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ローランド ディー.ジー.(6789)の株価 業績

最新決算のポイント 2023年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (6)(2024年2月9日発表)
2024年12月期 第2四半期(中間期)累計は、売上高282億円(前年同期比+9.7%)、営業利益19.0億円(前年同期比-26.9%)、純利益18.7億円(前年同期比-10.4%)と、増収減益でした。
今期の成績(増減の理由)
ローランドディー.ジー.グループでは、「筋肉質な企業体質への変革」と「事業ポートフォリオの転換」を基本戦略にした3ヶ年の中期経営計画(2021年~2023年)を策定し、従来のサイン(広告・看板)市場向けの低溶剤プリンターに依存するビジネスモデルからの変革に取り組んでおります。当期は、事業ポートフォリオの転換の完遂を目指すべく、積極的な新製品投入とグローバルなプロモーション活動を展開してまいりました。需要面ではポストコロナへの移行にともない経済活動の正常化が進み、設備投資需要や出力需要が堅調に推移しました。供給面では、年初から第2四半期にかけて部材の一部で調達難な状況が続いたためフレキシブルに生産計画を見直したほか、代替部品の採用などの対策を講じ、生産・供給への影響の低減に努めましたが、受注残が増加しました。第3四半期以降は、部材調達難の状況が改善したことから増産体制を整備し、受注残を解消しました。
これらの結果、当期の経営成績は、売上高は前期比7.1%増の540億18百万円となりました。売上原価率は、海上輸送費が前期に比べて減少したことから、前期に比べて0.7ポイント改善しました。販売費及び一般管理費は、積極的なプロモーション活動を展開したことなどにより、人件費や広告宣伝費、旅費交通費、運搬保管料などが増加し、前期を上回りました。これにより、営業利益は前期比14.2%減の52億17百万円、経常利益は前期比12.7%減の53億48百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、第4四半期に拠点統合に伴う旧本社の土地建物の固定資産譲渡益を特別利益に計上したことから、前期比0.6%減の43億2百万円となりました。
当連結会計年度における主要通貨の為替レート(2023年1月~2023年12月の平均レート)は、140.56円/米ドル(前期131.46円)、152.04円/ユーロ(前年同期138.11円)でした。
ローランドディー.ジー.及び連結子会社の事業は、コンピュータ周辺機器の製造販売であり、区別すべき事業セグメントが存在しないため、単一セグメントとなっております。
市場別売上高
品目別売上高
[Visual Communication(VC)]
VCは、低溶剤プリンター(VC-Solvent:ブイシーソルベント)及びUVやテキスタイルプリンターなどの非溶剤系プリンター(VC-Other:ブイシーアザー)で構成され、インクの多様化とソリューション拡充により新市場の開拓と顧客基盤の強化を図ることで収益確保を目指しています。当期は、サイン(広告・看板)製作における消費者ニーズの変化と活用の場の多様化を背景に、大判インクジェットプリンターのブランドコンセプトをインクタイプから先進国と新興国の市場向けに見直しを行いました。先進国市場向けブランド「TrueVIS(トゥルービズ)」は、1月には環境に配慮したローランドディー.ジー.初となるレジンインク搭載の「AP-640」、UVインクの高生産モデル「LG-640/540/300」、同タイプの普及モデル「MG-640/300」の計6モデルを世界同時発売し、2022年3月発売の低溶剤インクの4モデルと合わせて、全10モデルをラインナップしました。また、新興国向けには、生産性とコストパフォーマンスを重視した地域限定ブランド「DGXPRESS(ディージーエクスプレス)」を立ち上げ、2023年3月にはUVプリンターの「UG-642/641」を、9月には低溶剤プリンター「ER-642」の発売を開始しました。VC-Solvent は、TrueVISシリーズの低溶剤プリンターが堅調に推移するとともにサプライのインクが前期を大きく上回りました。VC-Otherは、UVやレジンなどの非溶剤プリンター及びサプライのインクの販売が増加しました。これらの結果、VCの売上高は268億75百万円(前期比112.7%)と前期を上回りました。
[Digital Fabrication(DF)]
