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サーバーワークス(4434)の株価 業績

最新決算のポイント 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月15日発表)
2027年2月期 第2四半期(中間期)累計は、売上高247億円(前年同期比+32.0%)、営業利益9.2億円(前年同期比+926.7%)、純利益8.1億円(黒字転換)と、増収増益でした。
通期の会社予想(営業利益16.7億円、前期比+166.4%)に対する進捗率は55.5%で、目安の50%を上回るペースです。
決算発表と同時に2027年2月期の業績予想を上方修正しました。売上高 472億円→520億円(+10.2%)、営業利益 13.1億円→16.7億円(+27.1%)、純利益 9.0億円→15.4億円(+70.1%)。
年間配当は30円の予定(前期25円)で、増配の見込み。
今期の成績(増減の理由)
当中間連結会計期間(自 2026年3月1日 至 2026年8月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、緩やかに回復しております。一方、先行きにつきましては、中東情勢をはじめとする地政学リスクや自然災害の影響を注視する必要があり、加えて為替相場を含む金融資本市場の変動の影響にも注意が必要であることから、依然として不透明な状況が続くものと想定されます。
サーバーワークスグループを取り巻く日本国内のクラウド市場は、引き続き急速な成長軌道にあり、その背景にはデジタルトランスフォーメーション(DX)(注1)やオムニチャネル(注2)化による顧客接点の高度化に加え、AI技術の劇的な進化が挙げられます。
特に2026年初めの生成AI分野での技術進展(いわゆる「アンソロピック・ショック」など)に象徴されるAIモデルの飛躍的進化は社会やビジネスのあり方を根本から変容させつつあります。しかしながら、AIの進化は膨大な計算リソースと高度なデータ基盤を必要とするため、クラウドビジネスを専業とするサーバーワークスグループにとって、この変化は極めてポジティブな追い風であると認識しております。AIが高度化・複雑化するほど、その安定的な実行基盤としてのクラウドの重要性は増しており、AIの進化はクラウド市場の成長を更に加速させる強力なエンジンとなっております。また、企業のAI対応は急務となっており、サーバーワークスグループにおいてもAI関連プロジェクトの引き合いが急増していることを受け、Amazon Web Services(以下「AWS(注3)」)でのAIコンピテンシー認定の取得やAnthropic, PBC(以下「Anthropic社」)とのリセラー契約の締結を完了し、AWSトップエンジニア認定者数がAI及びセキュリティ分野で国内No.1になるなど、AI活用を前提としたインフラ構築・運用の体制整備を優先して進めております。
世界的には、パブリッククラウド市場をけん引するAWSが、技術の進化とイノベーションを繰り返しながら、依然高い成長率と圧倒的シェアを維持して順調に市場を拡大しています。追随するGoogleやMicrosoftとの競争は、それぞれが独自の強みを活かしてクラウドサービスの拡充や改善に力を入れることで多様な選択・オプションが利用可能になり、顧客にとって多くの利益をもたらすとともにクラウドサービスの性能向上やクラウド市場の拡大に大きく寄与しております。
このような状況の中、サーバーワークスグループは、2025年4月に中期経営方針(FY26-FY28)を公表するとともに、2023年に締結されたAWSとの戦略的協業契約を中心戦略としたクラウド基盤に関するコンサルティング、基盤構築・運用、クラウドサービスの機能強化に加えて、生成AIを活用した新たなサービス展開やセキュリティ領域における付加価値の強化、アライアンスによる海外展開に取り組むなどビジネス拡大に尽力してまいりました。また、Google Cloud事業を展開する連結子会社である株式会社G-genも事業を拡大しているほか、高度なクラウド運用管理を専門的に運営する株式会社サーバーワークス・スマートオペレーションズを含めたグループ会社体制の強化に取り組んでまいりました。
以上の結果、当中間連結会計期間の経営成績は、売上高は24,731,887千円(前年同期比32.0%増)、営業利益は924,596千円(前年同期比922.0%増)、経常利益は991,475千円(前年同期比718.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は806,484千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失903,121千円)となりました。
