リーマンショックに至るまでの経緯(年表)と株価の動向


リーマンショックは、アメリカのサブプライムローン問題をきっかけに、アメリカ第4位の投資銀行「リーマンブラザーズ」が2008年9月15日に破綻し世界中に連鎖した金融・経済危機のことです。
サブプライムローンとは、主にアメリカ合衆国で貸し付けられる住宅ローンのうち、信用度が劣る低所得者層を対象とした住宅ローンのことです。返済能力に問題がある人々でも利用できるよう緩い審査基準のもと高金利で貸し出されたため、返済の延滞と住宅の差し押さえが急増しました。
またサブプライムローンは様々な金融商品(債務担保証券(CDO)や不動産証券化商品(REITやMBS)など)に組み込まれる形で証券化されて販売されていたため、不良債権化したサブプライムローンが組み込まれていた金融商品の価値が大幅に下落し、これらの金融商品を抱えていた大手金融機関の財務が悪化しました。2008年にはサブプライムローンを中心とする不動産バブル崩壊が起こり、世界的な金融危機を引き起こしました。

リーマンショックが起きるまでの年表

リーマンショックに至るまでのNYダウ(月足)の動き方

リーマンショックに至るまでのNYダウの動向

リーマンショックに至るまでの日経平均株価の動き方

リーマンショックに至るまでの日経平均株価の動向

NYダウと日経平均株価からは、サブプライムローンによって膨張した株価が、2009年3月までにいったんすべて吹き飛んでしまっている様子が見てとれます。



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