原油価格は、産地別に3つの市場がある。
- 1・ ニューヨーク市場で取引されているWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)
アメリカ合衆国南部のテキサス州とニューメキシコ州を中心に産出される原油で、 ガソリンや軽油などに使われている。 - 2・日本の証券取引所で取引されているドバイ原油
アラブ首長国連邦(UAE)の7首長国の1つドバイで産出される原油で、 重油などに使われている。 - 3・ロンドンで取引されているブレント原油
イギリスの北海にあるブレント油田から採鉱される原油で、 灯油などに使われている。
WTIは、不純物が少ないため、ガソリンや軽油を多く作ることができるとともに、世界最大の消費国アメリカでの使用量が多いため、3つの原油の中では、WTIが最も値段が高く市場の注目度も高い。