IPOとは?買い方・選び方


未上場会社が、新規に証券取引所に上場し、投資家に株式を配分することを新規公開株式(IPO)といいます。 、IPOは、「Initial Public Offering」の略で、訳すと「新規に公開する売り物」になります。IPOの最大のメリットは、金融市場からたくさんの資金を集めて、設備投資や商品開発、事業拡大(M&A等)、マーケティングなどがしやすくなることです。知名度や社会的な信用が高まるといったメリットもあります。ただし買収されるリスクがあがる、会計処理など事務手続きが煩雑になるといいう側面もあります。

IPOは初値が公募価格を上回る事が多く、とくに時価総額が小さい銘柄で、時流に沿った銘柄やライバル企業が少ない銘柄は初値が飛びやすい傾向にあります。

直近10年で最も初値が伸びたIPOランキング

年別初値ランキング

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IPO株の選び方 こんな銘柄が買われやすい!

会社が新規上場をする際は、主幹事証券会社による事前審査が行われます。事前審査に通過すれば証券取引所に上場申請をします。上場承認がおりると、主幹事証券会社と幹事証券会社がIPO株を引き受け、それを投資家に販売します。
IPOの株価は、まず主幹事証券会社が会社の売上や利益、その他財務内容を確認し、「だいたいこれくらいの株価が適正であろう」という価格を設定します。これを「仮条件を決定する」といいます。仮条件はいくらからいくら(例:1000円から1300円)までといった範囲で提示されます。この仮条件をもとに投資家から需要申告(ブックビルディング)を募ります。投資家はいくらであれば買ってもいいという価格を証券会社に申告します。この申告の中で最も多い株価が公募価格となります。※申し込みが多い場合、ブックビルディンの申告をした投資家の中から抽選となるため、公募価格は仮条件の上限となるケースが大半です。

売買手数料は?

IPO株を購入する際は、上場後に株の売買をするときに発生する証券会社の売買手数料は別途発生しません。証券会社に対する手数料は公募価格の中に含まれています。

新規IPOの買い方

1・IPO株の配分がある証券会社に口座を開設します。IPO株の引き受けがない証券会社では買えないため、主幹事証券会社や幹事証券会社を引き受けている回数が多い証券会社の口座をあらかじめ開設しておきます。IPOの取扱銘柄数が多いおすすめの証券会社はこちら。

2・ 新規公開株の取扱い銘柄一覧より、銘柄の情報や申込期間、上場日、仮条件、公募価格などを確認します。東証のホームページなどから新規上場予定銘柄一覧と会社概要、有価証券報告書、仮条件、申込期間、公募・売出価格、主幹事・幹事証券会社などをチェックできます。

3・IPO株は、証券会社ごとに配分される株数が決まっています。配分単位数よりも需要申告株数が多い場合は抽選となります。

4・IPO株の配分は、主幹事証券会社にもっとも多く割り当てられます。抽選となった場合の当選確率を上げるためは、主幹事証券会社に申し込みをするのが王道です。ただし抽選方法は証券会社によって異なり、証券会社によってはお得意様ほど当選しやすくなっているところもあります。複数の証券会社で口座を開設して、すべてに申し込むこともできます。

5・公募価格(売出価格)は割安に設定される場合が多いので、上場初日につく株価(初値)は公募価格よりも高くなることも多くなります。この利ザヤを狙って初値で売却して利益を稼ぐ投資家もいます。
※公募価格を決める際は、ブックビルディング方式と入札方式の2つがあります。ブックビルディング方式(BB方式)は、証券投資に強みを持つ機関投資家などの意見を聞いて「仮条件」を公表しBB期間内に需要を把握して、発行価格を決定する方法で、最も広く利用されています。入札方式は投機筋によって意図的に価格が吊り上げられてしまうことがあるので、現在はほとんどど利用されていません。

上場後の株価の動き(例)

アクアライン(6173) 公募価格:1250円 初値:1521円 上場日:2015/8/31 マザーズ
アクアラインの株価チャート

デクセリアルズ(4980) 公募価格:1600円 初値:1550円 上場日:2015/7/29 東証1部
デクセリアルズの株価チャート





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