テクニカル分析とは何か?無料アプリを使って使い方を学ぼう


株価の動きを分析する方法には、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2つのアプローチがある。
ファンダメンタルズは、企業の業績をはじめ、為替変動や金利の動向、国内外の経済政策といったマクロ経済環境などから株価の将来の動向を予測する手法、 テクニカル分析は過去の株価の動きをチャートに表し、そこから規則性を探して将来の株価の動きを予測する方法で、 売買のタイミングを決定する際に利用される。
テクニカル分析は大きく、トレンド分析とパターン分析に分けることができる。
トレンド分析は株価が上向きから下向き、下向きから上向きにかわるトレンドの転換点に着目し、パターン分析はチャートの形状に着目する。
トレンド分析には、ダウ理論や移動平均線、トレンドラインなどがあり、パターン分析には三尊型、逆三尊型、三角型もち合いなどがある。
将来の株価の動きを予測するために株価をもとに計算された指標をテクニカル指標という。

テクニカル指標には、(1)トレンド系指標、(2)オシレーター系指標、(3)出来高系指標、(4)全体関連指標などがあります。

(1)トレンド系指標・・・移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、一目均衡表、ボリンジャーバンド、ピボットなど。

(2)オレシレーター系指標・・・RSI、RCI、ROC、ストキャスティクス、MACD、乖離率、サイコロジカルライン、モメンタムなど。

(3)出来高系指標・・・出来高移動平均線、出来高加重移動平均線(VWAP)、ボリュームレシオ、MFI、信用残、信用倍率、逆ウオッチ曲線など。

(4)全体関連指標など・・・騰落レシオ、信用取引評価損率、レシオケータなど。

【トレンド系指標の例】

株価チャートと出来高と移動平均線

(株)ジャックスの株価チャートです。白と黒で塗りつぶされひとつひとつの四角形をローソク足と呼び、株価の始値、高値、安値、終値を表している。。だいだい色の棒グラフを出来高といい、取引量を表している。緑の折れ線グラフが最もポピュラーなテクニカル指標の移動平均線です。

【オシレーター系指標の例】

オシレーター系指標

阪急阪神ホールディングスの日足チャートです。赤色の折れ線グラフはオシレーター系指標のひとつでRSIと呼ばれるものです。オシレーター系指標は一般的にローソク足チャートの下に描かれます。



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