丸尾カルシウム(4102)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて
3【事業の内容】丸尾カルシウムグループ(丸尾カルシウム及び子会社2社で構成)は、合成樹脂、塗料、ゴムの補強充填剤、薬品及び食品添加用などの用途向けの各種炭酸カルシウムの製造販売を主たる事業としております。丸尾カルシウムと関係会社の位置付けは次のとおりであります。丸尾カルシウムが化合炭酸カルシウム及び重質炭酸カルシウムを、子会社九州カルシウム㈱が重質炭酸カルシウムを製造し、丸尾カルシウム及び子会社九州カルシウム㈱・丸尾(上海)貿易有限公司が販売しております。その他、関連当事者である中国砿業㈱から丸尾カルシウム及び子会社九州カルシウム㈱が重質炭酸カルシウムを仕入れ、丸尾カルシウムが販売しております。また、丸尾カルシウムの関係会社以外からタルク、シリカなどの無機化学品を購入し、丸尾カルシウム及び丸尾(上海)貿易有限公司が販売しております。なお、連結子会社であった東莞立丸奈米科技有限公司は、2025年7月17日付で清算結了したため、当連結会計年度において連結の範囲から除外しております。以上述べた事項を事業系統図で示すと下記のとおりになります。また、品目別の売上高の前連結会計年度・当連結会計年度実績を比率で示すと下記のとおりになります。品目前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 化合炭酸カルシウム(%)35.435.6グループ内製造品(製品)重質炭酸カルシウム(%)9.59.2その他(%)0.30.0 小計(%)45.244.8 化合炭酸カルシウム(%)1.01.0グループ外購入品(商品)重質炭酸カルシウム(%)21.421.2その他(%)32.433.0 小計(%)54.855.2合計(%)100.0100.0
有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】丸尾カルシウムグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において丸尾カルシウムグループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針丸尾カルシウムグループは、1926年(大正15年)の創業以来、「創造 融和 誠実」の社是のもと、地球が作り出してくれた安心・安全な素材である「炭酸カルシウム」の新たな価値を創造し、社員一同が助け合い、誠実なもの作りを通じて、人々の豊かな生活を支えることを旨としてまいりました。1982年(昭和57年)には、丸尾カルシウムグループの精神を体現する下記の「基本方針」を定め、誠実なもの作りと、チャレンジ精神を発揮して、社会に信頼され、会社と社員がともに栄えることで、企業価値の維持向上の実現を目指してまいりました。「基本方針」1.我々は信義を尊び誠実を旨として広く社会の信頼を得よう。1.我々は未知に挑戦し困難に立ち向かう勇気と力を持とう。明日を切り拓くために。1.我々は良いものを造ろう。社の名誉にかけて。1.我々は栄光の社歴と光輝ある伝統をふまえ社の繁栄のもと生活の向上を図ろう。今後も、社員、お客様、社会、株主等丸尾カルシウムグループを取り巻くステークホルダーとの絶えざる「対話」を通じて、豊かな、持続可能な社会の実現のための課題を発見し、その克服に努めてまいります。(2)目標とする経営指標丸尾カルシウムグループは、豊かな、持続可能な社会実現に向け、継続的に「人」と「もの」に投資するための指標として、ROE8%を中長期の経営指標といたします。(3)中長期的な丸尾カルシウムグループの経営戦略と対処すべき課題今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善により、景気は緩やかに回復局面が続くと思われます。その一方で、米国の通商政策の影響は緩和されるものの、イラン情勢の影響による原油価格高騰の長期化が懸念され、景気の先行きは不透明な状況が続くものと思われます。このような情勢下、丸尾カルシウムグループにおきましては、企業価値の維持向上・強靱化・社会貢献を目指して、以下の政策に取り組んでまいります。①AIを駆使して製品開発、生産方法、販路開拓を抜本的に見直し、令和の時代に適合した製造業となるため、収益向上を指標とした開発・生産・販売システムの確立を目指します。②2050年のカーボンニュートラル達成を既定路線とし、焼成技術の進化や工程の見直しを積極的に実施し、炭酸ガス排出量低減を実現するとともに、生産コストの低減に取り組んでまいります。③政策保有株の売却、自社株買い、収益性向上投資等「資本コストや株価を意識した経営」を進めてまいります。④M&Aや提携等を通じて国内外の企業と連携し、新たな市場・新たな用途の開拓に取り組みます。⑤「働いて楽しい会社」を実現するため、職場環境・労働条件の改善を進めると共に、チャレンジすることを賞賛する文化、仲間を支えることを評価する文化、女性社員・外国人社員等多様な仲間の知恵を大事にする文化、共同体としてチームワークを発揮して大きな成果の実現を目指す文化等の醸成を通じ、「人」を大事にして、個人・企業双方の成長を目指す経営を進めてまいります。
事業等のリスク
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において丸尾カルシウムグループが判断したものであります。(1)原料の調達について丸尾カルシウムグループが調達する原料には特定少数の仕入先からしか入手できないものがあり、また、海外からの調達等のため、仕入先の国の政治・経済や為替動向により仕入量及び単価が大きく変動し、丸尾カルシウムグループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。(2)知的財産権の保護について丸尾カルシウムグループは他社製品との差別化を図るために独自の技術開発と知的財産権の保護に努めておりますが、第三者による丸尾カルシウムグループの知的財産を使用した類似製品の製造販売を完全に防止できないことや、丸尾カルシウムグループの製品が他社の知的財産権の侵害をしていると判断されることが生じた場合、丸尾カルシウムグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。(3)貸倒れリスクについて丸尾カルシウムグループでは売上債権管理として与信年齢調べ、回収条件の厳正運用、引当金の設定などを行い、不測の事態に対応すべく努力しておりますが、取引先の信用不安などによる予期せぬ貸倒れにより丸尾カルシウムグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。(4)製品の品質と責任について丸尾カルシウムグループは顧客に信頼されるべく品質第一に製品開発を行い、国際的な品質管理システムに則り製品を設計、製造しております。また、生産物責任賠償保険に加入しておりますが、これらを超える重大な品質トラブルが発生した場合、丸尾カルシウムグループ及び製品への信頼を失う恐れがあり、丸尾カルシウムグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。(5)事故及び災害について丸尾カルシウムグループは事故及び災害による製造設備の停止を防止するための対策を充実させる一方、生産拠点の分散を図るなど製品の安定供給体制整備に努めております。しかしながら予想を上回る大規模な産業事故、大規模災害などによる製造設備の損壊を被るような事態が発生した場合、可及的速やかに生産再開を図るため事業継続計画を立案しておりますが、丸尾カルシウムグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。(6)繰延税金資産の取崩しについて丸尾カルシウムグループは将来の課税所得に関する予測・仮定に基づき、繰延税金資産の回収可能性の判断を行っておりますが、将来の課税所得の予測・仮定が変更され、繰延税金資産の一部ないしは全部が回収できないと判断された場合、繰延税金資産は減額され、丸尾カルシウムグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。(7)固定資産の減損について丸尾カルシウムグループは固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。将来、業績の大幅な悪化や不動産価格の下落等があった場合、減損損失が発生し、丸尾カルシウムグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
Copyright (c) 2014 かぶれん. All Rights Reserved. プライバシーポリシー