円高が株価に与える影響


円高が進行すると円の価値が上がり、海外では円製品の価格が上がって売れにくくなります。そうすると業績悪化の懸念から海外に輸出している企業の株価が下落します。日本は貿易黒字国のため株式市場全体に与える影響も大きくなります。

円高は、日本の株式市場にさまざまな影響を与えます。その影響は主に輸出企業と輸入企業の業績を通じて現れます。

輸出企業への影響

円高が進むと、輸出企業の製品は海外市場での価格競争力を失います。これにより、売上高や利益が減少する可能性があります。たとえば、自動車メーカーや電機メーカーなどがその影響を受けやすい業種です。

例えば輸出化bb連銘柄の代表格のトヨタ自動車の純利益とドル円の相関関係を表すチャートを下記に示します。円安が進行した2024年3月期に急激に伸びていることがわかります。

トヨタ自動車の純利益とドル円の相関関係

 

輸入企業への影響

一方で、円高は輸入企業には有利に働く場合があります。円高の影響で、輸入原材料や商品が安く調達できるため、コスト削減に繋がることがあります。たとえば、小売業やサービス業などがその恩恵を受けやすい業種です。

株価全体への影響

円高の影響は、輸出企業と輸入企業の株価に反映されることが多いです。輸出企業の株価が下落する一方で、輸入企業の株価が上昇する傾向が見られることがあります。これにより、全体の株価指数にも影響が及ぶことがあるため、投資家は円高の動向に注意を払う必要があります。

まとめ

円高が進むと、特に輸出企業にとっては厳しい状況が続く可能性があります。しかし、輸入企業にとっては逆に有利になる場合もあります。市場全体としては、これらの影響を総合的に考慮しながら、適切な投資判断が求められます。

具体例 為替レートが1ドル120円だとします。日本では120円で販売しているパンを海外では1ドルで買えます。円高が進み1ドル100円になったとします。120円のパンが海外では100円で買えるようになります。パンを輸出している企業は為替が円高に進んだことで20円のマイナスが発生します。

円高が株価に与える影響について、ドル円と日経平均株価の相関関係を下記に示します。

日経平均株価とドル円の相関関係図

輸入関連銘柄の代表銘柄であるニトリHDの株価とドル円の相関関係は下記のとおりです。円安になると株価が下がり円高になると株価が上がる逆相関の関係性が読み取れます。

ニトリHDの株価とドル円の相関関係



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