銘柄の選び方 11のコツ


初心者にとって最初の難関は、なんといっても銘柄選びです。数千社ある企業の中から、業績や投資指標、事業内容を見て会社の成長性や安全性を見極めるのは、なかなか大変です。そこで初心者でも比較的簡単に銘柄選びができる方法について、いくつか紹介します。

方法1

自分の得意分野や趣味に関連する会社の株を探してみましょう。
たとえばゲームが得意であるとか、スポーツが得意、車に興味がある、カメラが好き、ファッションが好き、映画好きなどです。
関心の低い会社では、業績予想が立てにくく、製品や新サービスが出たとしても、それが売れるかどうかかわかりません。
株価は、会社の将来の業績を織り込んで動くことが多いので、会社の将来をイメージできるくらい商品やサービスに詳しいほうが株価は予測しやすいです。
ライザップは、9年で株価が1000倍にまで膨れ上がっています。もしライザップの株を安い時に1万円買っていれば、9年で1000万円です。
ほかにも10倍越え、100倍越えしている銘柄はたくさんあります。こういう夢のある銘柄を発掘することも株式投資の醍醐味のひとつです。
当サイトでは、こちらのページから、事業に関係するキーワードで検索して銘柄を探すことができます
銘柄が決まり、買い注文を出すときは、なるべく割安なタイミングを見計らって注文を出しましょう。

過去10年間で最も大化けしたテンバガー超銘柄過去5年間で最も大化けしたテンバガー超銘柄

方法2

株の格言に「国策に売りなし」というものがあります。たとえば災害復興や、耐用年数のすぎたトンネルや橋などのメンテナンスにかかわる銘柄。2020年東京オリンピックの開催に向けて競技場や交通網の整備などにかかわるオリンピック関連株、日銀の金融緩和から円安に向かう際にメリットを享受できる輸出関連株、第4次産業革命の本丸であるIoT、ビッグデータ、AI、ロボッ トなど、国策にかかわる企業の株は期待が膨らみやすく、なにか材料(助成金など政府の後押し)が飛び出すごとに株価が上昇する傾向があります。
成長戦略や未来投資戦略などで探すと、国策に関連するキーワードを発掘することができます。

方法3

個別株を選ぶのが苦手な初心者にお勧めの方法。上場銘柄の中には、日経平均株価やリート指数など株価指数に連動して動くタイプの商品「ETF」もあります。
1万円前後の手ごろな価格で買えるうえ、複数の銘柄に分散投資しているので、長期スパンで見ると値動きリスクを最小限に抑えることができるといった特徴もあります。
ETFは、年1回か2回の割合で配当金ももらえるので、これをつかって長期投資すれば、配当でもうけることができます。
国内株式と同じように立会時間内であればリアルタイムで売買ができ、成行き注文や指値注文、逆指値注文もできます。
そのほかETFには、株価が下がると利益が出るタイプのものや海外株式、原油、債券などに投資をするタイプもあります。
高配当ETFなどをまとめたページも用意しましたので、参考にしてください。

方法4

95%の確率で勝てる方法。IPOと呼ばれる新規上場銘柄に投資をする方法です。
会社が証券取引所にはじめて上場するときは、会社は新たに株を発行して、株を買ってくれる投資家を募集します。
募集をかけるときは、たくさんの投資家に株を買ってもらうために公開価格を割安に設定することが通例で、多くの場合は上場して初めて値が付く初値は、公開価格よりも上回ります。
会社が上場して初値がついた直後に株を売れば高確率で儲けることができます。
ただしIPO銘柄は、人気が高く、大半は、新たに発行する株数よりも、買いたい投資家のほうが上回って、抽選になります。
抽選になった場合は、当選しなければ新規公開株を買うことはできません。この抽選で当選する確率は3%程度ともいわれ、狭き門になっています。
ただし、抽選に申し込むのは無料で、取り消しも自由なので、数打てば当たる作戦で申し込んでいけば、当選可能性も上がります。
注意点として、コロナショックなど株式市場の地合いが悪いときは、公募割れも増える傾向があるので、要注意です。

IPO銘柄の選び方 こんな銘柄が買われやすい!

