧客に向けたブランドファッション商品と韓国コスメ・雑貨の販売を行っております。

 ファッション事業においては、店舗販売事業と通販事業に分類し、それぞれについての施策を実施しております。

(1) 店舗販売事業…常設店舗での一般顧客向けブランドファッション商品、韓国コスメ・雑貨の販売とリユース品の買取(下取り)。

広域型商圏のショッピングセンターを含む催事売場の展開によるブランドファッション商品、韓国コスメ・雑貨の販売。

(2) 通販事業…インターネットショップによるブランドファッション商品、韓国コスメ・雑貨の販売

 

(美容事業)

 美容事業において、韓国コスメブランド製品の日本総代理店として、国内の有力小売業への卸売及び公式ECサイトの運営等を行っております。

 

(賃貸部門)

 自社で保有する店舗及び駐車場用地を他社に賃貸しております。

 

(その他)

 外商部門において、主に法人向けの空調設備、照明機器設備等の施設工事、個人向けのリフォーム工事等を行っております。

 

 以上の概要を図示すれば、次のとおりであります。

 


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてセキドグループが判断したものであります。

 

(1) 経営方針

 セキドグループは「お客様に尽くす」「社員に尽くす」「お取引先に尽くす」の理念のもとに「高い目標に挑戦」「ウソをつかない」「店頭第一主義」を経営の基本方針としております。高い目標を掲げ、従業員一人一人が自らの進歩を求め、一店一店が地域№1に挑戦すること、お客様にウソをつかない、約束ごとは必ず守ることを信条とし、誇りとすること、一人のお客様に一つの商品を一人の社員が販売し、サ-ビスを提供することが営業の基本単位であり、すべての経営活動は店頭を出発点とし、終結点としていることをセキドグループの経営にたずさわる全員の基本姿勢としております。

 

(2) 経営戦略等

・お客さまとのコミュニケーションを大切にし、お客様のニーズに適った商品・サービスをお勧めすることに注力し、リピーターを増やすことに努めてまいります。

・セキドグループは、2022年7月に、2022年3月期の業績を踏まえ、「中期経営計画」の見直しを行い、現在、その3年度目に取り組んでおります。具体的には、ファッション事業は、組織再編により店舗運営事業として新規業態店舗(韓国コスメセレクトショップ)の拡大と「AI顧客解析システム」の活用、EC部門では一層の内製化によるスピード感のある運営、美容事業ではPR活動に注力して更なる認知度拡大に努めております。

 

(3) 経営環境

 現状のセキドグループを取り巻く経営環境は、コロナ禍での約2年間で大きく変化し、経済活動は官民の事業者から消費者にいたるまで、感染拡大と向き合う形で、新しい行動原理に基づく社会秩序と生活様式に沿った事業活動が求められる環境にあります。

 加えて、2022年4月に東欧地域で勃発した武力紛争の影響は、様々な情報により、瞬く間に世界中を駆け巡り、直接的・間接的な影響がセキドグループの事業活動にも波及しつつあり、今後の展開次第では、その影響度の大きさ、長さは予断を許さず、経営環境の不確実性を増大させる可能性があります。

 当業界におきましては、客数の減少とインバウンド需要の縮小がこの2年間の大きな変化ととらえております。

 このような経営環境の中、セキドグループは、どのような環境にあっても、業績の安定拡大を目指せる組織の整備と強化を最優先課題ととらえ、主力の美容事業とファッション事業(店舗運営事業)の強化に取り組んでまいります。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

・ファッション事業

 商品戦略では新規導入商品として、顧客への提案幅を広げます。一例としてラグジュアリーブランドのカットソー・アクセサリー・高額時計など今まで取扱いの無いブランドやアイテムを展開します。その他、金属アレルギー対応ジュエリーなども新規で展開を予定しております。

 また、昨年度から取り組んでおりますAI顧客解析システムについてですが、顧客グループへのアプリプッシュを開始し、月間平均90本の配信を行った結果、配信対象の高額ブランドでの会員売上高が前年比108%となりました。非会員売上が前年比93%だったことから両者を比較すると約16%の効果がありました。今後はAI施策→ 学習→ 進化のサイクルを回して成長させることで対象ブランドを中高額まで拡大させ、会員様の再来店を促すことで、リピート率の向上を目指して行きます。

 また、&choa! 店舗については、改装による大容量什器の導入で商品展開量の拡大が結果につながり、売場構築基盤が前進しました。効果につながった新規什器による初の新店2店舗を今期に入り出店し、売上は計画を大幅に上回っております。

・美容事業

 商品戦略では、売上好調な3ミニッツマスクシリーズ・ミルクブライトニングシリーズの販売強化、流通戦略では、オフラインはコンビニエンスストアの展開店舗拡大、オンラインはQoo10の成長促進+自社EC(ブランド公式EC)の販売強化を行います。