DFは、近年急拡大する1人ひとりの顧客ニーズに合わせたパーソナライズ需要や、ニッチなニーズに応えるためのカスタマイズ需要などに対応する製品群を、小規模事業者やインターネット通販事業者、小売事業者などに向けて提案することで、新たな市場・用途の創出を目指しております。当期は、卓上型製品群「VersaSTUDIO(バーサスタジオ)」のラインナップ強化として、1月にはローランドディー.ジー.初となるDTF(Direct To Film)転写方式のアパレル向け小型プリンター「BN-20D」を、9月には発売以来累計25,000台以上の販売実績のある、同シリーズの卓上型低溶剤プリンターを12年ぶりにフルモデルチェンジした「BN2-20/20A」を発売し、販売が順調に進みました。また、地域限定モデルのCo-CreationモデルUVプリンター「LEC2 Sシリーズ」の提案を通じて、立体物への直接印刷に一定の需要が見えてきたことから、グローバル展開モデルとして3月に新ブランド「VersaOBJECT(バーサオブジェクト)」を立ち上げ、「COシリーズ」6モデルを発売しました。このような新市場創出のための積極的な施策の一方で、3次元切削加工機及び小型カッティングマシンの販売が前期から減少しました。これらの結果、DFの売上高は110億34百万円(前期比101.0%)となりました。
[Dental]
Dentalは、デンタル(歯科医療)市場向けに歯科補綴物製作フローのデジタル化を促進するデンタル加工機を提案しています。当期は、先進国においては、既存モデル「DWX-52D」、「DWX-4」、「DWX-42W」の販売が減少したものの、2022年9月発売の高生産モデル「DWX-53DC」の販売が進みました。また、新興国においては、価格競争力を高めた専用モデル「DWX-52Di」が中東、中米、アジア、東欧で販売を大きく伸ばしました。これらの結果、Dentalの売上高は70億97百万円(前期比101.8%)と前期並みとなりました。
[Service, Software & Others(SSO)]
当期は、業務用インクジェットプリンターのコネクテッドサービス「Roland DG Connect(ローランド ディージー・コネクト)」のサブスクリプションサービスを開始しました。お客様のビジネスの効率向上と収益力強化に貢献することで、新たな価値やビジネスの共創を目指しています。これらの結果、サービスパーツやその他サービス売上が増加したことから、SSOの売上高は90億11百万円(前期比103.4%)となりました。
地域別売上高は、以下の通りであります。
地域別売上高
[日 本]
VCは、印刷幅54インチ以上のサイン市場向け低溶剤プリンター及びUVなど非溶剤プリンターとサプライのインクの販売が増加しました。DFは、卓上型プリンターの「BNシリーズ」の販売が増加しましたが、3次元加工機の販売が減少しました。Dentalは、高生産モデル「DWX-53DC」の販売が増加しましたが、「DWX-52D」や前期に保険適用範囲の拡大を受けて販売が進んだ「DWX-4」など既存機種の販売が減少しました。これらの結果、日本の売上高は46億16百万円(前期比96.4%)となり、前期を下回りました。
[北 米]
VCは、サイン市場向け低溶剤プリンターの販売が前期並みにとどまったものの、新製品のUVプリンター及びUVインクの販売が増加しました。DFは、新ブランド「VersaOBJECT」COシリーズの販売が増加しました。一方、新製品のアパレル向け小型プリンター「BN-20D」が好調に推移しましたが、同シリーズの既存モデルが大きく減少しました。Dentalは、高生産モデル「DWX-53DC」の販売が進んだものの、既存モデルが伸び悩んだことで、販売は前期を下回りました。これらの結果、為替の円安効果もあり、北米の売上高は186億77百万円(前期比101.2%)となりました。
[欧 州]
VCは、サイン市場向けの低溶剤プリンターとサプライのインクの販売が堅調に推移したほか、UVプリンターの新製品「MGシリーズ」、「LGシリーズ」とサプライのUVインクが増収に寄与しました。DFは、卓上型プリンター「BNシリーズ」の販売が前期を上回りました。Dentalは、高生産モデル「DWX-53DC」の新製品効果に加え、東欧における「DWX-52Di」の需要が堅調に推移したことから、前期を上回りました。これらの結果、為替の円安効果もあり、欧州の売上高は190億76百万円(前期比109.4%)となりました。
[アジア]
ゼロコロナ政策の廃止から経済活動の再開が進んだ中国や、販売網の新規開拓および整備が進むインド、ASEAN地域を中心にVCの新製品及びDentalの新興国モデル「DWX-52Di」の販売が増加しました。これらの結果、アジアの売上高は36億68百万円(前期比126.9%)となり、前期を上回りました。
[その他]
中東、中部アメリカ地域では新興国モデル「DWX-52Di」がDentalの売上を牽引し、前期を上回りました。ブラジルでは、「DGXPRESS」のUVプリンターとDentalの高生産モデル「DWX-53DC」が好調に推移しました。オーストラリアでは、UVプリンターを中心にVCの販売が増加しました。これらの結果、その他の売上高は79億80百万円(前期比115.9%)となりました。