なお、サーバーワークスグループの事業はクラウド事業の単一セグメントのため、セグメントごとの記載はしておりませんが、製品・サービス別の業績の概要は以下のとおりであります。
(クラウドインテグレーション)
旧来のオンプレミスシステムから新たなクラウド環境への移行や複数のクラウドサービスを統合するハイブリッドクラウド戦略などを推進する企業が増加していることによってクラウド需要が更に拡大しており、また、生成AIやIoTなど高度な技術の活用により多様なデータ連携やシステムの最適化が必要となり、専門的な技術支援を求める企業が増え顧客獲得と受注が堅調に推移しました。以上の結果、売上高は1,387,131千円(前年同期比28.4%増)となりました。
(リセール)
既存顧客からの継続的な受注及び大口顧客のAWS利用料の増加によりARPU(注4)が堅調に推移するとともに、新規顧客の獲得もあってアカウント数も増加しました。加えて、クラウドインテグレーション案件の大型化に伴い、リセールにおけるクラウド利用料も大規模なものが増加しており、AWSやGoogleからのパートナー向けファンド(支援金)の獲得とあわせてサーバーワークスグループの収益基盤の拡大に寄与しております。一方で、案件の大型化に伴い戦略的なディスカウント案件も増加しておりますが、現時点ではアカウントを獲得することを優先方針として営業活動を行ってまいりました。また、セキュリティを中心とするサービス・ソフトウェアのライセンス販売、自社サービスの販売も堅調に推移しました。以上の結果、売上高は22,319,249千円(前年同期比32.9%増)となりました。
(MSP(注5))
クラウド需要の高まりに伴い、クラウド環境の運用や管理に関するニーズが拡大しており、企業はクラウド導入後の運用効率化やセキュリティ確保、コスト最適化のため、専門知識を持つ外部パートナーに依頼するケースが増えております。また、生成AIやIoTなどの先進技術の導入によりシステムの複雑性が増し、運用負担が高まっていることなどから受注が堅調に増加しました。特に、MSP事業はサーバーワークスグループ事業区分の中で最も利益率が高く、収益性をけん引する重要な柱となっております。以上の結果、売上高は1,005,613千円(前年同期比19.3%増)となりました。
(その他)
その他は、特定顧客向けサービスの提供により、売上高は19,893千円(前年同期比38.4%増)となりました。
〔用語解説〕
(注1) デジタルトランスフォーメーション(DX): 企業がデジタルテクノロジーを活用して、ビジネスプロセスやカスタマーエクスペリエンス、組織文化などの様々な領域において革新的な変革を実現する取り組みのことを指します。
(注2) オムニチャネル: 企業が複数の販売チャネル(店舗、ウェブサイト、モバイルアプリなど)を統合して、顧客にとってシームレスな購買体験を提供する戦略のことを指します。
(注3) AWS:「Amazon Web Services」の略称であります。Amazon.comの関連会社であるAmazon Web Services, Inc.が提供する、Webサービスを通じてアクセスできるよう整備されたクラウドコンピューティングサービス群の総称であります。
(注4) ARPU:「 Average Revenue Per User 」の略称であります。1社あたりの平均売上金額を表す数値であります。
(注5) MSP:「Managed Service Provider」の略称であります。顧客がAWS上に展開した仮想サーバーやネットワークの監視・運用・保守等を請け負うサービスであります。
業績の見通し
【通期連結業績予想の修正に関するお知らせ(15:30開示)より】
修正の内容
1. 修正の内容
前回発表予想(A)百万円百万円百万円百万円円銭:売上高 47,184 / 営業利益 1,310 / 経常利益 1,398 / 純利益 904 / 1株当たり純利益 117.88
今回修正予想(B):売上高 51,995 / 営業利益 1,665 / 経常利益 1,852 / 純利益 1,538 / 1株当たり純利益 207.43
増減額(B-A):4,811 / 355 / 454 / 633
増減率(%):10.2 / 27.1 / 32.5 / 70.1
修正の理由
サーバーワークスグループは、クラウド専業インテグレーターとして、AWS 及び Google Cloud を中心としたクラウド基盤に関するサービスを通じた事業拡大に取り組んでまいりました。特に、2026年初めの生成AI分野での技術進展に象徴される AI モデルの飛躍的な進化により、その実行基盤となるクラウドの重要性は一段と高まっており、AI 関連の引き合いも増加するなど、サーバーワークスグループの事業は順調に推移いたしました。
加えて、期初の前提為替レート150.22円に対し、上期の実績為替レートが160.48円と約10円の円安で推移したことも増収要因となりました。