 3ミニッツマスクを最重点商品として、ドラッグストア・コンビニエンスストア等での取り扱い店舗・取り扱いSKU数のさらなる拡大を目指します。

 ミルクブライトニングシリーズについては、新商品の開発と発売、お取引先様でのコラボ企画の実施、お試しサイズのミニセットの制作と販売を進めてまいります。

 コンビニエンスストアの展開店舗拡大については、各社様の協賛企画・プロモーション企画に積極的に参加することで、店舗数の拡大と売上UPを狙います。

 Qoo10の成長促進ですが、Qoo10の限定商品「Qoo10 ONLY」企画の強化、注目の新商品の先行販売のタイミングをQoo10で年間4回実施されるイベント「メガ割」に合わせる等を行ってまいります。

<medicube(メディキューブ)日本総代理店契約を締結>

 現在、韓国シェアNO.1の美顔器シリーズを中心に、全国のバラエティストア・家電量販店での販売を開始しております。今後はさらに販路を拡大し、美顔器シリーズだけでなくスキンケアラインの商品拡販にも注力してまいります。

 

(5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 セキドグループは、本業の収益性が明確に表れる「売上高経常利益率」を重視し、中期的には売上高経常利益率2.5%を目標としておりましたが、美容事業の急成長などにより、前連結会計年度で達成いたしました。これを受け、2022年7月に見直した中期経営計画において、その最終年度(2025年3月期)に売上高経常利益率4.0%とする目標を設定し、施策に取り組んだものの、2023年3月期は、ロシア・ウクライナ戦争による世界的な物価高騰と国内経済に大きなインパクトを与えた「円安」が響き、売上高経常利益率は1%を下回る0.6%となりました。

 2024年3月期もこの国内外の状況は全く改善されておりません。売上高経常利益率は、助成金収入の獲得もありやや改善したものの、1.5%となりました。

 中期経営計画の最終年度となる2025年3月期も、現時点で情勢が改善される見通しはありませんので、業績予想は助成金収入をリセットし、為替によるロスをある程度織り込まざるを得ない状況で、最低限の目標として、売上高経常利益率は0.8%といたしました。

 


事業等のリスク

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

 なお、以下に記載している将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在においてセキドが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の変動要因について

 セキドグループは、下半期(10月~3月)においては、ファッション事業のクリスマス・年末年始商戦のウエイトが高い傾向にあり、商戦如何によってはセキド業績に影響が及ぶ可能性があります。

 特に、セキドの業績は、12月、1月にウエイトが高くなっており、上半期と下半期の業績に著しく偏りが生じる可能性があります。

 

(2) 為替変動リスクについて

 セキドグループは、総仕入のうち約30%程度について海外からの直接仕入を行っており、為替変動の状況によっては業績に影響を与える可能性があります。

 

(3) 顧客情報の管理について

 セキドグループは、営業戦略の柱として顧客情報を営業活動に活かすことや顧客とのコミュニケーションを図ることを目的に、スマートフォン端末による顧客管理システムである「GINZA LoveLoveスマホアプリ」及び「&choa!スマホアプリ」の運営を行うとともに、「GINZA LoveLoveカード」の発行により大量の顧客情報を取り扱っております。個人情報保護法の制定に伴い、セキドグループでは個人情報保護方針、個人情報管理マニュアル等を策定し、情報管理及びプライバシー保護に努めており、過去顧客情報の流出による問題は発生しておりません。しかしながら、今後、顧客情報の流出により問題が発生した場合には、その後の事業展開、業績等に影響が及ぶ可能性は否定できません。

 

(4) 減損会計の適用について

 当連結会計年度において、店舗の固定資産について34百万円の減損損失を計上いたしましたが、今後においても、市場環境の変化等により、減損損失が発生する可能性があります。

 

(5) 繰延税金資産の回収可能性について

 セキドグループでは、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金について、将来の課税所得を合理的に見積もった上で回収可能性を検討し、繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得については、経営環境の変化等を踏まえ、適宜、見直しを行っておりますが、結果的に繰延税金資産の全額又は一部に回収可能性がないと判断した場合、繰延税金資産の取崩しが必要となり、セキドグループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。

 

(6) 感染症拡大の影響について

 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響は、健康被害だけでなく身近な生活様式の変革やグローバルなヒトやモノの流れを大きく変え、国内外の経済環境にも大きな影響を与えました。今後も、感染症の拡大が発生した場合、セキドグループの事業エリアにおける感染状況はもちろん、主要な商品である輸入ブランド品の生産地域の感染状況、物流に関わる地域、企業への影響なども含め、セキドグループの業績等に影響を与える可能性があります。

 

(7) 自然災害の影響について

 近年、異常気象や地震、火山活動などの自然災害が国内外を問わず、頻発しております。セキドグループの事業活動拠点で発生した場合はもちろん、そうでない場合でも災害の規模によってはセキドグループの業績等に影響を与える可能性があります。

 

(8) 国際情勢の影響について

 2022年4月に勃発した東欧地域での武力紛争の影響は、近年の地域紛争とは異なり、予測困難な様々な影響を国際社会に及ぼしております。今後の展開によっては、セキドグループも業績等に影響を受ける可能性があります。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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