2016年7月19日(火)に日本で初めて新興市場を対象とした指数先物「東証マザーズ指数先物」が上場する。
マザーズ指数は、内需関連が多く日経平均株価やTOPIXとのは異なった動きをすることも負い。2016年にはいってからずっと軟調だった日経平均株価とは対照的に2月中旬から「そーせい」を筆頭に好調な時期が続いた。マザーズ銘柄、日経平均構成銘柄のリスクヘッジとしても使えることある。
東証一部の構成銘柄は小売りや電気機器、機械、卸売りなど各業種がだいたい均一に配分されているのに対して、東証マザーズの構成銘柄は、情報通信業とサービス業が全体の7割近くを占める。また社歴や社長の年齢も若く、新規上場銘柄も多い。マザーズ指数に投資することは、夢と希望にあふれた成長株に投資するといった側面もある。
- 取引単位は日経225先物のラージと同じ1000枚から。日経225先物miniと比べるとリスクが高く、経験の浅い個人投資家は手が出しにくいかもしれない。
- 少額資金で大きな取引ができる証拠金取引。証拠金は100万円ほど必要。
- 限月は四半期ごとで、取引最終日は各限月の第2金曜日の前営業日。
- 買いから入ることも売りから入ることもできる。マザーズ銘柄は貸借銘柄が少なく、信用売りのできないケースが大半だが、マザーズ指数先物が上場したことで、下落局面でも利益を上げることができる機会が増える。