利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
ローランドディー.ジー.は、本日開催の取締役会において、2023年12月期の配当予想を修正し、2023年12月期の期末配当を行わないことを決議いたしました。
詳細については、本日公表の「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」並びに「剰余金の配当(無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ」をご参照ください。
業績の見通し
本日公表の「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」のとおり、公開買付者による本公開買付け及びその後の一連の手続きを実施することによりローランドディー.ジー.株式が上場廃止となる予定であることから、2024年12月期の業績予想は記載しておりません。
株主優待の新設・変更・廃止を発表した銘柄一覧 自社株買いを発表した銘柄一覧
※解説は決算短信の数値から自動作成。理由・見通しは決算短信の添付資料(定性的情報)より抜粋
ローランド ディー.ジー. 【業種】電気機器 【市場】東証プライム)
(ローランド ディー.ジー. 【業種】電気機器 【市場】東証プライム)
売上高の推移(単位:100万円)
営業利益の推移(単位:100万円)
経常利益の推移(単位:100万円)
純利益(親会社の株主に帰属する利益)の推移(単位:100万円)
EPSの推移(単位:円)
年間配当金の推移
| 決算期 | 年間配当 (中間配当) | 利回り | 分割/併合 |
| 2013年4月1日~2014年3月31日 | 40円 (20円) |
0.98% | - |
| 2014年4月1日~2015年3月31日 | 60円 (30円) |
1.85% | - |
| 2015年4月1日~2015年12月31日 | 60円 (30円) |
2.32% | - |
| 2016年1月1日~2016年12月31日 | 60円 (30円) |
1.96% | - |
| 2017年1月1日~2017年12月31日 | 60円 (25円) |
1.98% | - |
| 2018年1月1日~2018年12月31日 | 70円 (25円) |
3.32% | - |
| 2019年1月1日~2019年12月31日 | 50円 (25円) |
2.29% | - |
| 2020年1月1日~2020年12月31日 | 10円 (0円) |
0.53% | - |
| 2021年1月1日~2021年12月31日 | 100円 (40円) |
2.67% | - |
| 2022年1月1日~2022年12月31日 | 130円 (50円) |
4.66% | - |
| 2023年1月1日~2023年12月31日 | 55円 (55円) |
1.51% | - |
| 予想利回り | - | -% | - |
※配当利回りは、(配当金(実績)÷ 各期末の権利確定日の株価)×100で求めた数値です。
※配当金額は、株式分割または株式併合があった場合は、その比率に応じて調整した数値で表示しています。株式分割が取締役会で決定はしているものの、株式分割実施前に数値が発表されてる場合、発表された数値は株式分割が考慮されていないことがあります。株式分割が取締役会で決定はしているものの、<
配当政策について
フリーキャッシュフローの推移(単位:100万円)
営業キャッシュフローの推移(単位:100万円)
投資キャッシュフローの推移(単位:100万円)
財務キャッシュフローの推移(単位:100万円)
財務三表
ローランド ディー.ジー.の貸借対照表
ローランド ディー.ジー.の損益計算書
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書(一部)を連結して、金額(2024年6月30日)の大きい順に勘定科目を並べ替えたものです。各勘定科目をクリックすると、その科目の金額の推移をグラフと数値で表示できます。
貸借対照表に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、資産合計に対する比率を示しています。
損益計算書に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、収益全体に対する比率を示しています。
※有価証券報告書、四半期報告書、半期報告書のデータを使用しています。
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