特別気配とストップ高の違い


どの価格帯にどれくらい注文が入っているのかがわかるボードを板情報(下図参照)といい、ネット証券であれば注文画面のところでチェックできる。板情報は指値注文を出す際に役に立つ。
現時点で買い注文が多いのか、売り注文が多いのかが一目でわかる。

買いまたは売りの注文が出されているものの、まだ約定していない価格のことを気配(または気配値)という。
買気配が多ければ直近では値上がりしそうだと予測でき、売気配が多ければ直近では値下がりしそうだと予測できる。
もし同じ価格に複数人が注文を出したときは、先に注文を出した人から売買が成立する。

気配値は現在値に近い価格となることが多いが、買い注文または売り注文のどちらか一方に注文が偏り売買が成立しなくなったときは、特別気配として板情報に「板」のマークが表示される。
このようなマークが表示されたときは、売り買いの枚数が釣り合うまで株価がつり上(下)がっていく。
さらに値幅制限に到達するまで買われた場合にはストップ高、値幅制限に到達するまで売られた場合はストップ安となる。

さくらインターネットが特別気配となった事例

タカタがストップ高となった事例

板情報:松井証券



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