こうした需要の拡大などを背景に、当期の連結売上高は前期比 130.0%、前回発表予想比 110.2%となる見通しです。
利益面につきましては、前期に発生した不採算プロジェクトの影響の収束に加え、クラウド事業者が販売パートナー向けに提供するインセンティブ※1の獲得拡大により、売上総利益が増加、また、連結子会社の業績回復に伴う繰延税金資産の計上等により税金費用が減少する見込みです。
これらの背景をもとに、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の各段階利益においても前回発表予想を上回る水準で推移する見込みとなりましたので、2026年4月14日に公表いたしました2027年2月期(2026年3月1日~2027年2月28日)の業績予想を引き上げることといたしました。
※解説は決算短信の数値から自動作成。理由・見通しは決算短信の添付資料(定性的情報)より抜粋
サーバーワークス 【業種】情報・通信業 【市場】東証プライム) 2019年3月13日新規上場
(サーバーワークス 【業種】情報・通信業 【市場】東証プライム)
売上高の推移(単位:100万円)
営業利益の推移(単位:100万円)
経常利益の推移(単位:100万円)
純利益(親会社の株主に帰属する利益)の推移(単位:100万円)
EPSの推移(単位:円)
年間配当金の推移
| 決算期 | 年間配当 | 利回り | 分割/併合 |
| 2018年3月1日~2019年2月28日 | 0円 |
-% | - |
| 2019年3月1日~2020年2月29日 | 0円 |
0% | 2019/8/29分割(1:2) |
| 2020年3月1日~2021年2月28日 | 0円 |
0% | 2020/8/28分割(1:2) |
| 2021年3月1日~2022年2月28日 | 0円 |
0% | - |
| 2022年3月1日~2023年2月28日 | 0円 |
0% | - |
| 2023年3月1日~2024年2月29日 | 0円 |
0% | - |
| 2024年3月1日~2025年2月28日 | 0円 |
0% | - |
| 2025年3月1日~2026年2月28日 | 25円 |
1.21% | - |
| 予想利回り | 30.0円 | 1.13% | 2- |
※配当利回りは、(配当金(実績)÷ 各期末の権利確定日の株価)×100で求めた数値です。
※配当金額は、株式分割または株式併合があった場合は、その比率に応じて調整した数値で表示しています。株式分割が取締役会で決定はしているものの、株式分割実施前に数値が発表されてる場合、発表された数値は株式分割が考慮されていないことがあります。株式分割が取締役会で決定はしているものの、<
配当政策について
フリーキャッシュフローの推移(単位:100万円)
営業キャッシュフローの推移(単位:100万円)
投資キャッシュフローの推移(単位:100万円)
財務キャッシュフローの推移(単位:100万円)
財務三表
サーバーワークスの貸借対照表
サーバーワークスの損益計算書
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書(一部)を連結して、金額(2026年2月28日)の大きい順に勘定科目を並べ替えたものです。各勘定科目をクリックすると、その科目の金額の推移をグラフと数値で表示できます。
貸借対照表に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、資産合計に対する比率を示しています。
損益計算書に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、収益全体に対する比率を示しています。
売上原価(
90.9%/363億6,217万6,000円)
資産合計(81.5%/202億5,894万6,000円)
負債合計(42.3%/105億2,374万2,000円)
流動負債合計(40.3%/100億1,040万6,000円)
純資産合計(39.1%/97億3,520万4,000円)
売上総利益(
9.1%/36億4,435万7,000円)
資本金(13.2%/32億9,112万1,000円)
資本剰余金(12.8%/31億7,544万4,000円)
利益剰余金(12.7%/31億5,998万1,000円)
前渡金(11.4%/28億3,630万4,000円)
契約負債(8.4%/20億8,783万8,000円)
経常利益(
1.9%/7億6,616万8,000円)
営業利益(
1.6%/6億2,526万2,000円)
賞与引当金(1.3%/3億3,175万9,000円)
自己株式(-%/△11億1,965万1,000円)
※有価証券報告書、四半期報告書、半期報告書のデータを使用しています。
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