移動平均線で見分ける株の売り時


株価は常に下がり続けることはなく、売られすぎたら買いが入って反発し、買われすぎたら売りが入って反落する一定のリズムを繰り返しながら相場を形成します。移動平均線は、このような特徴を利用して売買を仕掛けるツールとして広く利用されています。移動平均線を使って売りのタイミングをはかるもっともシンプルな見方について下記に紹介します。

株価が上昇トレンドを描いているときに、株価が移動平均線から大きく離れたとき。
売りのタイミング

上昇トレンドを描いていた移動平均線が平坦になり、そして下向きに動き出しそうなところで、下図のように株価が移動平均線を下回った時。
売り時2

移動平均線が下向きに動いているときに、株価が上昇し始め移動平均線を超えたけど、すぐに反転してしまったとき。
売り時3

移動平均線が下向きに移動しているときに、株価が反転して上昇し始めたけど、移動平均線を超えるまでいかないところで下落し始めたとき。
買い時5

年初来高値に株価が近づくと、投資家の警戒感が強くなり下向きに反転することがよくあります。年初来高値を株価が上抜けた場合は、強い上昇トレンドへ移行することがあります。

移動平均線の計算によく使用される日数には、5日(1週間の営業日単位)や25日(1カ月の営業日単位)、75日(3カ月の営業日単位)、200日があります。いずれも区切りのいい数値で相場が変わりやすい変化点として採用されています。



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