方法5

割安で放置されてい大型株を探す。会社の歴史が長く、時価総額が大きいメガバンク、スーパーゼネコン、大手自動車メーカー、大手電機メーカー、大手商社など有名企業は、株価が大きく下がっても、底力があるので立ち直りやすく、このような銘柄を見つけたら買いのチャンスです。歴史が長いというのは、ピンチにも強いから生き残っているという見方もできます。
大型株は、 倒産した場合に経済に与える影響もきわめて大きいため、国の援助を得られやすいという側面もあります。
株価下落の原因が、会社の不祥事ではなく、グローバルな金融相場に引きずられて大きく下がっている場合などは、とくに買いのチャンスです。

株価が割安であるかどうかは、PER(ピーイーアール)、PBR(ピ-イーアール)という投資指標を使って判断するのが一般的です。この指標は、1株当たりの利益や会社が持っている財産に対して、今の株価がどの程度の水準にあるのかを見る指標です。数値がいくつなら割安であるのかという明確な基準はありませんが、PERであれば、だいたい15%以下、PBRなら1%以下で割安というのがひとつの目安です。

中長期投資家のトレンドを示す週足を使ったゴールデンクロスは、比較的信頼が高いといわれています。

方法6

不祥事など、悪いニュースが取り上げられると、パニック売りが加速して一時的に株価が急落し、売られ過ぎの状態になることがあります。しかし不祥事の内容が、一時的な業績悪化や会社の継続にそれほど影響がないケースでは、直後に反発することがあります。
急落後の反発を期待して、買い注文を出す方法もあります。
急落株は、下落株ランキングから探すことができます。

方法7

地震や火山噴火、洪水など、自然災害が発生すると、株式市場全体の株価が下がることがありますが、この場合でも災害復旧・復興に関連する建設や防災関連銘柄は受注期待から、株価が上がる傾向が見られます。
株価は会社の将来の業績を織り込んで動くので、決算の内容が良かったとしても、その時は将来の業績が株価に織り込まれていて時すでに遅し場合がほとんどです。
しかし自然災害は、事前に予測することができないので株価に織り込むことができません。そのため災害の起きた直後は関連銘柄が買われやすい傾向にあります。

方法8

人気の優待銘柄は権利落ち日に株価が大きく下がり、その後はゆっくり株価を戻していくパターンがみられます。業績不振に陥っていない企業で優待内容に魅力がある銘柄は、権利落ち日以降、株価が大きく下落したところで値上がりを期待してあらかじめ仕込んでおくという方法があります。例:総合商研 北海道特産品を株主優待として提供している7月末決算の会社。過去3年間の株価チャートを比較すると、権利落ち日に急落し、その後に株価がじりじりと上昇するパターンを繰り返しています。

方法9

新製品や新サービスを開発し、それが画期的でマスコミに大きく取り上げられた会社の株など。
独自性が高く、競合が少ないニッチマーケットであれば、さらに株価上昇期待が高まります。
値上がり率の高い銘柄の中には、商品やサービスがヒットして株価が上がった銘柄もあります。値上がりした会社のWEBから、リリースなどをチェックして、値上がりした原因を探ってみましょう。
(例)
・インフルエンザを一日で治療できる新薬を開発した塩野義製薬(4507)は、発表があった2015年10月30日以降株価が続伸。
・画質が4倍(4K)のスマートフォン向けの有機ELを開発したVテクノロジー(7717)は、発表があった2015年4月6日以降上昇トレンドに転じた。
・新型インフルエンザやエボラ出血熱感染者に対して有効な「アビガン」を開発した富士フィルムHD(4901)は、長期にわたって上昇トレンドを続けている。
・2019年6月3日 町を歩きながら敵と対戦しレベルを上げていくスマホ版の位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」を発表したスクウエア・エニックス

方法10

証券会社のホームページの中には、「スクリーニング」と呼ばれる機能を利用できるページがあります。割安な株や、財務の健全な銘柄、高配当株、ゴールデンクロスした銘柄やデッドクロスした銘柄などを絞り込むことができます。
日本市場は外国人投資家の比率が高く、近年では総売買代金の約6割から7割を占めています。外国人投資家はROE(自己資本利益率)を重視すると言われています。
ROEが5%を目安に探してみる方法があります。

方法11

株価がおよそ500円未満の銘柄を低位株といいます。このような銘柄は、これ以上下がりようがないという底値圏で横這いに動いていることが多く、上がるタイミングと下がるタイミングが読みやすいものがあります。
たとえば、株価が200円まで落ちたら上昇しやすく、株価が500円まできたら下がりやすいという、決まったリズムで動いているものがあります。
このような銘柄を探して、株価200円で買い、株価500円で売る超短期トレードを繰り返して、コツコツ利ザヤを積み上げていくといった方法もあります。
このような銘柄は、最低売買価格も安いので証券会社の手数料も、ほぼ無料で取引ができます。

低位株をまとめたページはこちら。

当サイトでは、低位株を使ってサヤ取りの練習ができるページも作りました。トレーニングは、上記のページからアクセスできます。
ただし低位株は、財務状況が悪いものが多く、上場廃止のリスクもあるので、注意しましょう。

 

銘柄選びに悩む女性





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