オートウェーブ(2666)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


オートウェーブ(2666)の株価チャート オートウェーブ(2666)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】

 オートウェーブは、自動車用品の販売及びそれに付随するサービス(取付け、整備及び車検等)を主な事業の内容としております。

 オートウェーブの事業に係わる位置付けは、次のとおりであります。

自動車用品販売等事業

オートウェーブは一般消費者に対して、自動車用品の販売を行っております。オートウェーブの仕入先は、外部一般自動車用品卸売業者より仕入れております。

オートウェーブの事業系統図は次のとおりであります。

 

 

 


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

対処すべき課題といたしましては、消費節約志向や若者のクルマ離れなど、引き続き市場縮小傾向が続くものと思われます。そのような厳しい事業環境の中、オートウェーブは、経営基盤の強化に取り組んでおります。

主たる事業領域をカー用品の小売販売から、車の車検や整備を中心に顧客を獲得していく中で、車の状態に合わせた乗り換え提案を行い、新車・中古車販売を強化していくことで、地域のお客様全ての相談・困り事をワンストップで提案・解決する企業集団への転換を進めます。カー用品需要の減少が続く中、自動車関連需要の川上である自動車販売を獲得するために、車検を起点に顧客接点をつくり、川下のタイヤなどの用品販売に繋げ、カーライフ需要の生涯顧客化を図ってまいります。

成長部門である業務スーパーについては、株式会社神戸物産や関係取引先と緊密に連携しながら出店候補物件の調査・選定を継続し、積極的な出店を視野に成長エンジンとして更なる強化を図ってまいります。

また、業務スーパーに加え、自転車販売やコインランドリー等の異業種との融合を図ることで、地域の皆様の生活利便性を高め、より信頼され親しみを感じていただけるように取り組んでまいります。

顧客サービスの向上といたしましては、多様化する顧客ニーズに応えることができるように、お客様の「不満」「不信」「不合理」等を社員ひとりひとりが考え、お客様の「不の解消」のために行動をすることで、「安全」「安心」「快適」等を提供し、更なる顧客満足度の向上を図ってまいります。

また、引き続き経費削減を徹底するとともに、在庫管理の徹底とロスの防止、並びに、遊休スペースの有効活用を図ってまいります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在においてオートウェーブが判断したものであります。

 


事業等のリスク

3【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のようなものがあります。

 なお、文中における将来に関する事項につきましては、当事業年度末現在においてオートウェーブが判断したものであります。

①有利子負債の依存度について

 オートウェーブは、2024年3月末現在、総資産額に対する短期借入金、1年内返済予定の長期借入金、長期借入金の割合は、24.0%となっており、今後の金利動向により調達金利が変動した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、オートウェーブは複数の金融機関との間でシンジケートローン契約を締結しており、この契約には、財務諸表における貸借対照表上の純資産の部や損益計算書における経常利益等により算出される一定の指標等を基準とする財務制限条項が付加されております。同条項に定める所定の水準を維持できなかった場合、期限の利益を喪失し、担保提供資産に対する担保権の行使や、一括返済を求められるなど、オートウェーブの業績に影響を及ぼす可能性があります。

②気候条件による影響について

 オートウェーブ取扱い商品であるスタッドレスタイヤ、タイヤチェーンについては、降雪の有無による需要の増減があり、天候状況によりオートウェーブの業績に影響を及ぼす可能性があります。

③自然災害について

 オートウェーブは、各店舗における店頭販売が主であり、自然災害・事故等により、店舗の営業継続に悪影響を及ぼす可能性があります。災害や事故等に対しては、緊急時の社内体制の整備や事故防止の教育を行なっておりますが、オートウェーブの店舗・本社周辺地域において地震や台風等の自然災害や事故等が発生し、店舗等やインフラの物理的な損害により営業活動を中断せざるを得ない場合は、オートウェーブの業績に影響を及ぼす可能性があります。

④個人情報保護について

 オートウェーブは、小売業が中心の事業形態であり、お客様個人に関わる情報を保管・管理しております。個人情報の取扱いに関しましては漏洩が生じないよう細心の注意を払っておりますが、不正アクセス等による情報漏洩が発生した場合には、オートウェーブへの信頼性が低下すること等により、オートウェーブの業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑤固定資産の減損について

 オートウェーブは、固定資産の減損に係る会計処理を適用しており、今後、店舗等の収益性の悪化などにより、新たに減損処理が必要になった場合には、オートウェーブの業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑥商品調達と価格変動について

 オートウェーブは、商品の調達について複数の仕入先を確保するようにしております。しかし、仕入ルートの一部が中断した場合、オートウェーブの事業が影響を受ける可能性があります。また、オートウェーブの取扱い商品の中には、原材料等の価格変動の影響を受ける商品や海外情勢等の外的な要因により仕入価格が変動する商品があります。これら仕入価格の変動が生じた場合には、オートウェーブの業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑦店舗保証金について

 オートウェーブは、一部の店舗について建物を賃借して出店しており、出店時に建物所有者に対して保証金の差入れを行っております。建物の所有者である法人、個人が破綻等の状況に陥り建物の継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、オートウェーブの業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑧感染症の拡大について

 オートウェーブは、新型コロナウイルス等の感染流行時における対策を講じておりますが、感染症の影響が想定を上回る事態に拡大した場合には、ご来店者数の減少、店舗の休業等による売上の減少や、従業員の罹患によって業務に支障が出ること等により、オートウェーブの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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